ゴルフ大好きのタレントのユージが、ドライバーの飛距離アップを目指して365ヤードの飛距離を誇る美人プロの高島小百合のレッスンを受講! ドライバーのスピン量減少に取り組む!

吹け上がりとスピン量増の原因はスウィング軌道にあった

高島:ユージさん、ゴルフがメチャクチャ上手だって聞いていますよ。

ユージ:いやいや。良ければ80台の前半も出るんですけど、基本的には90台の中に収まっていますから、そんな上手くはないです。

高島:ベストスコアはいくつなんですか。

ユージ:ベストは82です。

高島:じゃあまだ70台は?

ユージ:ないんですよ。長いこと80の壁を越えられなくて。もう今は90台で安定しちゃっているので。

高島:伸び悩んでいる原因、自分なりにどう分析していますか?

ユージ:ドライバーですかね。周りの人は「すごい飛んだね!」って言うんですけど、スピンがかかりすぎて球が上がっちゃって、結果的に思ったより飛んでいないことが多いんですよね。昔、野球をやっていたんです。それでアッパースウィングみたいになっているから球が高く上がっちゃうのかなと思うんですよ。

高島:はぁ〜、なるほど。じゃあちょっとスウィングを見てみましょうか。

――ユージの使用ドライバーはテーラーメイドのM4。ロフト9.5度モデルだが、ネック調整機能でさらにロフトを立てて吹け上がり気味の弾道の対策を図っているようだ。実際に計測してみるとヘッドスピード47.2m/sで総飛距離250.5ヤード。打ち出し角は19度で、スピン量は3790rpmと多めだった。

高島:確かに高くて吹けちゃっていますし、スピン量がかなり多いです。理想は2300くらいですから。

ユージ:じゃあ、2300を目指していきます。

――数球打ち、ヘッドスピード50.9m/s越え、総飛距離294.9ヤードのビッグドライブが飛び出すも、スピン量を見ると3312rpmとやはり多めな結果に。

高島:ユージさん、今どんなイメージで打ちましたか。

ユージ:球に回転をかけないように、なるべくロフトを立てて打つイメージで打ちました。でもさっきより何でスピン量が下がらないんだろう?

高島:ユージさんは球が吹け上がる原因は、ソコだと思います。

ユージ:え、どういうことですか?

高島:元々、アッパースウィングが原因だと自身で分析されていましたけど。でもそれは逆で、実は元々、上からクラブが入ってきていたんです。それをスピン量を抑えようとして、さらにロフトを立てて打とうとするので、逆にスピン量は減らないということなんです。

ユージ:上から入れてきて、こすっちゃっているということですか?

高島:そうですね。上からクラブを入れようとすると、基本的にアウトサイドインのカット軌道になります。だから、ロフトを立ててフェースを閉じようとしてもカットに振っているのでスピンの多いスライス回転がかかってしまうんですよ。

ユージ:自分の勝手な意識の中で、多分、下から上に打っているから球が上がりすぎるのかなと思っていたんだけど、逆だったんですか。

高島:そうなんですよ。

右ひじを内側に絞るようにバックスウィング

高島:あともう一つ気になったのが、トップでの腕の形なんです。トップで左手が甲側に折れてしまうんですよ。ココが折れてしまうと、トップで右わきが空きやすくなり、クラブが立ちやすくなるんですね。立った状態でクラブを下ろしてくると、アウトサイドインのカットの軌道になりやすいんです。そこも原因に一つなのかなと思いますね。

ユージ:なるほど。

高島:バックスウィングでクラブが腰の高さまで上がった段階で、すでに左手首が甲側に折れ気味ですね。高島:これを右ひじの使い方で調整をしていきます。右ひじを内側に絞りながらクラブを上げていくイメージでバックスウィングをしてください。そうすると左手は絶対に甲側に折れないから、勝手にフェースが開いてきます。

ユージ:本当だ、左手の甲が真っすぐになりやすい。

高島:この右ひじを内側に絞る動きって、感覚としては「手が前に出て、ヘッドは後ろに動く」というふうになるんですけど、バックスウィングのクラブの上げ方って、こういうイメージなんですよ。

ユージ:そういうイメージはなかったです。

高島:多くの人は、スウィングプレーンを手元(グリップ周辺)で作ろうとしているんです。そうすると、すごくクラブがインサイドに入ってしまって、右ひじが空き、クラブが立って上がっていきます。これがカットスウィングに繋がるわけです。

ユージ:自分がそうなっていたわけですね。

高島:スウィングプレーンはヘッドが通る軌道です。そこで、ヘッドをスウィングプレーン上に乗せてくるためには、テークバックの最初に少し手を体の正面側に出してやると右ひじが絞られてクラブヘッドが後ろに動いてくる。その動きを体の回転と一緒にやっていくと、プレーン上の良い位置にヘッドが上がっていくんです。

ヘッドがスウィングプレーンに乗ったら手を縦に上げてトップ位置へ

高島:バックスウィングの初期段階でヘッドがプレーン上に乗ったら、バックスウィングの後半はクラブヘッドではなく手を縦に上げていきます。「手は高く、クラブヘッドは低く」というイメージです。

ユージ:クラブヘッドはどこに上がるんですか。

高島:クラブヘッドは上ではなく、後ろに行くイメージです。クラブヘッドが後ろに行くと、手が上に上がってくれるので高いトップになる。高いトップになるとダウンスウィングでクラブをインサイドから下ろしてきやすくなります。インサイドから下りてくればアッパーめにクラブを入れて来れるので、カット軌道ではなくなりますよね。

ユージ:なるほど。バックスウィングでクラブを立てることを意識しちゃダメということなんですね。

高島:クラブを立てるのじゃなく、手が縦に上がっていくんです。

ユージ:こういうこと?(写真A)

高島:そうそう。だいぶ変わりましたよね。これで一度打ってみましょうか。

――結果はヘッドスピード45.3m/sで総飛距離264.5ヤード。スピン量も2372回転まで減少し、目標としていた2300回転に近づいた。

高島:スライスが減りましたし、スピン量が減りました!

ユージ:うれしいです!

高島:正面から見るスウィングも、ヘッドが走った後に体がついてくるフィニッシュになっているので、凄く軸で回転しているスウィングに見えます。前のスウィングは、カット軌道だから、体と手が一緒にフォローでインサイドに抜けていたんですよ。つまりフェースターンが上手くきていなかったんですよね。今みたいにトップが高い位置で決まって、インサイドからアッパーに入ってくると、軸回転でフェースターンも上手くできているスウィングになりますよね。

――教わったスウィングにも慣れ、次第にスピードを上げていくユージ。最終的にはヘッドスピード51.5m/sでトータル312.0ヤード。センターよりやや左に外してしまったものの、スピン量も2211回転と低スピン弾道に!

高島:飛ぶ! しかもスピン量が2200台まで下がりましたね。

ユージ:本当だ! 今の忘れたくない。もう一回……。

高島:ボールが上がらないからアッパーに打とうとか、逆にユージさんみたいに上がりすぎるから上から打とうとか思う人は多いと思いますけど、それは逆なんですよということが分かって貰えましたかね。

ユージ:今日は、初めて指摘されることがたくさんありました。凄い、分かりやすかったです。

高島:多分、このまま上達すれば330ヤードくらいは行くと思いますよ。

ユージ:いや、行きますね。

高島:その時は、ドラコン大会に出て欲しいですね。

ユージ:もうちょっと長いシャフトにしてね。ドラコンやってみたいです! その時はまた、ご指導をお願いします。

高島:もちろん!