『2020旗揚げ記念シリーズ〜ReOStaff株式会社presents〜』東京・後楽園ホール(2020年10月24日)
○田中将斗&TAJIRI&ジェイク・リーvs宮原健斗&関本大介&青柳優馬×

 久々の全日マット参戦となった田中がエース・宮原と初遭遇。最強タッグへ向け、「テーブルの上でお前を木っ端微塵に潰したるからな」と最高男の首に狙いを定めた。

 ZERO1の田中が2002年以来、実に18年ぶりとなる最強タッグに出場する。その前にこの日、久々の全日マット参戦が実現。最強タッグのパートナーであるTAJIRI、ジェイクとのトリオで宮原&関本&青柳との前哨戦に臨んだ。

 TAJIRIがシンガポールケイン(竹刀)、田中がイスを手に登場。その姿は聖地・後楽園がECWアリーナとなったかのような錯覚を起こさせた。宮原の挑発を受けて先発で飛び出した田中はいきなり最高男と初対決。ロックアップで組み合うと、リストを取り合う探り合いで幕を開け、田中がグラウンドヘッドロックに持ち込めば、宮原はすぐさまヘッドシザースで脱出。フロントハイキックで先制を許した田中だが、宮原のドロップキックを自爆させると、不発に終わったもののスライディングDを繰り出す積極性をみせた。

 その後、TAJIRIが竹刀攻撃で宮原をいたぶり、テーブル上にセット。田中の場外スーパーフライによるテーブル葬を呼び込もうとしたが、未遂に終わった。ここから青柳に攻勢を許した田中だったが、TAJIRIが竹刀攻撃で援護射撃すると、すかさずスライディングDをぶち込んで3カウントを奪った。

 初対決となった宮原とはあいさつ程度で終わった。当然、本番は最強タッグ。TAJIRI&田中と宮原&青柳の公式戦は11・23後楽園大会で組まれている。場外のテーブル上に倒れたままの宮原に向かって田中は「イスも使ってへん。テーブルも使ってへん。それなのにこのザマか」と挑発。「お前、全日本の顔のひとりだよな? 次に当たる時、そのテーブルの上でお前を木っ端微塵に潰したるからな。よう覚えとけよ」とテーブル葬を通告した。

 TAJIRIとの元ECWタッグもかつて海外で同じ時間を過ごしたとあって、「意思の疎通っていうのはできてるし、2年前に海外でずっと一緒におったし、なんの問題もない」と強調したように決して急増タッグではない。事実、この日も絶妙のタイミングでTAJIRIが好フォローする場面があった。「いろんな団体も含めた中で、全日本の顔のひとりっていうのは僕の耳にも届いてきてるし。なんていうかな、上がるにあたって、誰を倒さなあかんっていうのは、僕の頭の中にはあるんで。その中のひとり」と言い切った田中は暮れの祭典で最高男の首を狙う。

 対する宮原も「田中将斗。お前がどんなヤツだかよく覚えたぞ。次、楽しみだ」と初遭遇で火をつけられた。二人の顔合わせが最強タッグにおける大きな注目ポイントとなるのは間違いない。

【試合後のTAJIRI&田中】
▼田中「ありがとうございました」

▼TAJIRI「ありがとうございました」

▼田中「いや、なんの問題もない。TAJIRIさんがコーナーに控えといてくれとって、分断されようが、分断しようが、どういう時でも本当になんの問題もないね。まあ、今日せっかくイスとテーブル用意して、あいつらに食らわせられへんかったいうのはちょっと後悔やけども、最強タッグで当たる時まで楽しみにとっとこうかな。やっぱ宮原っていうのは、いろんな団体も含めた中で、全日本の顔のひとりっていうのは僕の耳にも届いてきてるし。なんていうかな、上がるにあたって、誰を倒さなあかんっていうのは、僕の頭の中にはあるんで。その中のひとり…彼をテーブルの上に沈めたかったけども、今日はできひんかったから、最強タッグの楽しみにとっておきます」

▼TAJIRI「うちらが彼らと当たるのは11月23日でしたっけ? 後楽園の。今日は予告編だね、予告編。なんにもやってないから、今日。久しぶりに組んだけど、上手く回りますね」

▼田中「いやもう、意思の疎通っていうのはできてるし、2年前に海外でずっと一緒におったし、なんの問題もないですよ」

▼TAJIRI「うちらが出場するから、やっと世界最強タッグだな、今年は」

▼田中「それは言えるよね。やっぱ海外の選手っていうのがなかなか来れない中で、世界を知っている2人っていうのは世界最強タッグの名に相応しいんじゃないかなと思います」

▼TAJIRI「うちらはフィラデルフィアのガイジン枠ってことじゃないかな? そういう認識でよろしく」

【ジェイクの話】「確かに田中選手が言った通り、今日何もやってねえよ、あの2人。(TAJIRIと田中が)もう来るから僕は先においとまさせていただくんですけど一言。関本大介、お前の腕を本戦でも取ってやるからな」

【宮原の話】「(テーブルをコメントブースに持ち込み、それを何度も叩くと)おい! コノヤロー。おい、このテーブルを使う男が田中将斗だよ。おお、楽しみじゃねえか。あいつらと当たるのはいつだ? おい、田中将斗。お前がどんなヤツだかよく覚えたぞ。次、楽しみだ。クソヤロー」