『Ultimate Tag League 2021』へ向けた会見が27日、東京・渋谷のAbemaTowersで行われ、リーグ戦出場5チームが出席。大石真翔との準烈で出場する秋山準が「タッグには自信がある。優勝を狙いたい!」とDDT参戦以来3つ目となる勲章獲りを宣言した。

 DDTにとって16年ぶりとなるタッグリーグ戦は秋山&大石のほか、竹下幸之介&勝俣瞬馬(The 37KAMIINA)、樋口和貞&坂口征夫(Eruption)、クリス・ブルックス&アントーニオ本多(欧州代表)、佐々木大輔&火野裕士(DAMNATION)の5チームが出場する総当たり戦。5・9後楽園無観客大会を皮切りに、5・10無観客配信大会、5・15仙台、5・23神戸、5・27新宿の5大会で公式戦が行われ、最多得点チームが優勝となる。複数のチームが首位に並んだ場合は優勝決定戦が行われる。

 現在、KO-Dタッグ王座はHARASHIMA&岡林裕二のスマイルピッサリが保持しており、リーグ戦を制したチームが挑戦者候補最右翼となるのは間違いない。4・11後楽園大会でタッグ王座から陥落したばかりのEruptionは今大会で捲土重来を図る。樋口が「前タッグチャンピオンとして、一番有利なとこにいると思うし、勝ち進めば見えてくるものがあると思う」と優勝の先にスマイルピッサリとのリマッチを見据えれば、坂口は「この間、やられたばかりで大きなことは言えないけど、この機会をくれた会社には珍しく感謝します。イチから出直すためにも、前タッグチャンピオンのプライドとして、タッグリーグを制覇したい」とタッグの頂点返り咲きを誓った。

 4・18新潟大会でスマイルピッサリに敗れ、タッグ王座獲りならなかった準烈だが、タッグ戦線で浮上する機会を再び得た。大石が「私さえ負けなければ絶対負けない自信がある。負けないように頑張ります」と誓うと、秋山は「パートナーが言ってくれたように、君が負けなければ勝つ自信があります」と同調した。

 28年以上のキャリアにおいて秋山は全日本、ノアのタッグ王座、タッグリーグ戦を全て制しており、経験と実績は出場選手の中でも屈指。優勝すればD王GP、KO-D王座に続くDDT参戦以来3つ目の勲章獲りとなり、「16年ぶりということで、すべてのチームが初めてだと思うけど、タッグには自信がある。優勝を狙いたいと思います」と自信満々に言い切った。

 The 37KAMIINAはすでに上野勇希がUNIVERSAL王座を保持しているが、ユニット結成後、初の勲章を手にするチャンスとなる。勝俣は「サウナ部からユニットになって、結果を残せるチャンスが来ました。竹ちゃんは米国から自信をつけて帰ってきて、僕もデスマッチに参戦したりで自信をつけてきたので、2人で結果を残したい」と“自信"をキーワードに栄冠を勝ち取るつもり。竹下は「僕のキャリアのなかで一番タッグを組んできたのは勝俣ですけど、KO-Dタッグに挑戦したことはあったけど、この2人で実績を残せてない。米国から帰ってきた僕と、デスマッチで名を馳せている勝俣なら実績を残せるんじゃないかと思う。2人の集大成を見せたいと思います」と意気込んだ。

 DAMNATIONは佐々木と火野による強力布陣で臨む。佐々木は「私が特に気にしてるのは初戦の後楽園、竹下&勝俣組。後楽園で竹下を倒せば、この肋骨はようやく完全に治って完全復活します。あとは火野の裕ちゃんにまかせて優勝します」と相棒を信頼。昨年12・27後楽園大会でDAMNATION入りした火野は「DDTに上がって、DAMNATIONに誘ってもらって、一発目のリーグ戦。リーグ戦は苦手なんですけど、そこは大ちゃんにまかせて。1試合1試合暴れて、DAMNATIONの前にも組んでたからチームワークもしっかりしてるから、優勝いけると思います」と確信するように言い切った。

 遅刻した本多は会見途中に現れたものの、転んでヒザを痛打してしまう。「私のヒザも会見場の床でクラッシュ・ギャルズです。爆弾を抱えた私のヒザが危険にさらされるような危機を乗り越えてる私ですから。タッグリーグに出てる選手のなかでは、一番危機管理能力が低い。アクシデントに見舞われる可能性が高い」と弱気に自己分析したが、「タッグリーグで俺たちが優勝することが、一番のアクシデント。優勝賞金はいくらですか? 何かしら? 何かしらで長者になります」と宣言した。

 初戦の相手は準烈。「秋山選手とはDDTで初対決で大変なんですけど、初戦に勝たないと弾みもつかないんで。大石選手には何度か勝ってるんで、どうにかして秋山選手のお目々などをお突きさせていただいて、大石選手からクリスが取ってもらえればいいわけです。クリスが勝てばいいわけで、優勝のチャンスはありありなんですよ」と今から作戦を明かしてしまった本多だが、初戦白星で勢いづく構えだ。パートナーのブルックスは「我々が唯一正式なタッグチームじゃない。さまざまなユニットで結果を出していくということに長けていると言いたいところだが、2人揃って会見場に出てくることもままならなかった」とチームワークに一抹の不安をのぞかせたものの、「他のチームから見ると、マークされているのかわからないけど、ホンダさんの横にいるだけでスピリチュアルな気分になる。リーグ戦を楽しみにしてる」と語った。

 初対決となる本多の印象を問われた秋山は「見ての通りだと思います。つかみどころがない」と評価。「リングに出てきてコケた瞬間、俺のヒザが飛ぶから注意してください」と忠告することも忘れない。すると本多は「コケた瞬間にヒザが飛んできたらえらいことだね。天使の翼をもぐようなことをする方だったとは。会見を盛り上げるリップサービスだと思うんで。相手がどんなことをやろうと、様子を見るインド洋のような懐の深さがあると思うんで。逆に私のヒザを心配してくれてるんじゃないかと」と希望的観測を口にしていた。

☆『Ultimate Tag League 2021』

[出場チーム]
▼樋口和貞&坂口征夫(Eruption代表)
▼秋山準&大石真翔(準烈代表)
▼竹下幸之介&勝俣瞬馬(The 37KAMIINA代表)
▼クリス・ブルックス&アントーニオ本多(欧州代表)
▼佐々木大輔&火野裕士(DAMNATION代表)

[大会規定]
・全5チーム参加による総当たりリーグ戦となります
・全5大会で得点を争い、最多得点チームが優勝となります。同点チームが複数ある場合は最終戦で優勝決定戦をおこないます
・試合形式は公式戦が30分一本勝負。優勝決定戦は時間無制限一本勝負
・あらゆる勝ちは2点、あらゆる負けは0点、あらゆる引き分けは1点

[公式戦日程]
▼5/9(日)後楽園
竹下&勝俣vs佐々木&火野
秋山&大石vsブルックス&本多

▼5/10(月)TVマッチ
ブルックス&本多vs佐々木&火野
樋口&坂口vs竹下&勝俣

▼5/15(土)仙台
秋山&大石vs佐々木&火野
樋口&坂口vsブルックス&本多

▼5/23(日)神戸
竹下&勝俣vsブルックス&本多
樋口&坂口vs秋山&大石

▼5/27(木)新宿
秋山&大石vs竹下&勝俣
樋口&坂口vs佐々木&火野