今年こそは飛ばしたい、どうにかして飛距離アップしたいと、多くのゴルファーが思っているはず。そんな中、クラブナビゲーターの吉田氏の目にとまったのは「飛距離特化型」をうたったシャフト!

新しい年になってドライバーの飛距離アップを課題にされているゴルファーは多くいると思います。今回取り上げるシャフトはふたつともメーカーが自ら「飛距離特化型シャフト」と、性能をハッキリと言い切っているものです。その実力はどんなものか性能を探ってみることにました!

スライスを減らして
飛ばせる「VECTOR」

まずはデザインチューニング「VECTOR」です。

弾道のコントロールを徹底的に目指した「ベクタリングテクノロジー」によりヘッドの遅れを抑制し、ダウンスウィングからインパクトの先までシャフトが走り抜ける挙動を実現するというシャフト。重量は3種類で40グラムは「 R、 S 、X」、50グラムも「 R 、S 、X」、60グラムは「 S とX」といラインナップです。今回は各重量のSフレックスを打ってみました。
40、50グラム台はさすが「飛距離特化型シャフト」というだけあってスピード感があります。
インパクト後に素早くフィニッシュまで振り抜けるような感じがします。シャフト先端部は比較的軟らかく、ボールをとらえる動きが加わり、自然とドロー回転になる感じですね。スライスを減らすことで飛距離アップができるシャフトといえるでしょう。

60グラム台のほうは50グラム台よりも手元がしっかりしている感じがします。
「VECTOR」のもつスピード感に加え、粘り感と押し込み感がプラスされます。シャフト挙動は40、 50グラムと同じような動きですが、インパクトがより厚く当たる感じがします。

とくにオススメしたいのはスライサーでもっと飛ばしたいという人ですね。
アウトサイドインのスライサーにとって「VECTOR」は、切り返しがスムーズにできるためスウィング軌道が修正しやすく、ヘッドスピードとミート率が上がります。バックスピン量も減るので飛距離アップを可能にしてくれるといえます。
ボールの打ち出し角度を上げたい人や、ボールをよりつかまえたい人にもいいですね。
スペック的にいちばん特徴が出ているのは「50S」ですが、スムーズな切り返しはどのスペックにも共通していますので、ヘッドスピードよるスペック選びではなく、試打して振ったフィーリングで好みのスペックを選ぶのもいいと思います。

「Rafale Ma1.0」は
フィニッシュまで一気に加速

もうひとつの「飛距離特化型シャフト」はネクストゴルフの「Rafale(ラファール)Ma1.0」。
カタログには目指すは「世界最速シャフト」と書いてあります。こちらのシャフトは50グラム台のみ、「 R、 S、 X 」の3フレックス展開でSフレックスを試打してみました。
打ってみるとシャフト全体に適度な「ハリ」を感じます。シャフトのどこかが潰れることなく、シャープでスピード感がありますね。
実際に測定器で見てもヘッドスピードは確実にアップしています。一気にフィニッシュまでヘッド運んでくれるようなイメージで、インパクトで当たり負けもしないのでミート率は落ちません。バックスピン量は少なめです。
このような動きをするシャフトは手元剛性が強く、トルクも少ない物が多いので硬く感じるのですが、「Rafale Ma1.0」はそういう印象はありません。

アマチュアゴルファーの中でもある程度スキルがあるスウィンガータイプにメリットがあると思います。適度なボールのつかまりで左へつかまり過ぎることもなく、ヘッドスピードアップとボールスピードアップの両方で飛距離アップを目指す人にオススメです。

このシャフトの特徴がいちばん出ているのはフレックスS。

ぜひ海外メーカーの大型ヘッドとのマッチングで試して欲しいフレックスです。
シャフトのしなりを感じて振り抜きたい人にはRがオススメです。