『SAKURA GENESIS 2021』東京・両国国技館(2021年4月4日)
○矢野通&オカダ・カズチカ&後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIvsEVIL&KENTA&高橋裕二郎&石森太二&ディック東郷×

 暗闇がトラウマになっていた矢野が、その暗闇を逆利用して東郷を料理。NEW JAPAN CUPから遺恨を引きずるEVILをKOPW挑戦者に指名した。

 「KOPW 2021」を保持する矢野はNEW JAPAN CUP準々決勝(3・16後楽園)でEVILと対戦。セコンドの東郷を巧みにコントロールしたEVILが場内の照明を落として暗闇を作ると、そこでスキを突かれて敗戦を喫した。それ以降、暗闇がトラウマとなった矢野は、EVILと対峙するたびに後ずさり。リング下に押し込まれただけで悲鳴を上げ、深刻な状態となっていた。

 そんな2人が両国大会の10人タッグ戦で激突した。試合は対戦が浮上しているKENTA&裕二郎&石森とNEVER6人タッグ王者の後藤&石井&YOSHI-HASHIが激しくやり合う形に。特に如意棒を奪ったKENTAと奪われたYOSHI-HASHIはヒートアップ。YOSHI-HASHIは試合中にスキを突き、棒奪還に成功した。

 そんな大混戦の中で、虎視眈々とリベンジを狙っていたのが矢野だった。BULLET CLUBの集中攻撃を受けてピンチを迎えるも、スポイラーチョーカーを手に迫ってきた東郷を急所蹴りで黙らせると、介入してきたEVILの股間にも一撃。悶絶するEVILの眼前で一気に試合を決めた。東郷に黒い袋を被らせて視界を奪うと、そのまま裏霞でクルリ。まんまと3カウントを奪った。

 試合後、後藤&石井&YOSHI-HASHIとKENTA&裕二郎&石森が視殺戦を展開。YOSHI-HASHIの持つベルトに手を出したKENTAが、裏をかいて如意棒を再度強奪する一幕も見られた。

 試合を制した矢野は「暗い! 見えない! 怖い! 怖いんだ、バカヤロー、テメェ」とトラウマを植え付けたEVILに改めて怒りをぶつけると、「テメェがその気ならなぁ、KOPWでやってやるよ、バカヤロー」とKOPW争奪戦の挑戦者に指名。「お前にも前が見えない、暗闇の怖さを分からせてやる、バカヤロー!」と予告した。

 NEW JAPAN CUPで敗れてしまったが、KOPW戦において矢野はいまだに無敗をキープしている。自分が有利な状況にEVILを誘い込み、今日と同じように暗闇を逆利用して雪辱を果たす構えだ。

【矢野の話】「(※KOPWトロフィーと黒い袋を手に)オイ! EVIL、オイ! 何度も何度も! 暗い! 見えない! 怖いんだバカヤロー、オイ! 暗い! 見えない! 怖い! 怖いんだバカヤロー、テメェ! テメェがその気ならなぁ、(※KOPWトロフィーを突き出して)KOPWでやってやるよバカヤロー、オイ! テメェがその気ならな、オイ、テメェがその気ならお前にも、(※黒い袋を突き出して)前が見えない、暗闇の怖さを分からせてやるバカヤロー!」

【石井の話】「(※NEVER6人タッグ・ベルトを示して)やりてぇんだろ? もちろんやってやるよ。だけど、BULLET CLUBに一個だけ聞きてぇことがあるんだ。オイ、メンバーに裕二郎入れていいのか裕二郎? 裕二郎だぞ? 取れる可能性がグーンと低くなる裕二郎。もう一回メンバー考えてこい!」

【試合後の後藤&YOSHI-HASHI】
▼YOSHI-HASHI「オイ! (※NEVER6人タッグ・ベルトを示しながら)NEVERのオイ、6人やってやるよ、オイ」

▼後藤「もちろんだ」

▼YOSHI-HASHI「棒がほしいのかオイ、このベルトがほしいのか、どっちだオイ! 俺はなオイ、両方もらってくからな、オイ」

▼後藤「どっちがほしいのか分からねぇけどよぉ、どっちみち、どちらもお前らじゃ務まらねぇよ。俺らが全部取り返すぞ」

▼YOSHI-HASHI「お前らにはオイ、1本も残んねぇよ。俺らが全部持ってってやるから!」

【試合後のEVIL&東郷】
▼EVIL「(股間を押さえながら)ああ、矢野、てめえ、ふざけんなよ、この野郎。くだらないことしやがって。(東郷に向かって)大丈夫か、オイ?」

▼東郷「(股間を押さえながら)前が見えねえじゃねえか、この野郎! ふざけんじゃねえ、コラ!」

【KENTAの話】「(棒に向かって)だから離さねえって言っただろ。(自分の顔に棒をぶつけながら)ちょっ、待てよ。人前だよ。わかったよ。なあ、俺はゼッテーお前のことを離さねえ。(TVカメラマンに向かって)見た? ちょっちょっちょっ座ろう。棒ちゃん、おいで。膝枕ね、膝枕(と言って、自分の太ももに棒の先端を乗せる)。見た、あいつ? 強引に、嫌がってんのに連れ去り? これ完全に連れ去りだろ。この間のコメント、見た? (うなづくTVカメラマンに向かって)いや、だからあんたがうなづいてどうすんですか。この間のコメント、なんか棒が俺のことを使って殴ってくれって言ってるって? いや、思考がストーカーやん。言ってもないことをそんな自分の都合のいいように聞こえちゃってんの? ヤバイよ、あいつ。(棒に向かって)ねえ、怖かったね。(声色を変えて棒がしゃべっているように)アイツ、マジデブス! (自分の声に戻して)そうだよね。怖かったよね。ほんで、トモとゴトヒロのおかげで獲ったベルトを、さもてめえの実力で巻いてるかのように誇らしげに抱えやがって、お前。あれも奪ったろうか、お前。なあ? お前の本当の実力、みんなに見せてやるよ。お前なんかな、ベルト持つには値しねえ人間なんだよ。それを思い知らせてやるよ。(棒に向かって)ねえ、怖かったね、あいつね。ああいう思考の人ね。気をつけな。心当たりのある奴、それぞれの人生あるから、しつこくすんなよ! (立ち上がって)だから結局、俺たちが何を言いたいかって言うと、YOSHI-HASHIはブスってこと!」

【裕二郎の話】「石井ちゃん、憶えてるか? 7年前、7年前だよ。この両国で俺はお前にNEVERのシングルのタイトルマッチで負けてるんだよ。それによ、去年のG1でも負けた、お前によ。だからよ、このケインでお前の顔面を何回ぶん殴ろうがバチは当たんねえだろう、オイ!」

【石森の話】「毎回のようによ、CHAOSとやってたらよ、なんか変な欲が出てきちゃってよ。まあ、俺ら、棒ちゃんとチームワークもいいし、KENTAさんと裕二郎さんが良ければ、NEVER6人タッグ、これ一丁ありだろうな、ウフフフ。あっ! それでもデスペ二冠チャンピオン様のベルトは、もちろんずっと狙ってっからよ。今日はチャンピオン様がな〜んか、なんちゃってリボーンした3Kを潰してくれるだろうから、じっくり見させてもらうよ」