6月17日から3日間の日程で開催される「ニチレイレディス」。花道が狭くピンを狙うには深いバンカー越えになる場合が多い、袖ヶ浦CC新袖Cからプロゴルファー・中村修が練習日の模様をレポート。

梅雨入りした関東に女子ツアーが戻って来ました。開催コースの袖ヶ浦CC新袖Cは2グリーンなので大きさは小さく、ハウスキャディさんに聞くと切れそうで切れないというアンジュレーションも少なめのグリーンです。

フェアウェイは広いのですが、小さなグリーンをピンポイントで狙うにはグリーン手前にあるアゴの高い、深いバンカーを越えてピンを狙う必要が出てきます。シン・ジエが過去4回の優勝を飾っていますが、正確なショットと切れそうで切れないグリーンの読みがこの大会を制するポイントとなりそうです。

昨日の水曜日、今季は最終日にまくって優勝争いを繰り広げる“まくりの青木”こと青木瀬令奈選手の練習ラウンドを見て歩きました。「このコースではバンカー越えのピンを狙うことが多いので、とくにバンカー練習を重点的にやっています」と毎日ホールバンカーにボールを投げ入れ練習します。

ギリギリ越えなかったケースを想定してエッジ付近にボールを投げ、転がったところからバンカーショットをしていました。この日は雨でバンカーの砂が重く硬く、感触を確かめながらの練習です。

構えてスタンスを決めると、ヘッドの重さを感じるようにヘッドを上下に揺らし縦にワッグルをします。「クラブの重さで打ち、砂をターゲットよりも左に飛ばすように振り抜きます」とキャディ兼コーチを務める大西翔太コーチが教えてくれました。

どこでクラブの重さや砂の重さ、砂の感触を感じているかというと「右手の中指、薬指、小指の3本です。少しグリップをゆるく握ってクラブを揺らしてみると感じやすくなります」(大西翔太コーチ)。

ラウンドの途中で砂の上に線を引いて、その線上から左側の砂を正確に叩く練習もしていました。この練習はバンカー練習にはとても効果があります。砂の抵抗に負けずに強く打とうとすると、ダフり過ぎてしまったり体が突っ込んでトップしたりするミスを教えてくれます。

天気予報では日曜日に雨が降りそうな予報なので、バンカーからのサンドセーブが上位フィニッシュのカギになりそうです。明日の初日も現地からのレポートをお届けします。