
米国トヨタは現地時間の5月17日、タコマの2023年型モデルを発表した。同モデルでは「SR5」グレードに、「クロームパッケージ」と「SXパッケージ」という2つのオプションパッケージが新たに用意される。
個性を楽しめる2種類のパッケージ


タコマは、米国で長年にわたり高い人気を誇るミッドサイズピックアップで、現行型は3代目を数える。その最新版となる2023年型は、「SR」「SR5」「TRD Sport」「TRD Off-Road」「Limited」「TRD Pro」という既存グレードに、「トレイルエディション」「ナイトシェードエディション」を追加。さらに新パッケージとして、今回発表された2種がラインアップに加わる。自車のカスタマイズを好む傾向が高いというタコマオーナーに向け、より好みに合ったモデルが選択できる。また、TRD Proには専用ボディカラーとしてソーラーオクタンを、V6エンジン搭載のSR5にスマートキー操作がそれぞれ追加されている。
各所に配したブラックのアクセントが目を引くSXパッケージ



SXパッケージは、これまでエントリーモデルのSRに設定されていたオプションで、今回の仕様ではSR5グレード/V6エンジン搭載モデルのアクセスキャブ/ダブルキャブ(2WD/4WD)に設定される。エクステリア各所にブラックを配したデザインが特徴で、オーバーフェンダー、16インチホイール、アウターミラー、バッジなどをブラックアウト。精悍で逞しいスタンスを演出した。
スタイリッシュなクロームパッケージ



一方のクロームパッケージは、SR5グレード/V6エンジン搭載のダブルキャブ/5フィートベッド(2WD/4WD)に設定。18インチアルミホイールを中心に、アウタードアハンドルやエキゾーストチップ、テールゲートのインサートなどをクローム仕上げとし、スタイリッシュな装いに仕立てられた。また、シフトノブは本革巻きで、インテリアの質感も高められた。
著者:グーネットマガジン編集部