『2020旗揚げ記念シリーズ』富山・黒部市総合体育センター(サブアリーナ)(2020年10月18日)
○ゼウスvs力×

 ゼウスがシングル初対決となった力に完勝。アジアタッグ防衛と最強タッグ優勝を年内の目標に定め、2021年の三冠ベルト獲りを描いた。

 前夜の大阪大会でゼウスは三冠王者・諏訪魔に挑戦。30分を超す激闘を展開し、王者を陥落寸前に追い込んだものの最後は諏訪魔の意地の前に敗れ去った。

 一夜明けたこの日、ゼウスを待っていたのは力道山三世・力とのシングル初対決だった。ヘッドロック地獄や腕攻めでもん絶させたゼウスは、力が逆水平を連発しても逆水平一発で返り討ち。マシンガン逆水平を食らっても、すぐさまマシンガン逆水平でやり返し、両者の胸板が真っ赤に染まった。

 終盤には力がバックドロップで攻め立てたが、セーバーチョップはゼウスが決めさせない。デッドリードライブで叩き落とすと、腕極めフェースロックで一気に絞め上げて力をギブアップさせた。

 ゼウスが完勝し、チャンピオン・カーニバル覇者の強さをまざまざと見せつけた。試合後、真っ赤になった胸板をみやりながら「彼の魂がチョップ一発にこもってる。彼の魂がタックル一発にこもってる。プロレスの基本って打撃一発、技一発に魂込めることやと思うんですよ。彼はそれが凄い魂持ってるんで、そういう意味で僕は素晴らしいレスラーやなと思いました」と力を称えたゼウス。自身は地元での三冠獲りを逸したものの、「次しか見てないんで、とにかくアジア。アジアタッグ絶対防衛する。最強タッグ、入江選手と組んで絶対に優勝する」と年内の目標を設定した。一方で「来年必ず三冠獲る」と言い切り、「大阪のみんなに昨日負けた借りをやっぱ大阪で返さなあかんと思ってるんで。三冠、あのベルトを大阪で獲るなり、先に獲って大阪で防衛するなりするぐらいの気持ちで気合入れていく」と2021年の三冠返り咲きを描いていた。

【試合後のゼウス】
▼ゼウス「力選手、凄いまっすぐで気合を感じる、僕は好きなレスラーですね。もっともっとね、一つ一つ技を大切に練習していったらうまくなるんやないかなと思いますね」

――いつもゼウス選手がやっていることだが、チョップで胸が真っ赤に染まったが?

▼ゼウス「チョップが思った以上にいいチョップで、ガッツを感じましたね、タックル一発にも。彼の魂がチョップ一発にこもってる。彼の魂がタックル一発にこもってる。プロレスの基本って打撃一発、技一発に魂込めることやと思うんですよ。彼はそれが凄い魂持ってるんで、そういう意味で僕は素晴らしいレスラーやなと思いました。力道山さんの孫なんで、もっともっとポテンシャル秘めてると思うんで、頑張っていってほしいです」

――昨日は残念ながら三冠獲りならなかったが?

▼ゼウス「次しか見てないんで、とにかくアジア。アジアタッグ絶対防衛する。最強タッグ、入江選手と組んで絶対に優勝する。今年はそれだけ。来年必ず三冠獲る。大阪のみんなに昨日負けた借りをやっぱ大阪で返さなあかんと思ってるんで。三冠、あのベルトを大阪で獲るなり、先に獲って大阪で防衛するなりするぐらいの気持ちで気合入れていくんで、よろしくお願いします」


【力の話】「ゼウス選手、チャンピオン・カーニバルでも全勝されて、昨日も諏訪魔さんとの凄い試合を目の前で見まして、そのゼウス選手に自分の全部をぶつけて、真っ向からぶつかったんですが、やはり完敗です。それだけ強かったです。自分は技術も全然ないですし、でも自分は技術を磨くよりも、もっともっとパワーをつけて、もっともっとパワーをつけて、あの強いゼウス選手を真っ向から倒せるように! 真っ向からゼウス選手に勝てるように! まだまだ頑張ります! まだまだゼウス選手を超えたいです! パワー!!」