『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2021年1月19日)
○EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷vsオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI×

 EVILが一騎打ちを迫ってくるオカダを「中途半端な正義が一番の悪なんだよ」と断罪した。

 再浮上を狙うオカダはEVILに照準を合わせ、連日一騎打ちを猛アピール中。前日の後楽園大会では「元二冠チャンピオンか、こんなもんすか、えぇ!? 違げーだろ? まだまだできるだろ。俺がしっかり胸貸してやるよ。離れてしまったファンを、俺とEVILの戦いで引き戻そうぜ」と呼びかけたが、EVILは対戦要求に言及せず、「お前はよ、人間性がクズだな」とオカダ批判を展開していた。

 3日連続後楽園で両者は激突。ここまでの2日間はオカダをスカす場面が目立ったEVILだが、今宵はゴングを待たずにいきなり奇襲し、場外に投げ捨てた。リングに残った後藤が大立ち回りを見せて先制したものの、BULLET CLUBはラフファイトで反攻。EVILはまたもオカダを襲撃し、場外ではパイプイスを首に突き立てて暴行する。

 中盤戦でもオカダとEVILは再度対峙するが、ここでも暗黒の王は好戦的に仕掛けた。ロープに固定してオカダの胸板を踏みつけると、顔面をかきむしるなどラフ殺法を連発。オカダのマネークリップもコーナーに押し込んで阻止する。しかし、オカダもリバースネックブリーカーでやり返し、両者大の字に持ち込んだ。

 その後、YOSHI-HASHIが後藤と怒とうの連続攻撃を繰り出してEVILを攻め立てたが、GYRは決まらず。それでもYOSHI-HASHIはカチ上げ式ラリアットからバタフライロックに捕らえたものの、パイプイスを持ってエプロンに上がった東郷に気を取られて、自ら技を解いてしまう。一瞬のスキを見逃さないEVILはレフェリーの死角を突いて、YOSHI-HASHIに金的攻撃をズバリ。もん絶するYOSHI-HASHIをEVILで叩きつけ、まんまと3カウントを強奪した。

 オカダの眼前でYOSHI-HASHIを撃破し、してやったりとばかりに不敵な笑みを浮かべたEVIL。バックステージでは「オカダの言ってることなんか寝言だ。あいつみたいなよ、中途半端な正義が一番の悪なんだよ。わかったか、この野郎。そして、この俺が一番の正義で、本物で、頂点だ。よく覚えとけ!」とあくまで真っ直ぐな言葉で対戦を要求しているオカダを断罪した。

 一方、オカダは「これが僕の知らない今のEVILの戦い方なのかなと。うまくディック東郷を使っていいんじゃないの?」としながらも、「ただ、それでいいの? ディック東郷が横にいて、胸を張って、偉そうにしてて、それでいいの?」と暗黒の王のファイトスタイルに疑問符をつけた。

 リング上の絡みでは対戦の機運が生まれつつあるが、コメントでのアピールは平行線のまま。オカダは「俺は必ずシングルマッチ、あなたとやりますから」と改めてアピールしていたが、EVILを振り向かせるにはまだ何かが足りないようだ。

【EVILの話】「(※イスを持って現れ、東郷とToo Sweetポーズを決めてからイスに座り)オイ、いいか? オカダの言ってることなんか寝言だ。あいつみたいなよ、中途半端な正義が一番の悪なんだよ。わかったか、この野郎。そして、この俺が一番の正義で、本物で、頂点だ。よく覚えとけ」

【東郷の話】「そういうこっちゃ」

※裕二郎はノーコメント


【オカダの話】「まぁ、これが僕の知らない今のEVILの戦い方なのかなと。うまくディック東郷を使っていいんじゃないですか? まぁ、ただ、それでいいの? ディック東郷が横にいて、胸を張って、偉そうにしてて、それでいいの? 俺はかつてマネージャーがいたことあるけど、介入なんて1コもしなかったけどね。まぁ、EVIL、それでいいならそれでいいよ。ただ、俺は必ずシングルマッチ、あなたとやりますから」

※後藤&YOSHI-HASHIはノーコメント