ゴルフ大好きタレントのユージが、つねに80台を出す安定したゴルフを目指して宮田志乃プロに弟子入り。最低でもボギーで上がるためのマネジメント習得を目指してレッスン。今回は、『難しい所にピンが切ってあるパー3ホールの攻め方』をレクチャー!

――千葉バーディクラブの5番パー3、2段グリーンの上の段に切ってあるピンまでの距離は145ヤードというロケーション。この難しいピン位置に対して、最低でもボギーで上がるために、絶対に避けるべきことをユージにレクチャーした。

宮田:このホール、ティーイングエリアに立ったときに、ユージさんはどんなことを考えますか?

ユージ:まずグリーンの左手前にバンカーがあってピンはそのバンカーの奥に切ってあるので、ティーショットのショートは絶対にダメ、できればピンと同じ2段グリーンの上の段に付けたいですね。

宮田:正解です。最低でもボギーで上がるなら、下の段は絶対にダメです。では次に、グリーンのどこを狙っていくつもりかを教えて下さい。

ユージ:ピンが切ってあるグリーンの左サイドは狭く見えますし、やはりバンカー越えはリスクがありますよね。そこでグリーンの右側に目をやると、凄く広いじゃないですか。だからここはよく言われるセーフティを選択して、グリーンのセンターから右側を狙うのはダメですか? ミスをしても下の段のグリーンには乗ると思いますし。

宮田:それが、絶対にダメなんです。グリーンの右サイドを狙ってショートし、下の段に止まってしまった場合、次の2打目は長い距離の傾斜を斜めに駆け上るようなフックラインのパッティングが残ります。もしこのファーストパットで段を上り切らなかったときには、ボールは下の段に戻って来ちゃいますから、そうなると3パットはもちろん4パットもありえます。そんなリスクはとってはダメですよね。

ユージ:なるほど。ココはピン狙いで確実に上の段に打っていくべきということですね。

――狙いどころが決まったところで、次にポイントとなるのは2段グリーンの狭いエリアに確実にオンをさせるためのクラブ選びだ。

宮田:ピンまでの距離は145ヤードで、2段グリーンの上の段に乗せるには135ヤードは必要です。安全に大きめの番手で打ちたいところなんですけど、ピンは奥に切られているので150ヤードを打ってしまうとグリーンオーバーする可能性が高くなり、そうなると返しのアプローチが難しくなります。そこで、145〜150ヤードが打てるクラブがあったらいいんですけど。

ユージ:いや、難しいなぁ。9番が135〜145ヤード、8番だと150〜160ヤードくらいなんです。この中間の距離を打てるクラブがあればいいんですけれどね。

宮田:ここで重要なのはキャリーの距離です。8番アイアンの場合キャリーで150ヤード飛ぶとなると、グリーンをオーバーする可能性が高いですよね。

ユージ:となると、9番でしっかりとピンを狙えばぴったりキャリーで2段グリーンに乗って、グリーンの手前で止まる計算になりますよね。OK! じゃあ9番で行きます。

――2段グリーンの上の段に切ってあるピンに対するパー3ホールで、狙い所と打つクラブは決まったが、ユージは不安が残っていた。9番アイアンのキャリーは135ヤードなので、2段グリーンの上の段に乗せるにはギリギリの飛距離になる。もし少しでもダフッたりすれば、上の段から下の段にボールは転がり落ちる可能性もある。そこで、宮田プロからワンポイントアドバイスが送られた。

宮田:9番だと若干不安感もあると思うので、ワンポイント、アドバイスしますね。ほんの少しだけ、ティーアップを5ミリから1センチほど高くしてみてください。

ユージ:何でですか?

宮田:パー3のティーショットはダフるのが一番嫌なので、ティーアップを高くすることでその心配をなくすんです。

ユージ:なるほど。

宮田:あと、少し高くすることでボールをクリーンにヒットすることができるので、あと2〜5ヤードほど飛距離が欲しいなというときにも効果がありますよ。違和感が出るほど高くすると逆にミスを誘発してしまうので、気持ち悪くないくらい程度に浮かせるだけでもいいと思います。

ユージ:普段よりほんのちょっと高くするだけで距離が伸びるんですね。狙いどころも含めて勉強になりました、ありがとうございます!

撮影協力/千葉バーディクラブ
写真撮影/野村知也