『NEW JAPAN CUP 2021』宮城・ゼビオアリーナ仙台(2021年3月21日)
○高橋裕二郎&EVIL&KENTAvs矢野通&SHO&YOSHI-HASHI×

 KENTAが最愛?の棒をYOSHI-HASHIから強奪。「取り返しにこいブス」と挑発した。

 NEW JAPAN CUP準々決勝で鷹木に敗れて脱落したKENTAは、試合後のコメントで「毎日毎日いろいろ言いたいことを言ってきたけど、『何がホントに一番言いたいの?』って自分に問いかけた時、出てくる答えって、『YOSHI-HASHIはブス』ってこと」といきなりYOSHI-HASHIに言及した。これまでことあるごとにYOSHI-HASHIを小馬鹿にしてきたKENTAは、以前、如意棒を本体扱いしたことも。NJC前には「棒さん……いや、棒! 決勝で会おう」とツイートしていた。

 振って湧いたように遺恨が再燃する中、両者がBULLET CLUBとCHAOSによる6人タッグマッチで激突。KENTAは試合前から棒をにらみつけていたが、ゴングを待たずにYOSHI-HASHIを襲撃し、場外で暴行を加えた。その後もBULLET CLUBペースで進む。

 なかなかタッチをもらえず、フラストレーションを溜め込んでいたYOSHI-HASHIだったが、ようやくリングに入ると、逆水平やネックブリーカードロップ、ロープ上に固定してのドロップキックなどでKENTAを攻め立てて気を吐いた。しかし、裕二郎がエプロンからエルボーで介入すると、すかさずKENTAはDDTで反攻する。

 その後、YOSHI-HASHIはバタフライロックで裕二郎を追い詰めたものの、EVILのカットが間に合って仕留めきれず。すかさずKENTAがフロントハイキックで加勢すると、セコンドのディック東郷がレフェリーの注意を引きつけているスキに、裕二郎はステッキで痛打。一気にピンプジュースを決めて、YOSHI-HASHIを沈めた。

 裕二郎はNJC1回戦でYOSHI-HASHIに敗れており、雪辱に成功した形。試合後もKENTAと裕二郎は代わる代わるに馬乗りになってYOSHI-HASHIを殴りつけた。混乱に乗じて、KENTAは如意棒を強奪。YOSHI-HASHIの首をこれでもかと絞め上げると、如意棒を掲げて笑顔を見せた。

 満足げにバックステージへと下がってきたKENTAは、最愛の棒を耳に当てると、「あいつ、ホントにブスだから、もう一緒にいたくない……」と腹話術のようにして勝手に思いを代弁。「大丈夫だから。俺がお前のこと守るよ」と愛情タップリに誓った。

 棒に首ったけの様子のKENTAは「取り返しに来いよ、ブス、テメエ。マジ、ブスなんですけど。近くで見たら、マジ、ブスなんですけど。試合中、ブスって気持ち抑えられなかった。マジで。何回言ったかわかんない、『ブス』って。マジ、ブス。ブスはブス。このコメント中、何回『ブス』って言ったか知ってる? わかる? わかんねえだろ。俺もわかんねえ。マジ、ブス。マジあいつブス。マジ、ブス。マジでブス!」とYOSHI-HASHIに対して「ブス」を連呼。棒に代わって、「棒さんの気持ち。あんなヤツといたくないって言ってるの。絶交だって、ブスと……」とYOSHI-HASHIに絶交を通告した。

 大会終了後、Twitterでは「私、KENTAは今日の試合で色々あって、かねてより想いを寄せておりました棒さんとお付き合いする事になりました。今後とも温かい目で見守ってもらえると嬉しいです。幸せにします」と交際まで報告して悪のり。一方、棒を奪われて怒り心頭のYOSHI-HASHIは「お前、試合中ずっと、『ブス、ブス』うるせえんだ、コノヤロー。俺の母親に謝れ、コノヤロー、オイ。いいか、オイ、そんなのどうでもいい。お前、あの棒持っていって、タダで済むと思うなよ、コノヤロー」と報復を予告した。

