飛距離不足を解消したいゴルフ女子がシャフトフィッティングに挑戦してみたら、合うシャフトと合わないシャフトがわかっちゃった!? その模様をレポート。

こんにちは、ゴルフ記者S子です! 寒い季節も終わりも迎え、春に向けて猛練習しているゴルファーも多いのではないでしょうか?

S子もそのうちのひとりですが、去年から変わらず悩みはドライバーの飛距離不足。平均飛距離180ヤードをなんとか200ヤードに伸ばしたいな〜と必死に練習していますが効果なし! そこでクラブを見直すためにシャフトフィッティングを受けることを決意しました!

お願いしたのは代官山「プレミアムゴルフスタジオ」でフィッティングを行う吉田智さん。有名プロをたくさんフィッティングしているという凄腕フィッターさんなんですよ〜!

ウワサによると吉田さんは合うシャフトだけではなく「選んではいけない・合わないクラブ」も教えてくれるみたい。S子が使用しているのは三菱ケミカルの女性専用シャフト「ELDIO NO.6 50SR」ですが、合っているシャフトなのかも含めてフィッティングしてもらいたいと思います!

S子はフィッティングというと「自分に合うクラブ」を教えてくれるイメージが強いです。なので、なぜ吉田さんは「合わないクラブ」もあえて打たせてくれるのでしょうか?を最初に質問することに。すると、こんな答えが返ってきました。

「コースへ出ると唯一自分の味方となるのはクラブです。だからこそ、プレッシャーや緊張から自分の頭が真っ白になったときでも『振れる』クラブを選んであげることが大事だと僕は思います。自分に合わないシャフトではそれができないですから、自分にとって選んじゃいけないものを覚えておくと、クラブを選ぶときの失敗が少なくなると思うんです」

なるほど〜! たしかに、どんなに評判のいいクラブでも、自分に合わなければ結果は出にくいですよね!そして、合わないクラブをあえて打つことで、合うクラブがよりはっきりわかるということみたいです。

早速フィッティングをしていきますが、吉田さんが選んだシャフトを2球ずつ打っていきます。正直「少ないな〜」と思いましたが、普段ティーイングエリアから多くても2球しか打たないですもんね(3球、4球と打つこともありますが……)。沢山打っても正確な計測ができないということのよう……納得です!

フィッティングで基準となるのは「打っていて気持ちいいかどうか」だという吉田さん。先調子、中調子、元調子といわれるシャフトのしなるポイント(キックポイント)が、自分のスウィングに合うか合わないかが大事で、合わないシャフトを使うと「スウィング自体が変わってしまう」らしいです。

実際に打ち比べるまで分からなかったんですが、様々なシャフトを打っていくことで「打ちにくくて、気持ち悪い」というシャフトが出てくるんです。それがどんなシャフトだったかというとS子の場合は先調子系。

「先調子、中調子、元調子、この3つのシャフトを打ってもらいましたが、先調子のシャフトを打った途端、ダウンスウィングで手首を解いて右肩が出てきて低い左に飛び出す球が出ていましたよね。つまり、S子さんの切り返すタイミングに先調子が一番合っていないので、選んではいけないシャフトということがわかります」

自分では同じようにスウィングしていたつもりでも合わないクラブによってまったく別のスウィングや変なクセが出てしまう。そしてそれを感覚的に「振りにくいな〜」と感じているようです。

いくつも用意してくれたシャフトを打ち比べていくと、振りやすいと感じるシャフトを3本まで絞れてきました!それが三菱ケミカル「ELDIO NO.6 40SR」、マミヤ「AUGA 40R」、フジクラ「スピーダーエボリューション6 474 R」。これらはすべて中〜元調子系のシャフト。S子は「手元が柔らかくて全体がしなるシャフトが好き」ということがわかるそう。

ここからはまるでトーナメント方式の勝ち抜き戦。打ち比べて打ちやすいシャフトが残って、最終的に残ったものがS子に合うクラブになるわけですが、どれも打ちやすいというのが正直なところです……。

実はこの時点で様々なシャフトを100球以上は打っているので疲労困憊状態(笑)。ラウンド終盤になると疲れてミスが目立ったりしませんか?まさにその状態だったんですが、それでも振りやすいなと感じるシャフトが1本だけあったんです!

そのシャフトはなんと三菱ケミカル「ELDIO NO.6 40SR」。……あれ、いつも使っているシャフトと同じ? と思いますよね(笑)。S子もビックリしましたが、使っていたシャフトの重量違いのものが一番振りやすいという結果でした!

「S子さんにとって50グラム台は重たいのでオーバースウィングにもなるし、振り遅れの原因になる。その振り遅れを修正しようとするから変なクセもついて結果的に飛距離は出なくなってしまうんですよ。ただ感覚的にシャフトのしなり方は合っているものを選んでいたんだと思いますよ」

40グラム台のシャフトを使うことで振りやすさはもちろん感じていたのですが、実は最後まで残ったシャフト3本は飛距離の変化が見られたんです。最初に私の飛距離は平均180ヤードと話しましたが、この3本はコンスタントに200ヤードが出ていて、20ヤードも飛距離が違っていたんです! 重さとキックポイントによって大きく結果が変わっていたことに驚きです!

やっぱり自分だけではどのシャフトが合っているのかわかりませんし、合っているシャフトを使っていたとしてもそれに気付かずに変えてしまう可能性もありますよね。そして「合わないシャフト」を知ることで今後のシャフト選びにも役立つはず!

みなさんもぜひ、「シャフトフィッティング」試してみてくださいね!

撮影協力/プレミアムゴルフスタジオ代官山