歴史的な街並みが世界遺産に登録されている、マレーシア・ペナン島の中心都市、ジョージタウン。ジョージタウンのアイコン的存在が、しばしばマレーシアのガイドブックの表紙を飾っている「ブルー・マンション」。

正式には「チョンファッツィ・マンション」といいますが、鮮やかなブルーの外観から「ブルー・マンション」の通称で親しまれています。

16歳で中国からインドネシアへと渡った中国系実業家、チョンファッツィ氏によって19世紀に建てられた邸宅で、現在はペナン島を代表するヘリテージホテルとして営業しています。

東洋と西洋の建築様式をミックスさせた優雅な建物であるだけでなく、風水を駆使して建てられたパワースポットとしても有名。

ペナン島に行くなら絶対に一度は見てみたいブルー・マンション。ブルー・マンションを見学するには次の方法があります。

宿泊する、1日3回のガイドツアー(17リンギット)に参加する、レストランを利用する、の3つです。

2階にあるレストラン「インディゴ(indigo)」は宿泊客でなくても利用可。ブルー・マンションの見学を兼ねて優雅なランチタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。宿泊棟には立ち入れませんが、共用エリアを自由に見学し、写真を撮ることができます。

店内は、「インディゴ(indigo)」の名の通り、深いブルーを基調とした、落ち着いた高級感漂う空間。壁面にアクセントとして飾られている大きなカーペットが見事です。

テラス席からは、陶器でできた精巧な装飾を間近で見ることができます。

ランチコースは前菜またはスープ、メイン、アイスクリーム、コーヒーまたは紅茶の4品で、税込68リンギット。(約1800円)。マレーシアにしては値段が張りますが、味良し、雰囲気良しでその価値は十分あります。

一皿目は、サラダまたは本日のスープのいずれかが選べます。こちらはかぼちゃのスープ。素材の甘みを生かした絶妙な味加減です。

二皿目は肉料理、魚料理、ベジタリアン料理から選ぶことができます。写真はパルメザンニョッキ。

ニョッキといえばイタリア料理なので、西洋風の味付けかと思いますが、意外にもシンプルでアジア的な味わい。具材はしいたけとほうれん草です。

醤油のような風味を感じましたが、パルメザンチーズを除き、味付けは粗塩と粗びきコショウのみで、醤油などのソースは使っていないとのこと。醤油のような深い味わいはしいたけのだしによるもののようです。

シンプルな味付けで、素材そのものの味を最大限に引き出す料理に感動。「東洋と西洋の融合」は、インディゴのコンセプトのひとつなのだとか。まさに東洋と西洋の建築様式が混じり合うブルー・マンションらしいフュージョンです。

デザートにはアイスクリームまたは本日のソルベ(シャーベット)をチョイス。マンゴーソルベは、さっぱりとした甘さが食後の口直しにぴったりです。

スープから食後の紅茶にいたるまで、丁寧に出される一皿一皿がすべて味わい深く、お腹だけでなく心までじんわりと満たされます。

華麗なるブルー・マンションで味わう至福のランチは、きっとジョージタウンでの最高の食事のひとつになることでしょう。

<お店の情報>
「indigo at The Blue Mansion」
http://www.cheongfatttzemansion.com/restaurants/indigo-at-the-blue-mansion/