【裕二郎の話】「オイ、YOSHI-HASHI、今シリーズでよ、(シングル対決の戦績)1勝1敗だ。イーブンだよ。これでイーブンだよ。でもよ、もう1回、やるか? もう1回やるか、ああ? ああ? もう1回、1対1のシングルマッチでやるか、ああ? それともよ、お前確か、ベルト1本持っていたな? そのベルト懸けて、やっちゃってもいいんだぜ、コノヤロー」

【EVILの話】「(※自らイスを手にやって来て、それに座ってコメントする)オイ、CHAOSなんて、ザコばっかりだろ。ざまあみろ、バカヤロー。(※そばにいた東郷に向かって)さあ、行くか……」

【KENTAの話】「(※うれしそうな顔でYOSHI-HASHIの棒を手にやって来て)見てこれ。見て、これ。似合ってる?(※ビデオカメラに向かって)似合ってんだろ、これな? 似合ってんだろ?(※ビデオカメラが何も反応を見せずにいると)オイ、しかとかよ! まあいいや。ちょっと……(※YOSHI-HASHIの棒に耳を当て、聞き耳を立てるようにして)エッ? エッ? なになに? (※腹話術で声を出すようにして)『あんなブスといたくない……』。やっぱり。俺がいるから大丈夫だから。俺がいるから。エッ? (※再び棒に聞き耳を立てて、腹話術のようにして棒の言葉を代弁する)『あいつ、ホントにブスだから、もう一緒にいたくない……』。大丈夫だから。俺がお前のこと守るよ。(※棒に寄り添い、カメラに向かって)なあ、これ、似合ってる? 取り返しに来いよ、ブス、テメエ。マジ、ブスなんですけど。近くで見たら、マジ、ブスなんですけど。試合中、ブスって気持ち抑えられなかった。マジで。何回言ったかわかんない、『ブス』って。マジ、ブス。ブスはブス。このコメント中、何回『ブス』って言ったか知ってる? わかる? わかんねえだろ。俺もわかんねえ。マジ、ブス。マジあいつブス。マジ、ブス。マジでブス! わかった、マジで? 棒の気持ち、棒さんの気持ち、棒ちゃん? 棒さんの気持ち。あんなヤツといたくないって言ってるの。絶交だって、ブスと……」

【矢野の話】「(※両手で顔を覆い)ああ、怖い、怖い! 前が見えないのは怖い! 帰りが怖い!」

【SHOの話】「とりあえず今日の試合は、俺たちの負けだ。そう、もう1回(試合のビデオを)見返して、もう1回。何が足りなかったか、なんで今日勝てなかったか、もう1回分析してみる。そしてもう1回。もっともっとレベルアップして。今日これで負けて黙ってる、CHAOSの先輩方じゃないんで、必ず何かしらの形でやり返してくれると思う。そして俺は、今日、試合前にYOHさん、復帰宣言してくれましたね。ずっと、ずっと待ってた。去年の『SUPER Jr.』の決勝を見て、なぜだか俺とYOHさん、『俺たちで、あそこにいかねえといけないんだ』って。なぜだか、あの2人の、ヒロムとデスペ、あの2人の試合を見て、俺はそう思ったんだ。待ってた。ずっと待ってた。これからも一緒に、ジュニア、盛り上げていきましょう」

【YOSHI-HASHIの話】「(※右頭部を押さえながら)オイ、KENTA、オイ、勝手に人の棒、持っていくんじゃねえって。それとオイ、お前、試合中ずっと、『ブス、ブス』うるせえんだ、コノヤロー。俺の母親に謝れ、コノヤロー、オイ。いいか、オイ、そんなのどうでもいい。お前、あの棒持っていって、タダで済むと思うなよ、コノヤロー」