大きいものから小さなものまで、1000以上もの島があるフヴァル島。そのなかでもヨーロッパ屈指のリゾート地として人気を集めるのがフヴァル島です。ドゥブロブニクやプリトビチェ国立公園に比べて日本での知名度は劣るものの、紺碧の海に浮かぶその姿はまさに絵画のよう。夏のシーズン中はヨーロッパ各国から旅行者やセレブが訪れ、島での非日常を楽しみます。

フヴァル島を観光する際の拠点となるのが、島の西側にあるフヴァル・タウン。スプリットやドゥブロブニクからのカタマラン(高速船)が発着する町の港は、いわばフヴァル島の玄関口といえるでしょう。スプリットからの所要時間はわずか1時間ほどなので、日帰りで訪れることも十分可能です。

港に降り立つと、目の前に広がるのはフヴァル・タウンの旧市街。中心部には聖ステパノ大聖堂やヨーロッパ最古といわれる劇場のひとつを有するアルセナルなど、16世紀から17世紀にかけて造られた歴史的建造物が並びます。

アルセナルのベランダ部分は、広場や港を一望できるちょっとした絶景スポット。

屋根など日差しを遮るものがないので夏は長居ができませんが、少し目線が高くなるだけで町がまた違った表情を見せてくれるのが分かります。

広場から細い路地に入ってみると、ギャラリーやアトリエ、ハンドメイドの作品を扱うショップなどが点在しています。リゾート地ということが関係しているのか、ファッションアイテムを扱う店が多め。旅行中に使えそうなサマードレスやショールなどもあり、滞在の記念に購入してもいいかもしれません。

坂道の多いフヴァル島。道の階段部分にこのようにレストランの席が並ぶのも、フヴァル島ならではの風景です。

路地から出たら、港沿いのプロムナーデをさらに西方向へ歩いてみましょう。カタマランが発着する場所の対岸あたりまで来ると、青い海とオレンジ色の屋根、そしてその背後にそびえる要塞といった、なんともフヴァル島らしい風景を楽しむ事ができます。

ここから更に進んでいくと、歩道沿いに岩場の遊泳エリアが続きます。小さなお子さんがいる場合は難しいですが、人が少ないので紺碧の海を独り占めするという何とも贅沢な体験ができます。水は、胸のあたりまで浸かっても底が見えるほどの透明度。これほど美しい海なのですから、入らないのは勿体ないですよ。

フヴァル島が楽しめるのは日中だけではありません。夏のフヴァル島はナイトライフが充実し、「眠らない町」と言われるほど夜も活気があふれています。

クラブなど行かない方も、ぜひ夜の町に出かけてみてください。ライトアップされた歴史情緒あふれる町並みは一見の価値ありです。

リゾートムードたっぷりの美しいフヴァル島。絵画の様な風景をのんびり眺めたり、刺激的なナイトライフを楽しんだりと、非日常なひと時が過ごしてみてはいかがでしょうか。