『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』東京ドーム(2021年1月5日)
「KOPW 2021」決定戦4WAYマッチ ○矢野通vsバッドラック・ファレvsチェーズ・オーエンズvsBUSHI×

 矢野がファレ&オーエンズを金的攻撃で黙らせ、BUSHIからの勝利を横取り。2年連続で『KOPW』を獲得した。

 昨年、オカダ・カズチカの提唱により新設された「KOPW」。1年ごとに区切られるのが特徴で、昨年は矢野が8・29神宮でタイトルを獲得すると、年末まで守り抜いた。新春のドーム2連戦で新たに「KOPW 2021」を決めることになり、前日のニュージャパンランボーで勝ち残った矢野、BUSHI、ファレ、オーエンズが4WAYでの決定戦を行った。

 ニュージャパンランボーでは最終入場者となったのをいいことに、リングに上がらずして勝ち残った矢野。この日も2020年のタイトル保持者の勲章であるトロフィーを持って登場するが、なかなかリングに上がらない。このスキに、オーエンズがBULLET CLUBの仲間であるファレに勝利を献上しようと自らマットに倒れてフォールされるが、これはBUSHIがカットした。

 後手に回った矢野だったが、BUSHIがファレ&オーエンズをミサイルキックで蹴り倒した直後に、スクールボーイで丸め込んで奇襲。しかし、3カウントを奪うことはできず、コーナーマットを引っぺがしても、オーエンズに奪われてしまった。さらに、昨年末のKOPW戦で敗れた雪辱を狙うファレにも襲われ、オーエンズと2人がかりで暴行される。ファレにボディスラムを狙っても押し潰されてしまった。

 そんな中、気を吐いたのがBUSHI。連続ダイブでBULLET CLUBに対抗すると、オーエンズの二段蹴りをファレに誤爆させる。さらに、オーエンズをスピードでかく乱し、必殺のエムエックスを仕掛けた。が、キャッチされて失敗。ファレとオーエンズの合体技グラネードランチャーを食らって虫の息に。

 オーエンズがそのままBUSHIを押さえ込むが、タイトル奪取はさせないとファレがカット。ここまで共闘してきた2人が言い争いを始めると、止めに入った佐藤レフェリーに掴みかかる。そこに背後から近寄った矢野は、両腕で2人に金的攻撃をお見舞い。もん絶して動けないスキを突き、KO状態のBUSHIを押さえ込んで、まんまと『KOPW 2021』を獲得した。

 2つ目のトロフィーを手にし、「はい、皆さん! 2021年1月5日、勝ったのはまたしてもこの私、矢野通! 昨日ほどの激闘ではなかったかもしれませんが、親と子の縁は簡単には消えませ〜〜〜ん!」とご満悦だった矢野。今年もKOPW戦線は矢野の独壇場になりそうだ。

【矢野の話】「(二つのトロフィーを両手に持ち、両手を大きく広げ、大きな声で)はい、皆さん! 2021年1月5日、勝ったのはまたしてもこの私、矢野通! 昨日ほどの激闘ではなかったかもしれませんが、親と子の縁は簡単には消えませ〜〜〜ん! さようなら」

※BUSHI、ファレ、オーエンズはノーコメント