今年の12月はタイガー・ウッズがたくさん見られそうだ。自身がホストを務めるヒーロー・ワールド・チャレンジ(12月1日―4日)に出場が噂されるなか12月10日におこなわれる『ザ・マッチ』第7弾への参戦が決定。17日&18日には息子チャーリー君とともにPNCチャンピオンシップ(親子大会)にも出場する予定だとか。事故による大怪我を乗り越えいよいよタイガーが本格的に始動する?

2018年11月23日タイガーとフィル・ミケルソンが1対1で対決する『ザ・マッチ』第1弾が開催され、勝った方が900万ドル(当時の為替レートで10億円)を総取りする斬新なフォーマットが大きな話題になった。しかし当日は両者本調子ではなくミケルソンが勝利したものの「世紀の凡戦」と酷評されたもの。

あれから4年『ザ・マッチ』の顔だったミケルソンは21年の6月におこなわれた第4弾を最後に出場者リストから消え、21年秋には当時犬猿の仲といわれたブライソン・デシャンボーとブルックス・ケプカが対決しケプカに軍配が上がった。

そして今回の『ザ・マッチ』でタイガーのパートナーとなるのは先ごろ自身9度目の世界ランク1位に返り咲いたローリー・マキロイ。気になる対戦相手はジャスティン・トーマスとジョーダン・スピースの同級生コンビ。ライダーカップやプレジデンツカップで抜群のチームワークを誇る2人が先輩であり親友(トーマスにとって)のタイガーに挑戦状を突きつけた格好だ。

12月10日フロリダのペリカンGCを舞台におこなわれるイベントは12ホールのエキジビションマッチ。ルールやフォーマットなどはまだ発表されていないがターナースポーツで中継されることが決まっている。

タイガーにとってザ・マッチ出場は3回目。ミケルソンとサシで対戦した第1回大会に続き20年5月にはアメリカンフットボールのレジェンド、ペイトン・マニングとのペアでミケルソン&トム・ブレイディを撃破している。

それにしてもヒーロー・ワールド・チャレンジ→ザ・マッチ→PNCチャンピオンシップと2週間ちょっとで3つのイベントに顔を出す過密スケジュールに耐えられるくらいタイガーの体調は回復しているのだろうか?

我々ファンが本当に見たいのはタイガーがトーナメント、いやメジャーで活躍する姿。ツアー新記録となる通算83勝目を挙げる日のためにも無理をせず試合勘を取り戻すべく一歩一歩前に進んで欲しい。

不可能を可能にしてきたスーパースターが今後どんな奇跡を巻き起こしてくれるのか? 目を凝らして見守りたい。