『NEO BREEZE 2021』神奈川・横浜ラジアントホール(2021年4月3日)
○小峠篤司&清宮海斗&稲村愛輝&原田大輔vs拳王&マサ北宮&覇王&仁王×

 新GHCジュニア王者の小峠が、次期挑戦者の仁王から直接ピンフォール勝ちを奪って横浜大会のメイン締めに成功。「今のノアジュニアの顔は俺や!」と改めて叫んだ。

 3・14博多大会で吉岡世起を破って約4年ぶりにGHCジュニア王座返り咲きを果たした小峠。3・21後楽園大会で早速、金剛ジュニアの仁王が名乗りを上げ、4・18後楽園大会での初防衛戦が決まった。

 開始前から悠然と挑戦者とにらみ合った小峠は、ボディ攻めなどで仁王相手に先制。息のあった金剛勢に捕獲されても持ち前の粘り強さで脱出し、中盤過ぎには仁王を串刺しラリアット連発からのデスペナルティ(変型裏DDT)で一気に追い込んだ。

 意地の仁王も小峠得意のマグザムを飛びヒザ蹴りで迎撃。相棒の覇王も雪崩式フランケンシュタイナーで援護し、すかさず仁王がみちのくドライバー2で突き刺す。さらには“奥の手"のみちのくドライバーβを狙った。

 だが、踏ん張った小峠はコウモリ吊り落としで切り返す。仁王もキルスイッチ狙いを逆さ押さえ込みで切り返し、キックアウトされても猛然と走り込んだものの、小峠がカニ挟みで転がすや、カットインした原田が顔面ニーリフトをドンピシャリ。あうんの桃の青春連係が決まったところで、今度こその必殺キルスイッチを見舞った小峠が、仁王から完璧な3カウントを奪ってみせた。

 ジュニア王者が直接ピン&メイン締めで先勝。場外の仁王を悠然と見下した小峠は、マイクを握ると「横浜ラジアント大会、ご来場ありがとうございました。4年ぶりですけど、チャンピオンで横浜に帰ってくることができました。次、18日の後楽園で俺の初防衛戦があります。今は俺がチャンピオンです。ということは今のノアジュニアの顔は俺や!」と堂々と叫び、場内の拍手をさらった。

 バックステージでは「仁王の気持ちがリング上で出てくるようになったけど、もっともっとアイツの熱いもん、声とか聞きたいね。これからノアジュニア創り上げていくんやからさ。アイツの思うプロレスの正義でもなんでもいいよ」と挑戦者に注文。「俺は俺で俺の正義をぶつけるし、お互いぶつけ合おうぜ」と切磋琢磨のジュニア戦線活性化を思い描いた。


【試合後の清宮&稲村&小峠&原田】

――前哨戦をメインで直接勝つことができた

▼小峠「仁王だって、これまで色々やってきてるし、今のノアジュニア、誰もがチャンピオンになれる才能を持ってると思うんで。より一試合一試合気合い入れてやっていきたいと思います。でも強いていえば、仁王の気持ちがリング上で出てくるようになったけど、もっともっとアイツの熱いもん、声とか聞きたいね。これからノアジュニア創り上げていくんやからさ。アイツの思うプロレスの正義でもなんでもいいよ。俺は俺で俺の正義をぶつけるし、お互いぶつけ合おうぜ」

――原田選手は小峠選手を横でみていて?

▼原田「やっぱり勢いはすごく感じます。今のノアジュニア、いろんな選手、いろんなスタイルの選手がいる。今のプロレス界、いろんなジュニアの闘いがありますけど、俺はノアジュニアがジュニア最高峰だと思ってます。その中の頂に小峠篤司がいますんで、俺も宮脇も負けないようにしっかりとノアジュニア、これから創っていきます」

――清宮選手はノアでの再起戦だった

▼清宮「今日はノアでの復帰戦で、タイトルマッチが決まってる人が横にいるなかでの試合で。今日は小峠さんが決めてくれましたけど、俺も這い上がっていけない。そのなかでうまくいかないってこともあるんですけど、それでも俺は止まってられないですから」

――稲村選手はこのメンバーで戦ってみて?

▼稲村「このメンバーだろうと誰が相手だろうと自分は本当に強さを求めて、まっすぐ戦うだけなんで。誰が相手でもいつもどおりに戦います」