『2020 EXCITE SERIES』J:COM ホルトホール大分(2020年2月17日)
○ゼウス&イザナギ&ルーカス・スティールvs青柳優馬&TAJIRI&JRクラトス×

 イザナギからPURPLE HAZEに勧誘された青柳が即座に拒否。三冠初挑戦後、テーマなき戦いが続く中、「自分自身を見直して、これから方向性を決めていく」との意向を示した。

 青柳は2・11後楽園大会で王者・宮原に肉薄したものの、三冠ベルト初挑戦・初戴冠ならなかった。宮原から「NEXTREAM卒業」を通告され、今は特定のパートナーがいない一匹狼の立場。それもあってテーマなき戦いが続いている。この日もTAJIRI、新外国人・クラトスと組んでゼウス&イザナギ&ルーカスと対戦。ルーカス相手にフロントハイキックやダイビングボディアタックで攻め込む場面を作ったものの、最後はクラトスがゼウスのジャックハマーに沈んで敗戦に終わった。

 しかも試合後、イザナギから「お前一人でよ、これからどうすんだ? 俺たちが力になってやんぞ」とPURPLE HAZEに勧誘された。パートナー不在とはいえ、青柳は「勘弁してくれ。俺は神じゃないんだ」と即答で拒否。あきめないイザナギは「お前は神だ! 目を覚ませ!」と執ように誘い、「青柳も俺たち必ず手に入れてみせるぞ! 全日本は俺たちのもんだ」と豪語したが、PURPLE HAZEが去ると、青柳は無視するように今後について言及した。

 「三冠戦っていうテーマがなくなった途端に青柳優馬の影が薄くなった。それはベルト獲れなかった僕自身が招いた結果ですし、これが今の僕の現実」。そう現状を受け止めた青柳は、「このシリーズは不本意な対戦カードばかりかもしれないけど、自分自身を見直して、これから方向性を決めていくというふうに考えていこうと思っております」と宣言した。その方向性には当然、PURPLE HAZEは含まれず、「神の軍団には、僕は神様じゃないんで入れません、ごめんなさい」と強調した。

 ともあれ、「テーマがないと動けないというのをやめないと、やっぱりプロレスラーとしても人間としてもどんどんできないですからね。上にいけないし、トップになんか絶対なれない」と危機感も抱く青柳は、現状を打破するためにこれから進む道を模索するつもりだ。

【試合後の青柳、ゼウス&イザナギ】
▼青柳「これはホントちょっとした僕の愚痴だと思って聞いてもらえればいいんですけど。三冠戦終わって、このシリーズ始まって、三冠戦負けちゃってベルト獲れなかった自分が悪いんですけど、三冠戦というテーマがなくなった途端、僕自身の影の薄さが露呈してしまったなと。これはある意味、青柳優馬、初めてプロレス界の現実に直面してるなって感じをひしひしと感じてますね。なので、テーマがないと動けないというのをやめないと、やっぱりプロレスラーとしても人間としてもどんどんできないですからね。上にいけないし、トップになんか絶対なれないから」

※ゼウス&イザナギ&ルーカスが戻ってきて

▼イザナギ「オイ青柳!」

▼ゼウス「オイオイオイ! 帰れオラ!」

▼イザナギ「ちょっと待て。こいつは見どころあるんだよ。青柳、お前一人でよ、これからどうすんだ? 俺たちが力になってやんぞ」

▼青柳「どういうこっちゃ?」

▼イザナギ「俺たちと一緒にやろうってんだよオイ!」

▼青柳「勘弁してくれ。俺は神じゃないんだ。俺は神じゃないから。神じゃないから僕」

▼イザナギ「いや、お前は神だ!」

▼青柳「神じゃないです僕…」

▼イザナギ「お前は神だ!」

▼青柳「ホントすいません」

▼イザナギ「目を覚ませ! まぁいい。今すぐ返事を聞こうとは思わない。みたか! 俺たちがPURPLE HAZEだ! 青柳も俺たち必ず手に入れてみせるぞ! 全日本は俺たちのもんだ。OKセンキュー」

▼ゼウス「OK、OK、OK、OK!」

※PURPLE HAZEが去ると

▼青柳「何を話したか忘れちゃいましたね。三冠戦っていうテーマがなくなった途端に青柳優馬の影が薄くなった。それはベルト獲れなかった僕自身が招いた結果ですし、これが今の僕の現実なんで。それを受け入れて、このシリーズは不本意な対戦カードばかりかもしれないけど、自分自身を見直して、これから方向性を決めていくというふうに考えていこうと思っております。神の軍団には、僕は神様じゃないんで入れません、ごめんなさい」