『STORM GATE 2020』東京・後楽園ホール(2020年9月9日)
○石田凱士&KAZMA SAKAMOTOvsBen-K&ドラゴン・ダイヤ×

 サンタマリアがブレイブゲート王者・石田に挑戦を要求。Ben-KはR・E・Dのセコンド・黄色覆面男に「てめえ奥田啓介だろ?」と疑念を向け、石田は10・7後楽園大会で正体を明かす可能性を示唆した。

 9・21大田区大会でトライアングルゲート王座を争うBen-K&ダイヤ(もう一人のパートナーはマシーン・J)と、KAZMA(パートナーは吉田&ディアマンテ)の前哨戦がセミファイナルに組まれた。

 主導権を握ったのはR・E・D。場外戦で出鼻をくじくと、王者の一人ダイヤに集中砲火を浴びせて防戦一方に追い込む。ダイヤがフライングヘッドシザースでKAZMAを吹き飛ばして突破口を開くと、Ben-Kがスピアーで石田とKAZMAをまとめてねじ伏せて立て直す。石田をエルボー合戦で圧倒し、ダイヤがコードブレイカー、Ben-Kがミサイルキックの連続攻撃からダイヤがファイアーバードスプラッシュを発射したが、石田&KAZMAは沈まない。

 KAZMAがアッパー掌底でダイヤとBen-Kを次々になぎ倒して流れは再びR・E・Dに傾いた。Ben-Kを孤立させてサンドイッチサッカーボールキックで蹴り飛ばすと、KAZMAがみちのくドライバーで追い討ち。割って入ったダイヤがKAZMAをフランケンシュタイナーで吹き飛ばし、石田にローリングソバットを見舞うと、サムソンクラッチでニアフォールに追い込む粘りをみせたが、KAZMAが場外からのイス攻撃で鎮圧すると、石田がタイガースープレックスを爆発させて3カウントを奪った。

 トライアングル前哨戦はR・E・Dが制した。試合後、石田がダイヤのマスクに手をかけると、マリアが救出に飛び込んだ。「ブレイブゲートチャンピオンが情けない勝ち方してんじゃねえよ。お前がそのベルトを持つ資格なんてねえんだよ」と石田を非難したマリアは「私にそのベルト、挑戦させろ!」とブレイブゲート挑戦を表明した。最近のマリアは8・23博多大会で望月との一騎打ちに勝利し、8・30神戸大会ではタッグマッチながらBen-Kにピンフォール勝ち。そしてこの日は第3試合で吉田に勝利するなど好調そのもの。上昇気流に乗ってブレイブ獲りに乗り出した。

 石田が「お前みたいなお笑いレスラーが挑戦できるほどこのベルトは甘くないんじゃ」と拒絶しようとしても、マリアは張り手をさく裂。「ゴチャゴチャうるせえんだよ! 男やったらな、私の挑戦、黙って受けろよ!」と珍しくドスの効いた口調で迫った。これには石田も「おい、お前、調子こくなよ、コラ。タイトルマッチ? わかったよ。お前とのタイトルマッチ、第1試合やったらな、俺が相手してやってもええぞ」と条件付きで受諾。ブレイブ挑戦が決定的となったマリアは「試合順なんてね、関係ないのよ。タイトルマッチまでそのベルト、ピッカピカに磨いておきなさい。私の本気、舐めんじゃないわよ」と通告してみせた。

 一方で石田はセコンドについた黄色マスクと肩を組んでマイクを続ける。「お前ら、このマスクマンの中身、気になるよな? おい、DRAGON GATE世代。お前ら、ひとりおらんのちゃうんか? 前半戦で試合をしているのに、この試合のセコンドについていないヤツ、ひとりおるな」とDG世代に揺さぶり。するとBen-Kは「おい、啓介。てめえ、奥田啓介だろ? そんな格好したってな、俺にはわかるんだよ」と断定。「そんな格好して、こんなヤツらと一緒にいて、てめえ、なにがしてえんだよ? 俺たちを…いいや、この俺を裏切ったら、絶対に許さないからな」と釘を刺した。

 黄色マスクは8・12後楽園大会に出現。石田は新戦力としての投入を宣言していたが、未だ試合出場はなし。当然その正体も明らかにされていない。確かに奥田はこの日も第2試合でH・Y・O相手に暴走の末、反則負けに終わっている。Ben-Kが疑念を向けるのも無理はない。それをあざ笑うかのように石田は「おい、Ben-K。お前の予想はこのマスクマンの中身は奥田啓介やと? そうかそうか。でもよ、こいつも早くマスクを脱いで、大暴れしたいみたいだからよ。来月の後楽園で、こいつの中身、お前らに見せてやってもええぞ」と10・7後楽園大会で正体を明かすことを示唆。「言っておくぞ。コイツがキレたら、俺もどうなるかわからんぞ。お前らもどういうふうにされるのか、覚悟しとけ」と通告していた。

【KAZMAの話】「オイ、Ben-K、ダイヤ。ダイヤ話になんねぇな。Ben-K、大田区のタイトルマッチよりあのマスクマンが気になるのか? 俺たちとのタイトルマッチどうでもいいか? 俺はよ、お前たちが持ってるベルトしかみえてねぇぞ。オイ、そんな生半可な気持ちだったらよ、お前らのベルト簡単に獲れるぞ。オイ、Ben-K。大田区は俺たちの勝利だ」