8・1広島大会のGHCヘビー級選手権試合「(王者)丸藤正道vs桜庭和志(挑戦者)」に向けた調印式が30日、都内ホテルで開かれ、丸藤が王者として桜庭との“名勝負"製造に自信をみせた。

 今夏でノア参戦から2年が経つ桜庭が、いよいよ団体最高峰のGHCヘビー級王座に挑戦。調印を終えた桜庭は「20年の重みがあると思う」とGHCヘビー級ベルトを見つめた一方で「その重いベルトを獲れたらいいんですけど、やっぱりベルトを獲るっていうよりは丸藤選手をやっつけたいという思いが大きい」とやはり自然体で語った。

 迎え撃つ丸藤は2度目の防衛戦。「丸藤vs桜庭」は確かにビッグカードではあるものの、その試合内容に関しては“未知数"な側面もある。丸藤も「桜庭和志のプロレスと、丸藤正道のプロレスが融合した時に、めちゃくちゃ面白くなるか、クソみたいな試合になるかのどっちかだと思う」としたが、「僕はめちゃくちゃ面白い試合にしたいと思ってるし、そのうえで桜庭さんを倒したいと思ってます」と王者としての“名勝負製造"に自信をみせた。


 前哨戦では丸藤が逆水平チョップ、桜庭がモンゴリアンチョップを真っ向から打ち合った。「自分の中でも少しずつ(試合の)イメージができてる」と語った丸藤は、「まずはラッシュガードを脱いでもらってね。いります? あれ」とMMA用の戦闘スーツに身を包み続ける桜庭をけん制。「リングでこすれると肌が弱いんで痛いんです」と苦笑いした桜庭に「僕のチョップを生身の体でぜひ味わっていただきたいなと思うので、気が向いたら脱いでください」と不敵にプレッシャーをかけた。

【会見の模様】

――試合に向けた意気込みを

▼桜庭「どうも桜庭でございます。まさか試合が決まるとは思ってなかったので、丸藤選手をやっつけられるよう頑張ります。よろしくお願いします」

▼丸藤「この試合に関しては今までの挑戦者とはまったく異なる試合になると思いますし、桜庭和志のプロレスというものを、前哨戦も含め……ぶっちゃけ他のレスラーとやってくること、プロレスに対する考え方も違うかもしれないですし、僕が今までやってきたプロレスとも違うし。桜庭和志のプロレスと、丸藤正道のプロレスが融合した時に、めちゃくちゃ面白くなるか、クソみたいな試合になるかのどっちかだと思いますけど、僕はめちゃくちゃ面白い試合にしたいと思ってるし、そのうえで桜庭さんを倒したいと思ってます」

――GHCヘビー級王座への印象というのは?

▼桜庭「イメージとして20年の重みがあると思いますんで、その重いベルトを獲れたらいいんですけど、やっぱりベルトを獲るっていうよりは丸藤選手をやっつけたいという思いが大きいので」

――前哨戦を通じての手応えや警戒点は?

▼丸藤「桜庭さんのペースっていうのは、ひじょうにやりづらい。そして表情も読みづらい。でも、そんな中でも必ず桜庭和志を攻略するカギはあると思うし、自分の中でも少しずつイメージができてるんで。まずはラッシュガードを脱いでもらってね。(※桜庭に)いります? あれ。どうして着てるんですか?」

▼桜庭「いるんです。リングでこすれると肌が弱いんで痛いんです」

▼丸藤「…ということなんですけど、僕のチョップを生身の体でぜひ味わっていただきたいなと思うので、気が向いたら脱いでください」

――丸藤選手は凄く噛み合うか、まったくそうでないかの試合になる…と言っていたが、桜庭選手の考えは?

▼桜庭「僕もそう思います。今回の試合だけじゃなくて、試合っていうのはやってみないと分からないので。僕は今までずっと、結果としてあの試合が良かったと言われるようにやってきました。そんな中でもどうしても外れてしまう時もあるので、一生懸命、自分でどうやったら面白くなるのかを考えながらやりたいと思います」

――試合のイメージはふくらみつつある?

▼桜庭「えっとね…あと2日ですね。あんまりイメージは膨らまさないように。(イメージしたうえで臨んで)想定と別の動きをされると、こっちもこんがらがっちゃうんで、あんまりガッチリはいつも決めないです。自分のやりたいこと、のイメージは固めていきます」

――これまでノアの広島でビッグマッチだと、どうしても“三沢さん"というワードと紐付いてきたが、今回は違うシチュエーションとなる

▼丸藤「そこの名前に関しては、もう自分の中で持っていれば良い部分だと思ってるし、僕と桜庭さんの闘いには、言葉の選び方は悪いかもしれないけど、はっきり言って関係ない話なんで、俺はしっかりこのタイトルマッチで桜庭和志と戦うことに集中したいと思ってます」