『奉納プロレス 第19回大和神州 ちから祭りスペシャル〜プロレスオールスター大チャリティー祭り〜』東京・靖国神社相撲場(2021年3月27日)
○稲村愛輝&岡田欣也vs清宮海斗&宮脇純太×

 ノアの清宮がZERO1靖国大会で再起。パートナーの宮脇が敗れ、2週間ぶりの復帰戦で勝利は飾れなかったが、「今日いただいた力も俺のエネルギーにして、俺はこれからしっかり這い上がっていこうと思います」と再浮上を誓った。

 ノア3・14博多大会でGHCヘビー級王者・武藤敬司に敗れた清宮は、脳しんとうのため、3・21後楽園大会を欠場していた。2週間ぶりの復帰戦はZERO1靖国大会。桜が咲き誇る靖国神社に、全20団体、54選手が集結するオールスター戦的興行となったが、他団体のファンも多く集まる中で、清宮はノア提供試合として宮脇と組み、稲村&岡田と対戦した。

 清宮は序盤から落ち着いた試合運びを披露。稲村のパワーに押し潰されそうになっても、見事なブリッジを披露してどよめきを誘う。最近使い出したジャンピング頭突きを序盤から繰り出した。今大会は区の許可を得て、マスクをつけた状態での声援が認められただけに、「海斗!」と声援も飛ぶ。岡田が相手になると、ミドルキック3連発で蹴り倒され、サイドスープレックスからコブラツイストに捕まるが、ヒップトスで投げ飛ばすと、反転式のダイビングエルボーでキッチリと逆転した。

 パートナーの宮脇も奮闘。プランチャ、ミサイルキックと空中戦で畳みかけると、清宮も加勢に入り、左腕攻めで畳みかける。宮脇はフィッシャーマンバスターからチキンウイングアームロックや腕ひしぎ逆十字固めで仕留めにかかるも、稲村のカットが間に合った。

 ここでタッチをもらった稲村は宮脇に腕を狙われるも、強引に担ぎ上げてオクラホマスタンピートで強引に掴む。カットに入った清宮をぶちかましで蹴散らすと、宮脇にもぶちかましをお見舞い。岡田が清宮を分断すると、最後は豪快な無双で稲村が試合を制した。

 復帰戦で勝利できなかった清宮だが、「俺の復帰戦、ここで靖国という神聖な場所でできたことは、これはやっぱり縁があると思う」と奉納プロレスでの再起を前向きに捉え、「この今日いただいた力も俺のエネルギーにして、俺はこれからしっかり這い上がっていこうと思います」と視線を前に向けた。次はノア4・3横浜大会。靖国で得たエネルギーを胸に、ホームリング復帰戦に臨む。

【試合後の稲村&岡田】
▼稲村「この靖国で勝ててよかったよな」

▼岡田「よかったです」

▼稲村「さらに、もっともっと俺ら力を磨いて、先輩を超えたい。もっともっと勝ちを重ねて、結果出したいと思います。今日はありがとうございました」

▼岡田「凄いカードばっかり組まれて、俺たちノアの若手だけで、こんなにいい場所で試合ができて、しかも勝ててよかったです。もっともっと若手の勢い、ノアの勢いを見せつけていきたいです。ありがとうございました」

――ノアのプロレスを見せつけたという手応えはあった?

▼稲村「やっぱあります。それは僕だけじゃなくて、今日は全員、ノアのプロレスを見せつけようって気持ちでやっているんで。またこういう機会があれば、もっともっと進化したノアのプロレスを。俺だけじゃないです。僕も岡田も宮脇さんも清宮さんも、全員で、この生え抜き4人で見せたいと思います」

【清宮の話】「今日勝てなかった。勝つことはできなかったかもしれないけど、俺の復帰戦、ここで靖国という神聖な場所でできたことは、これはやっぱり縁があると思う。この今日いただいた力も俺のエネルギーにして、俺はこれからしっかり這い上がっていこうと思います」