『PREMIUM PRELUDE 2020』静岡・キラメッセぬまづ(2020年11月3日)
○潮崎豪&清宮海斗&原田大輔&小峠篤司&宮脇純太vs中嶋勝彦&拳王&覇王&タダスケ&仁王×

 11・22横浜武道館大会のGHCヘビー級王座戦に向けて王者・潮崎が挑戦者・中嶋相手に前哨戦3連勝。同じく横浜のナショナル王座戦に向けては、厳しいヒザ攻めをみせた挑戦者・清宮が「鬼の清宮」降臨予告を放った。

 11・22横浜武道館決戦のGHCヘビー「潮崎vs中嶋」、GHCナショナル「拳王vs清宮」に向けたダブル前哨戦が沼津大会のメインで実現。潮崎と清宮は“ノアジュニア正規軍"を宣言した原田&小峠&宮脇との“正規軍5人組”として、金剛5人と10人タッグ戦で向き合った。

 まずは潮崎と中嶋が先発して緊張感漂う探り合いを繰り広げたが、清宮と拳王にタッチが渡るといきなりヒートアップ。感情的なエルボー合戦を展開したものの、リードしたのは清宮だ。低空ドロップキックやニークラッシャーでヒザ攻めに転じ、執ようにマットにヒザを叩きつけるや、インディアンデスロックで絞めに絞め上げて拳王の悲鳴が場内に響き渡った。

 しのいだ拳王も、続く低空ドロップキックをその場飛びフットスタンプで“迎撃"する離れ業で脱出。その後は“ノアジュニア正規軍vs金剛ジュニア"がハイレベルな攻防を展開して熱戦へと昇華し、中盤過ぎには潮崎と中嶋が再び対峙した。

 やはりこん身の逆水平と左ミドルを一発、また一発と打ち合い、“声援禁止"の場内も思わずどよめいて熱を帯びる。競り勝った中嶋が拳王との“サンドイッチ式"ミドルキックの乱打で潮崎を棒立ちにしたものの、清宮がミサイルキックで拳王を吹き飛ばして救出すると、潮崎も中嶋のヴァーティカル・スパイク狙いをゴーフラッシャーでぶっこ抜き返して、相譲らずの両者大の字となった。

 それでも試合を決めたのはGHC王者。中嶋の後を受けた仁王を左ラリアットでキッチリ止めると、フィッシャーマンバスターからの豪腕ラリアットをズバリ。中嶋の面前で3カウントを奪ってみせた。

 間接的ながら、これで潮崎が中嶋相手に前哨戦3連勝。さすがに悔しげに引き上げる中嶋の背中に向けて、金色のベルトを掲げて仁王立ちした潮崎は「11・22横浜武道館。このGHCヘビー級ベルトを守って、また沼津で、今日以上のみんなに会いに来ます」とマイクで公約し、「声は出せないけど、みんなの熱い気持ち。心の声で叫んでください! いきますよー! I am NOAH! We are NOAH!」と今宵も“心の唱和"で王者らしく大会を締めくくった。

 バックステージでは同じ横浜武道館で開催されるナショナル王座戦にも対抗心。潮崎は「あいつ(中嶋)だけじゃない。ナショナルにも負けられないよ。気持ちがより入るよね。すべてに勝って、横浜武道館、最高の…最高の舞台にしてみせます」と力を込めた。

 そのナショナル王座戦に向けては清宮も闘志炎上。この日は王者・拳王の生命線の足を狙った手厳しいヒザ攻めが目を引いたが「まだまだやり足りない! 全然攻めたりない。もっともっと攻めて、横浜武道館“鬼の清宮"降臨させるから!」と、爽やかな横顔とは裏腹の“鬼"宣言を放った。

【試合後の潮崎】
――前哨戦3連勝となった

▼潮崎「前哨戦3連勝…まだ直接、中嶋勝彦から取ってはいないからね。中嶋勝彦から取って初めて有利になると思ってるんで。ただ、こうやって徐々にだけど、ノアの熱い思いがみんなに伝わってると思う。その闘いがリング上にはあるからね、ノアには。この思い、熱さを、もっと全国に広げていきたいですよ」

――『中嶋勝彦は何がしたいのか』と言っていたが、手応えは変わらない?

▼潮崎「やりあえば、やりあうほど、熱さ、凄さは存分に伝わってくる。でも俺はどんなに蹴られようが、GHCのベルトは渡さないよ。11・22、GHCヘビー級のベルトは俺が守る」

――拳王と清宮も激しくやりあっていたが?

▼潮崎「そうだね。もちろん同じ日にタイトルマッチがある。それにも負けられないし。あいつ(中嶋)だけじゃない。ナショナルにも負けられないよ。気持ちがより入るよね。すべてに勝って、横浜武道館、最高の…最高の舞台にしてみせます」

【清宮の話】「まだまだ…まだまだやり足りない! 全然攻めたりない。もっともっと攻めて、横浜武道館“鬼の清宮"降臨させるから! ノアの絶景を見せられるのは俺しかいない」