男子ツアーで史上7人目のアマチュア優勝を果たした杉浦悠太のミズノブランドアンバサダー就任会見が都内で行われた。

ギャラリーが多いプロになるのが夢

会見に登壇した杉浦悠太は「小さいころからご縁があって使用しているクラブであるミズノのアンバサダーになれてすごく嬉しいです。プロになってこれからがスタートなので、気を引き締めて頑張っていきます」と話した。ミズノの良さを聞かれると「やはり何といってもアイアンの顔と打感です。アイアンが得意ということもありますが、顔と打感がいいと弾道がイメージしやすく、自信を持って振れるんです。優勝したダンロップフェニックスのときもそうでしたが、厳しいところにピンがあってもしっかり攻めていける。まさに“神”のようなクラブです」と答えていた。

会見ではルーク・ドナルドからのビデオメッセージがあり、「何も聞いていなかったので、本当にびっくりしていますし、感動しています。ドナルド選手は世界一を獲得し、ダンロップフェニックスを連覇、そして同じミズノを使っていることから、中学生時代から憧れのプロ。ドナルド選手のようなショットメーカーになれるように頑張ります」と笑顔で語った。

また、司会者から「ダンロップフェニックスに優勝し、ミズノ契約プロという点が同じルーク選手と杉浦選手ですが、もうひとつ共通点があります。それはクラブの作り手(ミズノでは“マイスター”と呼ぶ)が伊藤友男マイスターだということです」と紹介。その伊藤氏は「杉浦プロは中学1年生の頃から自社の養老工場へ毎年のように来てフィッティングをしています。いまのアイアンは『JPX923 ツアー』ですが、ライ角も標準ですし、市販品とほぼ同じモデルです。はじめて会ったときは『こんなに小さい男の子がゴルフなんて、本当に大丈夫かな』と思いましたが、高校生くらいから体格も良くなり、ナショナルチーム入り。そして昨年レギュラーツアーで優勝なので、感慨深いですね」と話す。杉浦プロのこだわりを聞くと「ヘッドは小さすぎると安心感がなくなるようで、ツアーモデルでも大きめのモノがいいと言っています。『JPX 923 ツアー』は2〜3年ほど使用してもらっていますが、その前までは『ミズノプロ』のマッスルバックでした。そのモデルは現行品である『ミズノプロ241』よりも大きくて良かったようですが、このモデルが出たらすぐスイッチして。ミズノのアイアンには“ルークソール”と呼ばれるソールのヘッド後方を削り、抜けを良くしたソール形状があるのですが、杉浦プロもそのソール形状を愛用してくれています」と杉浦が憧れているルーク・ドナルドとの共通点を話してくれた。

杉浦のプロ初戦は今年1月にファイナルQTを突破したアジアンツアーの「ニュージーランドオープン」。小学生時代から師事するETGA愛知校の奥雅次プロと昨日まで鹿児島で合宿をしていたようで、「昨年からいい調子がキープできています。大きく変えたところはなく、細かな点を調整した5日間でした」といい、オフに充実した調整ができた模様。今年の目標を聞かれると「賞金王!」と力強く語り、「ダンロップフェニックスでは松山英樹プロやブルックス・ケプカプロのような招待選手が多いなかで優勝できたことが自信に繋がっています。国内レギュラーツアーでも強い選手は多いですが、あのときのプレーが出来れば賞金王も可能だと思います」とのこと。すでに優勝しているからか、会見では終始リラックスした表情で、受け答えもはっきり。ツアーで人気になること間違いない逸材だ。

今年は「日本ツアーがメインで、空いている週にアジアンツアーがあれば参加という感じです。賞金王もそうですが、ギャラリーの多い選手になりたい。歓声が大きければ大きいほど気分が乗っていくタイプだと思うので、応援よろしくお願いします!」という。近隣で開催されるJGTOレギュラーツアーを観戦した際は、杉浦悠太に注目してみるのはいかがだろうか。

●使用予定クラブ(2月18日現在)

1W●ST-X 230 or ST-G ※テスト中
3W●ST-G ※テスト中
3U●Mizuno Pro ユーティリティ
3I●Mizuno Pro FLI-HI
4I〜PW●JPX 923 TOUR
52-07●ミズノ オリジナル ※テスト中
58-08●ミズノ オリジナル ※テスト中