ドライバーで飛距離を出すために大切な要素のひとつは、ボールを高く上げること。高い球を打つために必要なセットアップやスウィングのコツを、プロゴルファー・大谷奈千代にイラストを交えて詳しく解説してもらおう。

ハイボールを打つためには、いつもより高くティーアップする

いよいよ気候が暖かくなり体も動き始めた今日この頃。寒い季節、練習していた成果を飛距離で発揮できたら最高ですよね!

コースには起伏があるので、打ち下ろしのホールでは傾斜によってボールが転がっていってくれますから、ある程度距離が出やすいのが特徴です。しかし、打ち上げのホールではそうはいきません! 高いボールを打っていかないと距離を出すことができなくなってしまいます。

今回は飛距離アップにも効果的なドライバーショットで高いボールを打つため必要なスウィングをイラストレッスンで解説していきましょう!

ボールを高く打ち上げるためには、クラブの軌道が大切です。イメージはボールを持ち上げるようにスウィングすることです。普段よりもティーを高くしてアッパーブローでスウィングしていきましょう!

そのためには背骨をしっかり右に傾けて右肩の下がったアドレスで構えます。こうすることで、アッパーブローにスウィングできる準備の完成です。

アイアンショットと同じように、背骨が右に傾かず、まっすぐのまま構えてスウィングしまうと、クラブの軌道がレベルブロー、もしくはダウンブローになってしまいます。高めのティーアップでこの構えのままスウィングしてしまうとクラブはボールの下を潜ってしまうので注意が必要です。高めにティーアップした場合、アドレスでの背骨の傾きをしっかりチェックしておきましょう。

アッパーブロー軌道にはハイフィニッシュ!

アッパーブローで振り抜いたフィニッシュは高いポジションで収まるのが正解です。バックスウィングでしっかり上体を捻ったら、腰のターンによって上体を捻り戻し、フィニッシュで左肘を高く持ち上げていきます。目安としてはフィニッシュで左肘と背中が90度になるくらい手を高く上げていきましょう!

ハイフィニッシュに効果的なおすすめドリル

左手一本でクラブを逆さに持ち、右手の甲で左の肘の下を押さえるように当てがって構えます。両腕の状態を保ったまま、バックスウィング・ダウンスウィング・インパクトまで戻ってきたら、そのまま胸が後ろの打席を向くまでグルリと回転していくことができれば、左肘と背中の90度を保ったままクラブを振り抜くことができるようになります。

しかし、インパクト以降、左肘が右手の甲を押し込んで振り抜いてしまうと、左肘が引けた状態になってしまうため、手を高く振り抜くことができなくなってしまうので注意しましょう!

ドリルの最後は右手を外して左手一本でクラブを持ち、スムーズにスウィングしましょう。動作は同じでフィニッシュで左肘が90度もしくはちょっと上がるくらいまで高く振り抜きます。

ドライバーショットで高いボールを打つために必要な動きの確認ができたら、最後は両手でクラブを持ってスウィングしましょう。ハイフィニッシュはドライバーショットでの飛距離アップにとっても効果的です! 是非参考にしてください。