『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2021年2月1日)
イリミネーションマッチ ○邪道&タマ・トンガ&タンガ・ロア&石森太二&エル・ファンタズモvsザック・セイバーJr.&エル・デスペラード&金丸義信&DOUKI&タイチ×

 GODが強奪中のアイアンフィンガーでタイチをKOし、2・10広島大会でのIWGPタッグ再戦へ向けて高笑いを上げた。

 1・4東京ドーム大会でタイチ&ザックからアイアンフィンガーを強奪しての無法勝利でGODが史上最多記録となる7度目のIWGPタッグ戴冠を果たした。収まらないタイチ&ザックがリマッチを要求し、2・10広島大会で実現することに。この日、GODがジュニアタッグ王者・石森&ファンタズモ、邪道と組んで、タイチ&ザック&デスペラード&金丸&DOUKIとイリミネーションマッチで激突する前哨戦がメインに組まれた。

 復讐に燃えるタイチがノド輪を連発してBULLET CLUB勢をなで斬りにし、ロアに集中砲火を浴びせたが、ザックメフィスト、天翔ザックドライバーはいずれも決められず。トンガンツイストで反撃したトンガをタイチがアックスボンバーで蹴散らしたものの、ロアがラリアットを叩き込んで主導権を握らせない。

 その後、IWGPジュニアタッグを巡って遺恨を深めた石森&ファンタズモとデスペラード&金丸が次々に姿を消していき、トンガがDOUKIをシャープシューターで料理。ザックが三角絞めで捕らえたままトンガを場外に叩き落とし、ロアにアキレス腱固めで絡みついて場外心中を狙ったものの、振りほどいたロアがザックを場外に転落させた。

 これで鈴木軍はタイチのみ。それでもロアをジャンピングハイキックで場外に蹴落とし、残る邪道を「雑魚」呼ばわりして串刺しアックスボンバー、顔面蹴りで攻め込んだ。トンガが乱入してもローリングソバットで蹴散らし、ロアの介入はザックが飛び込んでフロントネックロックで阻止。タイチは邪道の竹刀攻撃をかいくぐって天翔十字鳳をぶち込んだものの、いつの間にかアイアンフィンガーを右手に装着していたトンガがタイチのノドにグサリ。大の字となったタイチの上に邪道を乗せて3カウントを奪った。

 試合前、タイチに迫られて「ワカンナイ。アイアンフィンガー、ドコデスカ?」と日本語でしらばっくれていたトンガだったが、こっそり持参していた。まんまとタイチをKOしたトンガは「アイアンフィンガー、ココニ!」と高笑いが止まらない。

 一方、ドームに続いて屈辱を味わわされたタイチは「ぶっ殺してやる!」と怒声とともに復讐を宣言。ザックもGODをニセモノ呼ばわりし、「G.o.Dを倒し、アイアンフィンガーとベルトを返してもらう。そしてあいつらには新日本から出て行ってもらいたい」と新日本からの追放も見据えてダブル奪還を誓っていた。

【トンガの話】「(※フラフラとインタビュースペースに現れ、ウロウロしながら日本語で)アイアンフィンガー、どこですか? アイアンフィンガー? (※裏声で)ココに! おぉ、どこ!? アイアン・フィンガー! (※アイアン・フィンガーを取り出す)おぉ〜(※手にはめたアイアン・フィンガーを見つめて満面の笑み)いた、ここに、ですね? (※耳に当てて)何? おぉ、『BULLET CLUB大好き』? おぉ、そうですね!? 僕は大好き、アイアン・フィンガー!(※とアイアン・フィンガーにキス) ベスト・フレンド! トモダチ! 何? (※耳に当てて)おぉ〜、ありがとう、ありがとう! アハハハハ! アハハハハ!(※と笑い声を上げながらフラフラと控室へ)」

【試合後の石森、デスペラード】
※デスペラードと石森は大乱闘を繰り広げながらバックステージへ。インタビュースペース前でも殴り合う

▼デスペラード「(※床に倒れた石森に)ベルト、ちゃんと次持ってこいよ!(※と、控室へ)」

▼石森「(※体を起こしながら)ヘッヘッへ。まだまだだ、まだまだやり合うぞアイツとは。ヘッヘッへ」

【タイチの話】「(※放心状態でヨロヨロと控室に直行したが、扉の向こうに行くと反対側から勢いよく蹴って)ぶっ殺してやる!」

【ザックの話】「ふざけんなよ。G.o.Dはタッグの恥だ。お前らがベルトを巻いているからといって、誰がお前らの試合なんか見たがるんだ? だから今日も観客の数がこんなに少なかったんだろ。同じ試合に出ている俺でさえ、お前らのことはつまらなくて退屈だと思ってる。あいつらは自分たちこそがタッグの主役を張ってると思い込んでるようだが、俺に言わせればあいつらはニセモノだ。チーム名を見てみろよ。G.o.D=God、神だ。お前たちは自らを神と呼んで崇めてるのか? 特に信仰のない俺だって、それはさすがに不快に感じる。新日本には“神"が何人もいるのか? でもな、その神の1人は去年の夏に俺たちに負けてるぞ。G.o.Dを倒し、アイアンフィンガーとベルトを返してもらう。そしてあいつらには新日本から出て行ってもらいたい。何度もベルトを巻いてきたとはいえ、本当にタッグのベルトの価値を上げたのは俺たちじゃないか。それから新時代がどうとか言ってる奴もいるが、違うな。2021年は俺たちデンジャラス・テッカーズの年だ。ベルトもそうだが、俺はもうNEW JAPAN CUPを見てる。元々シングルプレーヤーだからな。俺の目標はシングルとタッグのベルト両方を同時に巻くことだ。どうだ?」