『DANGEROUS GATE 2020』東京・大田区総合体育館(2020年9月21日)
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 ○石田凱士vsヨースケ・サンタマリア×

 石田が絶好調のサンタマリアを返り討ちにし、ブレイブゲート王座V4を果たした。

 サンタマリアはシングルマッチで望月成晃、タッグマッチではBen-K、吉田隆司と上位陣を足折り固めで次々に撃破。その勢いに乗って、ブレイブゲート王者・石田に挑戦を表明した。石田は「大田区の第1試合」を条件に対戦を受諾し、オープニングマッチでのタイトル戦が実現した。

 4年2ヵ月ぶりの王座返り咲きを狙うサンタマリアは、ゴングを待たずにミサイルキックで奇襲。いきなり狙い撃ちを繰り出してニアフォールに追い詰めると、石田が場外に転落しても三角飛び式プランチャを敢行した。しかし、エプロンにヒザから叩きつけられると、そこから右ヒザに集中攻撃を受けて急ブレーキ。サンタマリアは悲鳴を上げながらも必死に抵抗して挽回のチャンスを待った。

 そして、しつこい挑発を受けると発奮。「ふざけんじゃねえ!」と胸板に強烈なチョップをぶち込むと、華麗なドロップキックで反撃に転じ、飛びつき式のギロチンドロップを披露する。しかし、荒ぶる石田もショルダースルーで場外に投げ捨てて黙らせると、無数のパイプイスをサンタマリアの右ヒザに固定し、別のパイプイスを投げつけて制裁。リングに戻ってもサンタマリアを寄せつけず、雪崩式ブレーンバスターや延髄斬りなどで攻め立て、アンクルホールドで足攻めの総仕上げにかかった。

 粘るサンタマリアは動きを止めず、大物食いを果たしてきた足折り固めであわや3カウントの場面を作ると、狙い撃ちがさく裂。キス攻撃を挟んで再度狙い撃ちを繰り出して勝利目前かと思われた。

 しかし、R・E・Dの面々が佐渡レフェリーのカウントを妨害。無法地帯になったのをいいことに、石田は鉄板でサンタマリアの顔面を殴りつけると、一斗缶を被せた状態でバズソーキックをグサリ。それでもサンタマリアは丸め込みなどで勝負を捨てなかったが、最後は石田がジャーマンスープレックスからタイガースープレックスに繋いで一気に試合を制した。

 大物食いを連発してきたサンタマリアを返り討ちにして石田が4度目の防衛に成功。王者として盤石の体制を築きつつある石田は、DRAGON GATE世代の面々を目の敵にしつつ、「今日の結果が物語ってるやろ? もうこのベルト、相手おらんのちゃうか?」と圧倒的な自信を漂わせ、「俺はこのベルトを一生持ってるぞ」と断言した。

【石田の話】「今日の結果見てわかるやろ? マリアだけちゃうぞ。特にDRAGON GATE世代のお前らじゃ。他のタイトルがお前らの勢いだけで獲れたとしても、ブレイブ持っている俺には勢いだけじゃ敵わんぞ、コラ。今日の結果が物語ってるやろ? もうこのベルト、相手おらんのちゃうか? まあまあ、でも今回のマリアみたいに俺を少しでもイラッとさせる存在が出てきたら、話は別や。俺はこのベルトを一生持ってるぞ」

【サンタマリアの話】「ああ! でもね、言い訳はしないわ。あなた…石田凱士! 私が次に挑戦するまで、絶対に獲られるんじゃないわよ。私が意地でもあなたからそのベルト獲ってやる!」