11・3大田区大会で佐々木大輔を退け、KO-D無差別級王座3度目の防衛に成功した遠藤哲哉が一夜明けた4日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で会見。KO-D王者として臨む『D王GRAND PRIX 2021』へ向けて「佐々木を倒した俺が狙うのは秋山準一択です。リーグ戦初戦から秋山準から取ったら、リーグ戦は優勝したようなもの」と開幕戦で実現する秋山とのシングル初対決に照準を絞った。

 佐々木超えを果たし、KO-D王座3度目の防衛を果たした遠藤。佐々木の本気を引き出すべくDAMNATIONから追放したが、「昨日、俺が戦いたかった佐々木で来てくれた。DAMNATIONに入った頃から、昨日のような佐々木に勝つためにプロレスを続けてきた。佐々木を破って結果的に和解したけど、オレ自身どうするか決めてなかった。いつも通りのふざけた佐々木で来たら、たぶん和解してないし、このまま佐々木を追放して、俺たちだけでDAMNATIONを続けてたと思う。一つの運命なのかなと思います」と満足げに振り返った。試合後、佐々木との和解が成立したが、勝利したとあって「一度抜けた人間なんで。仮メンバーの島谷常寛を正式メンバーにして、佐々木は看板持ちからやってもらう」との構えをみせた。

 今年唯一の有観客ビッグマッチを突破した遠藤は、KO-D王者として『D王GRAND PRIX 2021』に出陣する。しかも自身の要望が通って開幕戦の11・22後楽園大会でいきなり秋山とのシングル初対決が実現。秋山は大田区大会で竹下幸之介との初シングルに勝利したばかり。「秋山選手はALL OUTと対戦してて、1回も負けてない。誰が最初に3カウント、ギブアップ、勝ちを奪うんだ? そういう流れがきてると思う」と現状を分析した遠藤は当然、それを自らの手で成し遂げるつもりだ。

 「佐々木を倒した俺が狙うのは秋山準一択です」と言い切った遠藤。秋山との初戦激突に全神経を集中する構えで、「初戦から秋山準から取ったら、リーグ戦は優勝したようなもの。最初からクライマックスのつもりで臨みます」と気合を入れた。

 昨年は決勝戦にコマを進めながら、田中将斗に敗れて涙を飲んだ。KO-D王者の優勝は過去2回ではなく、史上初の快挙を成し遂げるためにも遠藤はまず秋山の首を獲る。