「HOTEL MORNING BOX(ホテルモーニングボックス)大阪心斎橋」は、大阪メトロ御堂筋線の「心斎橋」駅から徒歩6分の便利な場所に位置するホテルです。

もともとは「サンプレイン長堀」という名前で30年以上営業してきた歴史あるホテルですが、2019年9月にリノベーションをし、ホテルモーニングボックス大阪心斎橋として生まれ変わりました。

コンセプトは「旅立った人がまた気持ちよく帰ってこられるような大阪のセカンドホーム」。今回は、2023年に新しく誕生したアースフレンドリールームに泊まってきたので紹介します。

BROCANT FLOOR Earth friendly room

2023年3月、HOTEL MORNING BOX大阪心斎橋のブロカントフロア(5〜6階)にサステナビリティを表現した新しい客室「Earth friendly room(アースフレンドリールーム)」が誕生しました。

コンセプトは「地球にも人にもやさしい、そして大阪らしい客室」。従来のホテルのつくり方ではなくプラスチック材を極限まで減らし、自然素材や天然素材、再生素材をメインに使っています。

客室の家具や小道具はすべて一点もののアンティークです。アースフレンドリールームは5階と6階あわせて12室ありますが、同じ家具が置かれた客室は一つとしてありません。

宿泊した602号室には、ぽこぽこと連続したろくろ脚の装飾が特徴的な昭和中期のコーヒーテーブル(日本製)と、1920〜30年代のイギリスのホイールバックチェアが置かれています。このチェアは、背もたれに車輪のような装飾があるウィンザーチェアの代表的なデザインとのこと。

テーブルの上にはホテルメイドのグルテンフリー焼き菓子と、大阪市西区にあるワインとコーヒーの専門店「タカムラ」のスペシャルティコーヒードリップバッグが用意されていました。こちらはアースフレンドリールームのみのコンプリメンタリー(無料サービス)です。

洗面台やハンガー掛け、鏡などは、ものづくりの町として有名な東大阪出身の「上手工作所」さんが制作したもの。洗面トレイは信楽焼の陶器で、日本のものづくりの美しさに触れられます。

アメニティはプラスチック削減のために竹製の歯ブラシとくしが用意されています。タブレットタイプの歯磨き粉は、口に含んで噛んだあと、いつもどおり歯磨きをするだけ。なお、竹製歯ブラシは使い捨てではないので、気に入ったら持ち帰れます。

置物もお部屋ごとにさまざま。602号室にはデンマークで1910〜20年に作られた木彫りのチェスの駒と、日本で昭和初期に作られた数かぞえ(そろばん)がディスプレイされていました。

これらの家具や古道具は、どれも人から人へ手渡され、使われ続けてきたものです。気に入ったら購入することもできるので、まるで蚤の市に来たような気分になれるかもしれません。

アースフレンドリールームにはシャワーブースが備わっていますが、宿泊者は10階にある男女別の大浴場も無料で利用できます。ゆったりと湯船につかって疲れを癒したいときにおすすめです。

Public bath

最上階(10階)にある大浴場は清潔で開放感たっぷり。女性用にはメイクブース、男性用にはサウナ・冷水風呂が備え付けられています。16時から夜中2時までと、朝6時30分〜9時30分まで(男性サウナは16時から夜中0時まで)利用可能です。

大浴場にはタオルはありませんが、客室にバスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、使い捨てスリッパ、ルームウェア一式が入ったバッグがあるので、そちらを持っていきましょう。

Lobby / Cafe lounge

1Fと2Fはカフェラウンジになっており、マフィンやフィナンシェといったグルテンフリーの焼き菓子と、スペシャルティコーヒーや紅茶などのドリンクを楽しめます。

今回はグルテンフリーのサマーキャロットケーキをいただきました。ヴィーガンホワイトチョコをかけて胡桃をトッピングしたキャロットケーキは、素朴ながらスパイス香るおいしさ。

ショーケースには他にもベイク職人が館内で焼き上げるお菓子がたくさん並んでいます。グルテンフリーのスイーツが気になる方はぜひ試してみてください。カフェは宿泊者以外も利用可能です。

バーメニューには、日本の美しさを表現したオリジナルのカクテルもあります(写真は日本の雨の季節を表現した綿飴カクテル「雲雨の酒」)。

Breakfast

ホテルモーニングボックスの朝食は、五穀米と無添加梅干しの「吉野本葛あんかけご飯」、米粉パンに北海道産小豆のあんとヴィーガンバターを使った「あんバタートースト」、特製オランデーズソースの「エッグベネディクト」の3種類の定番メニューのほか、限定メニューから選べます。

今回は期間限定・1日5食限定のアボカドトーストをいただきました。大阪老舗ベーカリー パンデュースの田舎風カンパーニュを使い、マッシュアボカド、ハーブマリネトマト、紫キャベツ、リンゴをのせて、かつお節をトッピングしたシグニチャートーストです。

一般客室に宿泊する場合、朝食はカフェラウンジでいただきますが、アースフレンドリールームの場合は指定した時間にお部屋に朝食を運んできてもらえます。

窓から差し込む朝の光を浴びながら、ルームウェアのまま淹れたてのコーヒーとおいしいトーストをいただける贅沢。「モーニングボックス」の名前の通り、素敵な朝を迎えられるホテルです。

実際に宿泊してみて、「またここに帰ってきたくなるような場所」と実感することができました。大阪でエコでセンスあるホテルステイを楽しみたい人は、ぜひ候補に入れてみてください。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

名称 ホテルモーニングボックス大阪心斎橋
住所 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-10-3
アクセス 大阪メトロ御堂筋線「心斎橋駅」2番出口より徒歩6分、長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅5番A出口西へ徒歩1分
チェクイン 16時〜24時、チェックアウト10時
公式サイト https://hotelmorningbox.com/