『NEW YEAR DASH!!』東京ドームシティホール(2021年1月6日)
○石井智宏&オカダ・カズチカ&矢野通&後藤洋央紀&YOSHI-HASHIvsEVIL&バッドラック・ファレ&高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ&ジェイ・ホワイト×

 ジェイが東京ドームでの敗戦ショックが尾を引いてか精彩を欠き、石井にピンフォール負けを喫した。

 1・5ドームで飯伏に雪辱を許し、二冠奪取を逸したジェイは相当ショックが大きかったようで、「もうやりたくない。8年間頑張ってきたが、もう無理だ。負けて惨めな姿を明日も晒すかもしれないが、それ以降のことはもう何も言えない」と失意。様々な意味合いに受け取れる発言だったが、一夜明けたこの日、ジェイはEVIL&ファレ&裕二郎&オーエンズと組んでオカダ&矢野&後藤&石井&YOSHI-HASHIと対戦した。

 ジェイは後頭部にテーピングを施して登場。いつものようにコーナー上でポーズを決めることなく、浮かない表情のまま開始のゴングを聞いた。明らかに普段と違う様子のジェイは、BULLET CLUBの仲間たちがオカダに集中砲火を浴びせてから、中盤に出番が回ってくると場外戦でオカダをいたぶったまではよかった。

 石井相手に目まぐるしい読み合いを展開したジェイだが、パワースラムで先を行かれてしまう。YOSHI-HASHI、後藤の連続串刺し攻撃、矢野のマンハッタンドロップ、石井のジャーマンとCHAOSの波状攻撃の前に防戦一方。何とか打開しようと外道がエプロンに上がって石井の注意を引き、ジェイがようやくDDT、ブレードバスターで反撃したが、状況を打開するまでは至らなかった。

 両軍が入り乱れる混戦模様の中、ジェイはYOSHI-HASHIのトラースキック、後藤の牛殺し、石井のスライディングキックの連続攻撃を食らって再び劣勢に。EVILがカットに飛び込んでもオカダに蹴散らされた。粘るジェイも石井のラリアットをかいくぐり、ブレードランナーを狙う。不発に終わってもSSSで石井を突き刺し、改めてブレードランナーを狙ったものの、これを阻止した石井が垂直落下式ブレーンバスターを爆発させて3カウントを奪った。

 1・5ドームに続いてジェイが敗北。原因は前日の48分05秒の激闘を終えたばかりのコンディション面によるものか、それとも敗戦ショックからくる精神面によるものか。いずれにしてもジェイが精彩を欠いているのは明らか。試合後は力なくノーコメントで姿を消したが、今後の去就が気になるところだ。

【オカダの話】「2021年、いいスタートを切ることができましたし、まぁね、今日入場した時に思ったのは石井さん、YOSHI-HASHIさん、後藤さんはNEVER 6メンのベルトを持って、矢野さんは『KOPW』のトロフィーを持って、僕は何も持ってなかったんで、2021年は何かしら獲りたいなと思いましたし。まぁ、2020年にやり残したことをいろいろ久しぶりに、何があったかなと考えてみたら、EVIL、お前に負けてから、いろいろおかしくなったんだよな。『NEW JAPAN CUP』優勝できずに……まぁあの時はいなかったけども、今はもう一人、横にいるみたいだね。IWGPのベルトを巻いてた時のEVILの戦いは一つも見たことないけど、これは俺の直感だけど、一つだけ言わせてもらうと、お前、1人の方が強いよ。横にいる人、いない方が俺はいいと思うけどね。ただ、この思いが新日本プロレスに通じるのか。今日もね、イスでドカンと派手にやってもらったんで、ぜひ、やり返す機会をもらえたらと思います。まぁ、明日からちょっと……日本は、日本だけじゃないですかね、暗いニュースが出て、ちょっと元気じゃなかなかいられない状況になるかもしれないですけども、俺たちはちゃんと帰ってきますし、2021年、いいスタートを切って、まぁどうなるか分からないですけど、またすごいオカダ・カズチカを見せられたらと思います。引き続き」

【矢野の話】「オイ、チェーズ・オーエンズ! ずいぶん悔しかったらしいな、オイ! お前なんかにな、俺と(※『KOPW 2021』のトロフィーを指して)この子の絆なんかな、分かるわけねぇんだバカヤロー!」

【石井の話】「昨日、50分近く試合してたヤツと、昨日何にもやってないヤツ。そりゃ何にもやってないヤツが有利に決まってるよな。だから小僧、気にするな。またテメェが体調万全の時に胸貸してやるよ」

※後藤、YOSHI-HASHIはノーコメント


【EVILの話】「(※自ら持ち込んだイスに座って)何だよオカダ、この俺とやりてぇのか? お前まさか、去年の『NEW JAPAN CUP』の決勝でこの俺に負けたこと、いまだに引きずってんじゃねぇだろうな、オイ!? 女々しい野郎だな、オイ。いいぜ、オメェがやりてぇんだったら、やってやるぜ。(※東郷に)なぁオイ。(東郷は『オーケイ!』と返答)」

【オーエンズの話】「ヤノ、ヤノ、ヤノ! トーキョードーム1日目の『ニュージャパンランボー』で俺は最初にリングインして、35分間最後まで生き残った! そして2日目、『KOPW 2021』決定戦4WAYの進出権を掴み取ったんだ! なのに『ニュージャパンランボー』でリングインすらしてないヤノが、2日目に勝って終わるとはどういうことだ! ヤノ、俺は諦めないぞ! 次、日本に戻ったら真っ先にお前のトロフィーを獲りにいく。俺から逃げられると思うなよ!」

※ジェイ、ファレ、裕二郎はノーコメント