初心者や女性ゴルファーの姿も多く見られるようになっている昨今のゴルフ場。ゴルファーの門戸を広げるべく、最近は愛犬をゴルフ場へ連れていくことができるサービスも広がりつつあり、じわじわ浸透中。
愛犬同伴ラウンドできるゴルフ場、増加中
首都圏の愛犬家ゴルファーから人気が上昇しているのが、千葉県にあるパブリックコース、ABCいすみゴルフコース。3年前から“犬同伴ラウンド”を導入し、これまでに犬同伴のコンペも開催している。導入の経緯と現在の状況について聞いた。
「きっかけは系列グループにペット関連会社があることでした。来場ゴルファーからも軒並み好評で、最近は1日平均で3〜4件の予約が入っています。ほかのゴルファーもいらっしゃいますので、鳴き声に気を付けていただいたうえで排泄物の後片付けやリードを付けていただくことをお願いしています」とは星野共範副支配人。
同伴できるペットは10キロ未満の小型犬に限り、グリーンやバンカーへの侵入は禁止。狂犬病と混合ワクチンの証明書を持参したうえで、1頭ににつき1050円の追加料金でリピーターも多いという。
栃木県のきぬがわ高原カントリークラブも、1頭につき1100円の追加料金で愛犬同伴ラウンドを楽しめるが、こちらは「きぬがわメイト・わんわん友の会」(年次会員)に入会しておくと、ワンちゃん2頭まで入場料が無料になる特典もある。
ほかには、千葉県のブリック&ウッドクラブは、クラブメンバーに限るが、愛犬とのラウンドが可能。
兵庫県にあるよみうりゴルフショートコースは、毎月、平日に1日、土日祝日に1日のペースで愛犬と同伴ラウンドできる「ワンワンDAY!」を開催している。
スタートは午後1時以降、1組2名以上(ノンプレーヤー1名の同伴可)の条件で、1頭ににつき300円の入場料。トップシーズンは予約開始日に20組あるワンワンDAY!の予約枠が埋まり、キャンセル待ちが出るほどの人気だ。
犬が苦手なゴルファーもいるので、どのゴルフ場も最低限のしつけとリードを付けることをマナーとしているが、愛犬家ゴルファーにはたまらないサービスだ。
※週刊ゴルフダイジェスト2023年6月13日号より
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