2024年2月27日、サントリーホールディングスが一昨年の全米女子アマチャンピオンで、昨年JLPGAのプロテストを合格した馬場咲希との所属契約を締結、都内で発表会が実施された。なお、サントリーと馬場は昨年にスポンサー契約を結んでおり、いわゆる“昇格”した形になる。

宮里藍&渋野日向子がエール

サントリーの所属契約は2004年の宮里藍、2020年の渋野日向子に次ぐ3人目。発表会には所属先の先輩である宮里藍も登壇し、サントリーが世界で初めて開発した青い薔薇「サントリーブルーローズ アプローズ(花言葉/夢叶う)」を馬場に贈呈した。

「馬場さんとの出会いは“宮里藍インビテーショナルsupported bySUNTORY”で、彼女が高校1年生のときだったと思います。第一印象は体は大きいけど、細くて控えめな女の子。それでもティーイングエリアでスウィングすると大きなアークで体がより大きく見えたのを覚えています。そして、ヘッドスピードが速くて飛距離が出る子だなと。飛距離は持って生まれたモノなので、それを上手く生かして、翌年には全米女子アマを優勝。インビテーショナル(ジュニア大会)からサントリーレディス(JLPGAレギュラーツアー)、サントリーレディスから全英女子(米LPGA)と駆け上がってくれる選手が同じ所属先になってとても嬉しいです。エプソンツアーの経験はないのですが、アメリカは移動距離も長く、厳しいと思います。とはいえ、彼女の明るさと技術の高さで頑張ってほしい」とエールを送った。また、ビデオメッセージで登場した渋野日向子は開口一番、親しみを込めて馬場の愛称である「てばさき〜〜〜」と嬉しそうに発し、「藍さんと3姉妹で頑張りましょう」と締めた。

司会者から「渋野選手から『3姉妹』という言葉が出ましたが」と振られた宮里は「馬場さんとは20歳くらい違うので、3姉妹というのは渋野さんが配慮してくれたんだと思います。馬場さんは妹というより、人柄を含めて応援したくなる選手。一緒にサントリーレディスなどを盛り上げていければいいと思います」と述べた。

トークセッションで馬場から海外ツアーのアドバイスを求められた宮里は「移動距離が長いので連戦だと疲労感がぜんぜん違います。あとは、荷物がなくならないことを祈ることですかね(笑)。貸しクラブでラウンドするプロもいるので。予測と準備が大事だと思います。私も馬場さんと同じくらいの歳で海外への思いが強くなったので、海外で活躍したいという気持ちはものすごくわかります。とにかく、米ツアーに行って、やってみて、馬場さんにしか出来ない経験を積んで、結果に結びつけばいいし、結果は出なくても、この先の人生に活きると思うので楽しんで!」と所属先のサントリーに根付く『やってみなはれ』精神が大事と説いた。

これを受けて馬場は「今年は米国でのプレーが多くなります。昨年もスポンサー契約でサントリーにサポートいただき、海外メジャーにも出れました。『やってみなはれの精神』でぶっ飛ばせるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と笑顔で会を締めた。

PHOTO/Tadashi Anezaki