『N-1 VICTORY 2020』東京・後楽園ホール(2020年10月4日)
ノアジュニアランブル(14選手参加) ○小峠篤司vsHAYATA×

 5軍団14選手が入り乱れた時間差入場式の“ノアジュニア・ランブル"は小峠が制覇。電撃復活した原田との“桃の青春タッグ"で挑戦する10・11大阪大会のGHCジュニアタッグ王座戦へ弾みをつけたものの、当の王者・小川良成は“試合放棄"した。

 急展開が続くノアジュニア。“桃の青春タッグ"原田&小峠組と復帰した宮脇が組んだことで、ノアジュニアは5軍抗争状態へと突入。9・23後楽園(夜)、9・26新潟大会で相次いで全軍大乱闘に発展したことから、原田の号令で時間差入場式ランブルの開催が決まった。

 序盤からバラバラになった元RATEL'Sの4人(原田、HAYATA、YO-HEY、タダスケ)が入り乱れるなど、あらゆる遺恨や人間模様が交錯したが、7番手として小川が登場したところで流れが一変。感情的に原田に襲いかかると、エルボーやDDT、バックドロップから馬乗りナックル…と徹底的に原田を痛めつけ、やるだけやってさっさと退場、“試合放棄"で失格となった。

 その後は10・11大阪でのGHCジュニア王座挑戦を控える覇王が気を吐いた。仁王の援護を受けて王者・鼓太郎相手に猛攻を仕掛け、連係攻撃から流れるようにジャックナイフ式エビ固めで丸め込んでジュニア王者を失格に追い込んでみせた。

 ほかにも久しぶりの聖地登場となった宮脇が新兵器のスイング式DDTを披露するなど見せ場が続いたが、次々と選手が脱落。袂を分かったばかりの原田とYO-HEYをHAYATAがまとめてオーバー・ザ・トップロープに追いやるや、リング上は10・11大阪でジュニアタッグ王座戦を控える挑戦者・小峠と王者HAYATAの2人だけとなった。

 みちのくドライバー2、トラースキックと畳みかけたHAYATAがムーンサルトプレスで勝負に出たものの、小峠も剣山で撃墜。逆にランニングニーを叩き込む。HAYATAが必殺ヘデックを狙ってきても、これをこうもり吊り落としで切り返すや、ムーンサルトプレスを投下して混戦を制した。

 小峠が王者粉砕のうえでランブル戦を制覇。“復活・桃の青春"としてノアジュニアの中心に立った小峠は「ノアジュニア、総出の全員ランブル戦、勝ったのは俺や。次、大阪でジュニアタッグのベルト、STINGERから俺たちが取って、ノアジュニアをしっかり作り上げます」と改めて宣言した。

 一方で相棒の原田は、“試合放棄"した小川への怒りをあらわに。「あんな中途半端に出てきやがって。やる気ないんか知らんけど俺は許さんぞ。小川良成。大阪でお前から3つ取ったるからな!」と予告した。


【試合後の小峠&原田】
――あらゆるベクトルが見えたランブル戦を制した

▼小峠「キッチリまとめて相手して俺たちで結果出したんで、次のノアジュニアを創り上げていくのは俺たちやし、STINGERの1強時代も次の大阪で終わるから。俺たち桃の青春がキッチリ獲るから」

――相棒が勝ったことで弾みはついた?

▼原田「うん。まぁでも勝ちたかったよ! 今日はホントに。そこは持ってかれたんで悔しい部分もある。それより小川良成、アイツ何やねん! あんな中途半端に出てきやがって。やる気ないんか知らんけど俺は許さんぞ。小川良成。大阪でお前から3つ取ったるからな! 覚悟しとけこの野郎」


【小川の話】「(なぜ試合放棄を?)なんで原田に『まとめてかかってこい』とか言われて、俺が参加しなきゃいけないんだよ。挑戦者のアイツに『バトルやろう』って言われて、なんで俺が『はい、分かりました』ってやんなきゃいけねえんだよ」