辻村特派記者と一緒にオーガスタにいる週刊ゴルフダイジェストのツアー担当N。マスターズ最終日の朝にドライビングレンジに立ち寄ると、ある選手がたった1人で球を打っているのを目撃! それは現世界No.1プレーヤーであり、最終組のスコッティ・シェフラー。彼の姿を見て、筆を取らずにいられなかった編集Nからの原稿を紹介しよう!

さあ、いよいよ第88回マスターズトーナメント最終日の朝を迎えました。朝7時半、オーガスタ名物の1つでもある「ギャラリーの椅子置き競歩大会」を見送った後、歩いてプレスビルディング(撮影不可なのが残念ですが、メディア用の施設がまた豪華ですごいのです)まで向かっていたところ、途中のドライビングレンジでただ1人、球を打つ選手が。誰かと思えばスコッティ・シェフラー。最終組のため現地時間14時35分スタートにも関わらずです!

ご存じの方も多いと思いますが、現時点までのスタッツをおさらいすると、パット以外は軒並みツアートップランク。グリーンの貢献度を除いたSGティー・トゥ・グリーン1位、グリーンを狙うショットの貢献度も1位、ティーショットの貢献度が2位、グリーン周りが5位と、パット以外にもはや死角なし(パット貢献度は97位なのです……)。

もちろん平均スコアは1位、バーディ率も1位、バウンスバック率も1位と、PGAツアー選手たちが「
スコッティが勝つなら仕方ない」と口を揃える気分もわかります(ちなみに最終日の平均スコアも1位)。

そんなシェフラーがスタートの7時間以上前から練習しているとは恐れ入るばかりですが、マスターズでのスタッツはこちら。

(左からパーオン率 / FWキープ率 / 平均パット数)
第1ラウンド:72.2% / 85.7% / 1.44
第2ラウンド:55.6% / 78.6% / 1.50
第3ラウンド:63.0% / 83.3% / 1.61
3日間平均:63.0% / 83.3% / 1.52

ちなみに2位のコリン・モリカワの3日平均同スタッツは
66.7% / 88.1% / 1.56
3位のマックス・ホーマは
70.4% / 76.2% / 1.65

2日目、3日目と強風吹きすさぶなか、トップ3のスタッツは「さすが」としかいいようがありませんが、ちょっと気になるのがシェフラーの平均パット数。

シーズン通じてのパット貢献度は低いものの平均パットは1.668でツアー2位。それに対しマスターズでの平均パット数は1.52と数値だけ見ればいつもより調子が良い面もある気がします(平均パット数はパーオン率が低いほうが少なくなる傾向にありますが)。

実際、たびたびシェフラーの組に着いてみていましたが、パットの調子は良さそうです。

数値で見ても有利な“圧倒的王者”が一番先に練習場へ……。これはもしや?

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