『STARTING OVER 2019』東京・後楽園ホール(2019年12月3日)
○杉浦貴&藤田和之&鈴木秀樹vs拳王&稲村愛輝&マサ北宮×

 1・4後楽園大会のGHCナショナル王座戦に向けて王者・杉浦が、挑戦者・北宮を絞殺。藤田&鈴木との豪華鈴木軍トリオでの猛反撃に成功し、「お前弱すぎねえか!? 1月4日まで1ヶ月あるから、しっかり練習しとけ。分かったか? このクソガキ!」と痛罵した。

 11・26新潟大会で谷口周平を下してナショナル王座初防衛に成功した杉浦だが、試合後に北宮が背後を急襲。1・4後楽園大会での王座戦が決まったものの、杉浦は「前哨戦からただじゃ済まない」と怒りの予告を発していた。

 この日の後楽園では杉浦&藤田&鈴木の豪華杉浦軍トリオが実現。拳王&北宮&稲村の金剛トリオと激突したが、のっけから杉浦は有言実行。王者でも構わず北宮に奇襲を仕掛け、場外乱闘に持ち込んで“倍返し”の構えに出た。

 北宮もエンドレスなショルダータックル合戦や真っ向からエルボー合戦に持ち込んで徹底抗戦。終盤には杉浦&藤田&鈴木の3人から寄ってたかってエルボーやビンタを浴びる人間サンドバック状態となったが、持ち前のタフガイっぷりを発揮して上半身を震わせてみせる。逆にスピアーで反撃に転じ、ナックル気味のエルボーからのサイトースープレックスで仕留めにかかった。

 だが、杉浦は上空で首を絡め取ってフロントネックロックに持ち込むと、そのまま後方回転。すかさず藤田は稲村、鈴木は拳王をスリーパーでセーブするチームワークもみせ、最後は杉浦がそのまま鬼の形相で北宮を絞め落とした。

 杉浦が豪華トリオでの“猛反撃”に成功した形。大の字の北宮を眼下にマイクを握った王者は「お前弱すぎねえか!? 1月4日まで1ヶ月あるから、しっかり練習しとけ。分かったか? このクソガキ!」と叫んで仁王立ちしてみせた。

【試合後の杉浦&藤田&鈴木】
▼杉浦「せっかくだから喋ろうよ」

※そのまま下がろうとした藤田と鈴木を呼び止める

▼鈴木「藤田、藤田。コールあったですよ」

▼藤田「なんで俺が真ん中なんだよ。先生、チャンピオン、ほら」

※最初は真ん中に立っていた藤田が脇に回る

▼杉浦「負けるわけないでしょ?」

▼鈴木「勢いなかったですね」

▼杉浦「ないね、思ったほど」

▼鈴木「もっと強いのかなと思ったけど」

▼杉浦「飲まれてたんじゃないの? この2人に」

――藤田選手もプロレスらしいプロレスをしていたが、どうだった?

▼藤田「いや、もう」

▼鈴木「ずっとやってますよ、ノアに上がってから。プロレスらしいプロレスをずっとやっている」

▼杉浦「最高だよ」

▼鈴木「今日だけじゃないですよね? ずっとやってて。ずっとやってたから、今日3人で組んでも違和感なく、圧倒して。圧倒しましたね、本当に」

▼杉浦「ね? 本気でプロレスやったらこんなもんですよ」

※セコンドに付いていた論外も会話に加わり

▼論外「27日楽しみですよね」

▼杉浦「あっ、やるんだね。ここ敵じゃない?」

▼鈴木「僕は忖度します。ハッキリ言います。忖度します。今後使ってもらえないと困るんで」

▼論外「とりあえず27日が楽しみになったんじゃないですか」

▼鈴木「ここに桜庭さんが入って。僕は皆さん、見てた人ばっかりなんで、思いっきり胸を借りるつもりで」

▼鈴木「強い者同士が」

▼論外「いいかもしれないですね。タイトルマッチが薄れてますもんね。今日見て」

▼鈴木「それがいいのか、悪いのか」

――強い者しか集まらない興行になりそうだが?

▼杉浦「そうだね。犬好きと強い者しか集まらない」

▼鈴木「今のリングはそうです。興行だけじゃなく、一本の興行だけじゃなく、流れがありますから」

※藤田と鈴木が去ると

――それだけ北宮選手にまったく手応えがない?

▼杉浦「今日の感じだとどうだろうね。ちょっと飲まれてたんじゃないの? 北宮だけじゃなくて、あの3人が飲まれたような感じがするね。まだまだあんなんじゃトップは獲れないよ。飲まれてんだもの」

――北宮選手は奮起しろと?

▼杉浦「いや、奮起しなくていいよ。俺たちがずっと天下獲るだけだから。悔しかったらかかってこい」