ふとしたきっかけや閃きで一気に腕前が上達した、なんて経験をしたことがあるゴルファーは少なくないはず。男子プロ・今平周吾が、ゴルフを始めたての頃に大きくステップアップするきっかけになったという「フェース面を管理するコツ」を、シングルハンディの腕前をもつイラストレーターの野村タケオが実際に試してみた。

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。みなさんも練習とかしているときに「あっ! わかった!」って思うことありますよね? 僕も当然あります。それこそ1年に何回もあるんですが、コースでやってみると実は「わかってなかった」ってことがほとんど。アマチュアゴルファーあるあるだよな〜と思ったりするのですが、じつはプロゴルファーも、ひらめきがキッカケで”開眼”することがあるらしいんです。

週刊ゴルフダイジェスト6/14号に「上達のヒント満載 プロの開眼物語」という記事が載っていました。いろんなプロの開眼物語が紹介されているのですが、その中でちょっと気になったものがあったので試してみることにしました。

僕が気になったプロの開眼物語は今平周吾プロのもの。今平プロはゴルフを始めてまもなくして開眼したらしいのですが、左手甲をつねにフェース面だと意識して振っているそうなんです。左手甲を管理することで、フェース面の管理につながるということなんですね。そうすると、インパクトのときに左手甲がどこを向いているかを意識すれば、自分の意図した方向に球を打ち出すことができるということです。とくにアイアンショットでは左手甲の意識が強いのだとか。今平プロのあの曲がらないショットにはこんな秘密があったんですね。

さっそく僕も左手甲をフェース面だと意識してボールを打ってみました。今平プロは7番アイアンで練習しているそうなので、僕も7番アイアンで。記事を読んだときは、なるほど左手甲の向きがフェース面の向きだと意識して、コントロールすればいいのねと思ったのですが、これがやってみるとけっこう難しい。そんなに簡単にフェース面をコントロールできないんです。

何球も打っていると、なんとなくわかってきましたが、それでもあまり上手くできない。僕は今までかなり右手の意識が強くて、フェースコントロールも右手でやっていたので、いきなりそれを利き手ではない左手でやろうとしても難しいんですよね。あまり左手の意識を強くしすぎるとシャンクまで出ちゃいました……。今平プロは左利きらしいので、左手の意識でもやりやすいのかもしれません。

では、僕の場合は右利きで右手の意識がもともと強いので、右手のひらをフェース面だと思って振ってみることにしました。これは今までやってきたスウィングとあまり変わらないのですが、より右手のひらの向きへの意識が強くなります。僕にとってはやはり左手甲の意識よりも右手のひらの意識のほうがフェースの管理がしやすいですね。

ただ右手の意識が強くなりすぎると、右肩が前に出過ぎたり、ボールに当てに行く動きが強くなったりして、ミスショットも多くなる感じがします。手打ちがの動きが強くなってしまう感じですかね。やはり本来は左手でフェースの管理をして、右手でパワーを出してやるほうがいいのかもしれません。

いろいろ試行錯誤してみたところ、左手甲でフェース面を意識しておきながら、右手の平でも同時にフェース面を意識するようなイメージが僕には良さそうだと思いました。左手は不器用なので、左手だけでフェース管理をするのではなく、右手も補助的に使ってフェース面の管理をするのが良さそうです。

この練習をやってみて、できればなるべく左手甲でフェース管理ができるようになったほうがいいと感じたので、左手だけでの素振りや、左手一本打ちの練習をやろうと思いました。左手一本打ちが安定してできるようになれば、フェース面の管理ももっとできるようになると思います。そうなれば今平プロのような方向性のいいアイアンショットができるようになるんじゃないでしょうか。

僕はとくに右手の感覚が強いので、左手甲の意識が難しかったですが、人によってはとてもフェース面の管理がやりやすい方法かもしれません。アイアンの方向性が悪い人は、この今平プロの開眼物語を試してみるといいんじゃないでしょうか。

この記事にはほかにも多くのプロの開眼物語が載っているので、一度読んでみると自分にピッタリのイメージが見つかるかもしれませんよ。

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