1991年のフィル・ミケルソン以来、PGAツアーでアマチュア優勝の快挙を遂げた20歳のニック・ダンラップ。プロ宣言した翌週のプロ初戦、AT&Tペブルビーチプロアマの練習日に撮影したセッティングは、優勝時のまま。

優勝したジ・アメリカン・エキスプレス3日目、60というスコアで首位に立った際、「ショットが本当に好調だった。後は明日次第です」と語ったダンラップ。最終日の前半は池へ入れるなど荒れたが、バックナインでスコアを戻して逆転優勝。この週の平均飛距離は322ヤードを記録した。現時点のツアースタッツは305.2ヤード(17位)。

ドライバーショットが得意で、スイッチが入ると左右に曲がらないストレートボールが続き出すという。現在のモデルはQi10のLS。タイガー・ウッズやコリン・モリカワと同じでロフトは9度。ネック調整はスタンダードのままだが、ソールのスライディングウェイトをドローポジションに移動している。シャフトはHZRDUS(ハザーダス)のスモークグリーンという低弾道&低スピン系のシャフト。

3Wは、ピンG425LSTでロフト14.5度。シャフトは超低スピン&低弾道のテンセイAVシリーズのホワイト。球の上がり過ぎをクラブで抑えているようだ。

3Iは、スリクソンZXユーティリティ。これも高弾道ではなく中低弾道でラインを出していくタイプ。ドライバーから3Iまでのロングショットは高い球ではなく、直進力のある強い球で攻めていくのがダンラップのプレースタイルだ。

アイアンセットのPWを抜いて、ウェッジ形状のGWを入れるのはジョーダン・スピースやジャスティン・トーマス、アダム・スコットらが取り入れているPGAツアーのトレンド。GWは、テーラーメイドMG3ウェッジで、52・56・60度の3本はMG4。

パターは強い順回転を生むマイクロヒンジ・インサートのオー・ワークス。ソールにべったりと鉛を貼った、この#7はネック部分の塗装もはがれ気味で、かなり使い込んでいる様子。ダンラップは、このパターをクロスハンドグリップでストロークする。現在のパッティングアベレージは1.638でPGAツアー1位。ティーショットが安定して飛んで、パッティングも好調。プロ転向後の初優勝も近いかもしれない。

14本のうち11本がテーラーメイドのダンラップだが、ボールはタイトリストのプロV1。プロとしてデビューして、使用ギア契約もこれから変わっていくはず。そこにも注目だ。

スーパールーキーの14本
1W/Qi10 LS(9度)・プロジェクトX HZRDUS スモークグリーン(60TX)
3W/ピン G425 LST(14.5度)・テンセイAV Raw ホワイト(85TX)
3I/スリクソンZX ユーティリティ(20度)・プロジェクトX HZRDUS ブラック106(6.5)
4I〜9I/P7MC・DGツアーイシュー(X100)
GW/MG3(48度)・DGツアーイシュー(X100)
AW・SW/MG4(52度・56度)・DGツアーイシュー(X100)
LW/MG4(60度)・DGツアーイシュー(S400)
PT/オデッセイ オー・ワークス #7(3度)
BALL/プロV1
※スペックは編集部調べ ※スタッツとスペックは2月22日時点

※週刊ゴルフダイジェスト2024年2月27日・3月5日合併号より(PHOTO/Blue Sky Photos)

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