女子ツアー黄金世代の実力派にして天然キャラクター・小祝さくら。そのゴルフ回路を覗く異色エッセイ。第28話、小祝さくらの好きなタイプ。

小祝さくらは、誰からも好かれる。それは、小祝さくら自身が、人を好きだからだ。自分は何を言われてもめったに怒ることはないけれど、信頼している人に対する中傷などを聞くと、すごく腹が立つ。では、好きなタイプは、どういう人なのだろうか。

「好きなタイプは、笑顔が素敵な人。ギャップがある人もいいですね。平野歩夢選手が好きなんですけど、普段、テレビの前なんかではそんなに笑わないんですよね。でも、笑ったときの笑顔がめっちゃかっこよくて。それがギャップです。クール系に笑うかなと思いきや、可愛い系で。あ、好きなタイプを聞かれたのに違う答えをしてますね(笑)」

どういう性格の人が好き?「うーん、いろいろあります。面白い人とかはあまり求めていなくて、やっぱり、人として優しくないとムリですかね。自分にだけではなくて、周りの人にも気を使えるというか、そういう優しさがある人。心が広い人もいいですね。人を見て態度を変える方はちょっと……皆に優しくできる人がいいです。へへへ」

なぜか照れ笑いするさくら。さくらはスポーツ選手が好きだけれど、そこに興味がいくのも、「この選手すごくカッコいい」とまずは見た目から入って、それから、技術などに関してもすごい! となるのだという。

好きなプロゴルファーを聞くと、「(ローリー・)マキロイ選手。やっぱり見た目がカッコいい。スウィングプレーンとか、見た感じがカッコいいのって大事ですよね。女子だとコ・ジンヨン選手のスウィングです」と好きなスウィングを答えるさくら。

「でも、マキロイ選手とジャスティン・トーマス選手はずっと前からプレースタイルが好きでいつも注目して見ています。淡々とスコアを伸ばしていくところとか、ショットやアプローチなど全部平均以上、トータルで上手いところが好きですね」と、ちょっぴり自分のプレースタイルと通じる部分を感じているのかも……。

日本の女子プロには、年上、年下問わず、仲のよい選手がたくさんいる。尊敬し、憧れる選手は上田桃子や先日引退したイ・ボミ。そのボミへのメッセージ。

「昔からボミさんに憧れていました。ウェアもすごく好きで、同じものを私も着てみるんですけど、全然違うものになるという現実(笑)。いつも、お店でショックを受けていました。ゴルフでは、一緒に回ったとき、パットがなんでこんなにどこからでも入るんだろうって思いました。ドライバーの正確性も。飛距離も出るのに曲がらない。トータルしてすべてが上手くて安定していて」

「ボミさんも、私のことを可愛いといつも言ってくれていたらしく嬉しいです。いつも優しくしてくれて、ファンの方にもいつも優しいんです。そんなボミさんの人間性も好きなので、私もボミさんみたいになれるように頑張りたい。引退することは寂しくて悲しいですけど、またいつか、会いたいなって思います」

※週刊ゴルフダイジェスト2023年11月21日号より(PHOTO/Tadashi Anezaki)

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