『April Fool 2021』東京・後楽園ホール(2021年4月11日)
KO-Dタッグ選手権試合 ○HARASHIMA&岡林裕二vs樋口和貞&坂口征夫×

 HARASHIMA&岡林が樋口&坂口を下し、KO-Dタッグ王座戴冠。初防衛戦で秋山準&大石真翔を迎え撃つことになった。

 “スマイルピッサリ"HARASHIMA&岡林は昨年大みそ日の年越しプロレスで行われたシャッフルタッグトーナメントで優勝。今年の2・14川崎大会ではタッグ王者・樋口と対戦すると、試合後にはベルトに興味を示し、満を持して樋口&坂口組とのタイトル戦に駒を進めてきた。

 試合が動きだしたのは5分過ぎ。王者組はHARASHIMAに照準を絞ると、坂口はチキンウイングフェースロックやスリーパーで絞め上げた。フラストレーションを溜め込んだ岡林がタッチをもらって反攻を狙ったものの、坂口はエプロンからのランニングローキックで譲らず。あとを受けた樋口がパワフルに畳みかけ、王者組が主導権を渡さない。岡林がアルゼンチンを出せば、樋口はカナディアンバックブリーカーで抵抗。得意のブレーンクローに捕獲すると、岡林がゴーレムスプラッシュを狙ってきても雪崩式ブレーンバスターで突き落とした。好機に代わった坂口は三角絞めで仕留めにかかる。だが、岡林は強引に抱え上げ、コーナーパッドに投げつけて、ようやく反撃に転じた。

 2人がかりで一気呵成に坂口を攻め立てると、HARASHIMAはスワンダイブ式ボディプレスを投下した。激しいミドルキック合戦になると、坂口が猛連打で押し切って挽回。樋口との連係攻撃で挑戦者組を猛追する。が、救出に入った岡林が両腕ラリアットをズバリ。それでも樋口はぶちかましで岡林を場外に排除したものの、その樋口にHARASHIMAはハイキックを浴びせて坂口を孤立させた。

 ファルコンアロー、リバースフランケン、スタンディングの蒼魔刀と坂口相手に畳みかけると、正調蒼魔刀の構え。先に動いた坂口がヒザ蹴りをぶち込むも、倒れないHARASHIMAは蒼魔刀を叩き込んだ。ギリギリで樋口のカットが間に合うと、HARASHIMAはスワンダイブ式蒼魔刀へ。しかし、回避した坂口は首に巻きつくと、胴締めスリーパーに捕獲する。

 一転して大ピンチを迎えたHARASHIMAだったが、岡林が急行。胴締めスリーパーを決めたままの坂口の体を強引に引っぺがしてパワーボムで引っこ抜き、活路を開く。息を吹き返したHARASHIMAはすかさず再び蒼魔刀をズバリ。熱戦に終止符を打った。

 HARASHIMAが坂口を下し、スマイルピッサリがタッグ王座獲得。大みそ日のタッグリーグからいまだ無敗の最強タッグ王者が誕生した。試合後、マイクを持ったHARASHIMAは「最後はもうね、わけわからなくなってたけど、岡ちゃんのおかげで、みんなの心の応援のおかげで勝つことができました」とパートナー&観客に感謝。岡林も「HARASHIMAさんと組んで、このベルトを巻けて、嬉しく思ってます。ピッサリ!」と喜びを爆発させた。

 マイクアピールでのコンビネーションも完璧。HARASHIMAが「坂口&樋口、本当に強かったです。無事、僕たちがチャンピオンになったからには、スケジュールを許す限り誰の挑戦でも受けます」と宣言し、「誰の挑戦でも受けてやるさ〜」「そして、ガッチリ勝ってやるさ〜」「DDTのみならず、プロレス界を明るくテカテカ照らしてやるさ〜」と続けると、観客の代わりに岡林が「なんで〜?」と返す。それに「なんでかって。それは…」とHARASHIMAが答えると、岡林が「ピッサリ!」、そしてHARASHIMAが「鍛えているからだ!」と絶叫して締めくくった。

 メイン後にHARASHIMAがKO-D無差別級王者・秋山に挑戦表明し、6・8さいたまSA『CyberFight Festival 2021』でのタイトル戦が決定した。その秋山が交換条件としてタッグ王座挑戦を要求。スマイルピッサリは4・18新潟大会で秋山&大石組を迎え撃つことになった。

 タイトル奪取からわずか1週間での初防衛戦となるが、スマイルピッサリに死角はなし。準烈相手にその強さを見せつけるのみだ。一方、王座から陥落した樋口&坂口は来月開幕のタッグリーグで失地回復を目指す。

【DDT】4/18(日)新潟・万代島多目的広場大かま『MAX BUMP 2021 TOUR in NIIGATA』13:30開場、14:00開始

▼タッグマッチ
小嶋斗偉
岡谷英樹
vs
飯野雄貴
大鷲透

▼6人タッグマッチ
中村圭吾\n納谷幸男
彰人
vs
赤井沙希
坂口征夫
樋口和貞

▼シングルマッチ
岡田佑介
vs
遠藤哲哉

▼ゴージャス松野還暦記念試合
MAO
勝俣瞬馬
上野勇希
vs
平田一喜
男色ディーノ
ゴージャス松野

▼“新潟の有名人"スーパー・ササダンゴ・マシン地元凱旋!新潟名物スペシャル6人タッグマッチ
アントーニオ本多
クリス・ブルックス
スーパー・ササダンゴ・マシン
vs
マッド・ポーリー
高尾蒼馬
佐々木大輔

▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]
大石真翔
秋山準
vs
岡林裕二
HARASHIMA
[第69代王者]
※HARASHIMA&岡林組初防衛戦