中国語では「鬼圧身(幽霊に抑えつけられた身体)」。トルコ語では「カラバサン (暗闇の抑圧者、襲撃者)」。アイスランドでは「マラが来た」と表現されている現象といえば? そう、日本語でいうところの「金縛り」。眠っていると突如誰かに押しつぶされるような感覚に陥るこの症状、世界を見渡せば霊のたたりや悪魔の仕業と考える地域も少なくないようですが、実はこれ、心霊現象ではないんです。テレビ番組でも経験談などを耳にしますが、体験者って意外と少なくないのかも。では、その金縛りの正体とは?

 金縛りとは、体が思うように動かせなくなることを指すもので、主に就寝時に現れる症状。医学用語では「睡眠麻痺」と呼ばれ、意識は覚醒しているのに体が脱力しているという状態。中には、幻覚が見えた、人の気配を感じたというケースも報告されています。これは眠りのサイクルと関係が深いとされ、本来ノンレム睡眠から始まるはずが、サイクルが乱れてレム睡眠から始まることによって誘発されるのだとか。寝不足、時差ぼけなどが原因とも言われています。

 そんな金縛りの状態を一つの経路として「幽体離脱」を行うという、何ともオカルティックな試みが、ネットユーザーの間でちょっとしたトレンドになっているのだとか。R25によれば、幽体離脱の方法を指南するサイトがここ最近で増加中。2ちゃんねるニュー速VIPのスレッド「最近幽体離脱にはまった」のまとめサイトには、初心者のQ&Aから経験者の体験談、離脱法のバリエーションまで、幽体離脱についてさまざまな角度から情報が寄せられています。

 金縛りにあって以来、寝付くのが怖くて……。ならば、金縛りを幽体離脱のチャンスととらえて、夜を待ってはいかがでしょう。秋の夜長のオカルト体験、これを信じるも信じないも、アナタ次第です。(gooサーファー)

金縛りの正体(ウェブ検索)
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