新型コロナウイルスの感染拡大により1月7日に2度目の緊急事態宣言が出された。果たして対象となった地域のゴルフ場の様子は? 千葉県のゴルフ場に話を聞いた。

第三波、と呼ばれる急激な感染者増に伴う緊急事態宣言。夜の街から人が減った様子などがニュースには映し出されるが、その影響はゴルフ場にも及んでいる。千葉県のマグレガーCCの松下健氏は言う。

「緊急事態宣言が出てから急なキャンセルが増えて、空いてきました。ゴルフ場は12月までが繁忙期で1月にガクッと減るというのが毎年のパターンですが、今年はそこからさらに3割ほど来場者が少なくなったという印象です。また、4人で予約される方は少なく、感染リスクを考えてか2人や3人で予約される方がほとんどですね」(松下、以下同)

昨年の緊急事態宣言時、ゴルフ場はいわゆる「三密」にならないとして注目を集めた。ゴルフ場側も対策を進め、ロッカーの使用をしないスループレーを提唱したり、レストランの席数を間引き、換気をこまめにするなど感染対策を徹底。結果、コロナ禍で注目されるレジャーといった取り上げ方をされるケースも散見された。もちろん、今回取材したマグレガーCCでもこれらの対策は徹底しているが、やはり「家族に止められる」といったケースが増えているという。

そして、緊急事態宣言後に“復活“したものもあるという。それが広いゴルフ場を同伴者なしでプレーする、「一人プレー」だ。

「もともと昨年の緊急事態宣言時に一人プレー枠を実施して好評だったのですが、その後もお客さんからの要望が多く、宣言解除後も平日の7時から7時半までの枠を一人プレー用に用意していました。需要も高く、1日10人以上は埋まっている状態でしたが、(日の短い)冬場は行っていませんでした。しかし、お客さんからの要望もあり、この1月から再開しています。1日7、8人の方が来場していますね」

レストランで昼食をとらないスループレースタイル、一人プレーなど、昨年は緊急事態宣言を契機に新たなプレースタイルが誕生した。しかしなんといっても、感染におびえず、仲間と会話を楽しみながらのびのびとプレーできる日がやってくることがすべてのゴルファーの願いだろう。そんな、当たり前だった「ゴルフの日」が訪れることを、今はただ待つのみである。