取引先の社長と直々に行った名刺交換。さっそくメールで挨拶状を送ろうとするも、ふと湧いた疑問。「社長様」それとも「社長殿」、正しい敬称はどっち?

 仕事の何割かをメールでのやりとりで済ませることが多くなりました。メールで使う言葉には、喋る言葉とは違う独特な表現が含まれます。特に取引先の会社や目上の方へのメールは言葉選びに気を遣うのではないでしょうか。教えて!gooにもこんな質問がよせられています。

『殿』『様』の使い方

 みなさんは「殿」「様」の正しい使い分け知っていますか?

●そもそも「殿」って?

「スペースアルク」によれば、「殿」は邸宅を意味し、それが転じて邸宅に住む人を指すようになったもの。平安時代には身分の高い人物の官職名につけて用いられていましたが、鎌倉時代には「殿」の敬意は低下し、「様」が併用されるようになったようです。

●「殿」「様」どちらが一般的?

 では実際に「殿」と「様」の使い分けはどのように区別するとよいのでしょうか。「始末書書き方.com」によると、目上の人に対して「殿」を使うのはタブー。目上の人に「殿」を使うことで嫌味を含んだ表現として捉えられる可能性が高く、「様」を用いた方が適切なのだそうです。近頃では「殿」よりも「様」のほうがよく使われる傾向にあるのだそうです。

 また、「社長」や「部長」などの肩書きは、そもそも敬称ではないものの役職への敬意を払うために事実上、敬意を含むものと考えられており「社長様」と書くことで重複表現になるのだそう。ただ手紙の宛名にはあて先を明確にするために「殿」を使う場合があるのだそう。

 なお冒頭のケースでは、「社長殿」「社長様」どちらもアウト。何も付けないのが正解です。尊敬の意を込めたつもりが誤用だった……なんてことのないように、「様」と「殿」の使い方には注意を心がけたいものですね。(gooサーファー)

殿と様の正しい使い分け(ウェブ検索)
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