『2020旗揚げ記念シリーズ』富山・黒部市総合体育センター(サブアリーナ)(2020年10月18日)
○羆嵐&芦野祥太郎&児玉裕輔vs諏訪魔&石川修司&田村男児×

 芦野&羆嵐が世界タッグ前哨戦2連勝。ベルト獲りを確信する二人は内輪もめ中の暴走大巨人に「舐めてんのか!?」と不満を口にした。

 10・24後楽園大会で世界タッグ初挑戦を果たす芦野と羆嵐のEnfants Terribles。二人が誘発した同士討ちが原因で衝突し、「負けたら暴走大巨人解散」にまで発展した王者組とは対照的に、10・17大阪大会の前哨戦に先勝するなど絶好調だ。

 この日は2度目にして最後の前哨戦に登場。アンファンの勢いが上回った。暴走大巨人にみせつけるように田村に集中砲火を浴びせて試合を支配。諏訪魔がダブルチョップ乱打、ショートレンジラリアット連打で二人をなぎ倒す大暴れを見せても、芦野はスライディングエルボースマッシュで逆襲し、羆嵐は石川に続き諏訪魔にも倒れた状態から持ち上げ、リフトしてのバックフリップを敢行した。

 黒部でも怪力をみせつけた羆嵐は、児玉がジャンピングハイキック、芦野がジャーマンで田村に集中砲火を浴びせると、芦野に放り投げられてのセントーンを投下。芦野が「みとけ」と諏訪魔を押さえつけると、コーナー上で親指を突き上げた羆嵐はダイビングセントーンを発射して田村を粉砕した。

 芦野&羆嵐が前哨戦に連勝。絶好調で世界タッグ挑戦を迎えることになった。試合後もベルト獲りポーズや「オイッ!」ポーズで暴走大巨人を徹底挑発。全日本参戦以来、初となるベルト戴冠へ向けて芦野は「今までのはウォーミングアップ。本番は10月24日、後楽園ホール。ここで勝たなきゃ意味がない。だからね、これはね、確実に俺たちが獲るよ」と自信を深めた。

 だが、不満がある。諏訪魔&石川の内輪もめだ。二人にすれば、強い暴走大巨人からベルトを奪ってこそ価値があるというもの。自分たちが同士討ちを誘って引き金を引いた形とはいえ、「早く仲直りしろよ。このままじゃよ、試合になんねぇよ」と吐き捨てた羆嵐は「舐めてんのか!? そう問いかけたいよ、お前ら二人に」と不満を爆発。芦野も「舐めてんのか? そういうことだよ」と同調した。

 有名なシューティング合宿における佐山サトルのようなセリフを連発した芦野&羆嵐。だが、暴走大巨人も言われるまでもなく関係修復に動くつもり。諏訪魔が「俺自身、些細なことで喧嘩にもってっちゃったというのを感じる。心の中では謝りたいのがあるんだ」との考えを示せば、石川も「諏訪魔さんとちゃんと話し合って、24日までにチームワーク戻さないと、勝てるチームじゃない」と言い切っていた。

【試合後の芦野&羆嵐】
▼芦野「みせられたね、また。完璧な連係、そして羆嵐のダイビングセントーン」

▼羆嵐「今日は(コーナー上で)ふらつかなかったよ」

▼芦野「万全だ。今までのはウォーミングアップ。本番は10月24日、後楽園ホール。ここで勝たなきゃ意味がない。だからね、これはね、確実に俺たちが獲るよベルトを。全日本プロレスに参戦してベルトまだ手にしてないから。ここでEnfants Terriblesがベルトを獲って、もう一回、全日本プロレスの奴らに危機感を与えようかなと思います」

▼羆嵐「そうだね。まぁよ。暴走大巨人の二人もよ、早く仲直りしろよ。このままじゃよ、試合になんねぇよ。ずっと俺ら前哨戦勝ってるよ。やる気起こしてくれよ。舐めてんのか!? そう問いかけたいよ、お前ら二人に」

▼芦野「舐めてんのか? そういうことだよ。今日試合してみて、やっぱり諏訪魔さん凄いな。さすがに凄いわ。強ぇ。舐めてはいないんだよ、こっちは。ああいうふうに攻撃される。それも技術のうちだよ」

▼羆嵐「わかる? 力を抜いて相手に効かなきゃ意味がない」


【諏訪魔の話】「いやぁ、世界タッグ前ということなんだけどね。昨日ね、三冠が無事に防衛できたんだけどさ。そこも大事だったんだけど、今回の世界タッグも重要だと思うしね。俺自身、些細なことで喧嘩にもってっちゃったというのを感じる。心の中では謝りたいのがあるんだ。あるんだけど、どう言えばいいかもわからねぇしさ、どうすりゃいいんだろうなというのが正直なところだな。わからねぇ。みてさ、いい方向に持っていきたいなと思うんだけどね。やきもきして何だろうな。俺自身、出せないな気持ちを。これじゃいい結果出ないと思うし、そこは何としてもあいつらぶっ倒してさ。舐められてるしな。当日までどうやって気持ちを出せばいいか考えたいと思います」

【石川の話】「前哨戦、ちょっと諏訪魔さんとの連係もできてない状態だから。24日、芦野、羆嵐。羆嵐のパワー、だいぶ勢いにやられてる。諏訪魔さんとちゃんと話し合って、24日までにチームワーク戻さないと、勝てるチームじゃないですね。話し合います」