『第8回 王道トーナメント〜べろ〜家 presents〜』東京・後楽園ホール(2021年8月29日)
○T-Hawk&ヨシタツ&立花誠吾vsゼウス&イザナギ&デビル紫×

 T-Hawkがゼウス&イザナギの眼前で快勝。サプライズ登場となったエル・リンダマンとともにアジアタッグ挑戦を表明した。

 王道トーナメントに初出場したT-Hawkは2回戦敗退に終わったものの宮原健斗と熱戦を繰り広げて存在感を示した。この日は第5試合の6人タッグに登場。ゼウス相手に逆水平合戦を繰り広げて気を吐き、最後はケルベロスで紫を料理した。

 快勝したT-Hawkは試合後、ゼウス&イザナギに向かって「おい、お前らよりお客さんのほうが何を求めているかわかっているんじゃないか? お前らのそのアジアタッグのベルト、俺ともう1人のパートナー…今日はそれを連れてきてます。その2人に挑戦させろ」とアジアタッグ挑戦を要求した。

 するとパートナーのリンダマンがサプライズ登場し、「プロレス界あるあるのタイミングが悪くなったり、都合が悪くなったりしたら、アジアタッグの話もなかったことにする。そんなことは俺たち#STRONG HEARTS、GLEATには通用しないぞ」と宣言。「三冠ヘビー級選手権、だいたいお客様はそれ以外に大して注目してない。なぜだかわかるか? そのタイトルに疾走感がないからだ。そのタイトルに俺たちGLEAT、#STRONG HEARTSが疾走感を持ってタイトル戦線を盛り上げる」と誓った。

 T-Hawkとリンダマンは当初、7・22後楽園大会でアジアタッグに挑戦する予定だったが、T-Hawkが右肋骨骨折で欠場。代わりに鬼塚一聖がリンダマンのパートナーに名乗りを上げたが、ゼウス&イザナギに敗れ去った。二人にとっては仕切り直し。1年以上の長期政権を続けるゼウス&イザナギを「1年間も持ってて、印象は1つも残ってないぞ」とけん制したリンダマンは「全日本プロレスファン、アジアタッグ、タイトルマッチ、こういうもんだっていう疾走感を俺とT-Hawkで、GLEAT、#STRONG HEARTSがこの全日本のリングに刻み込みます」と宣言してみせた。

 ゼウス&イザナギも受諾を意思表示。両チームによるアジアタッグ戦が決定的となった。T-HawkとリンダマンはGLEATが標榜する「疾走感のあるプロレス」で最古のベルト獲りを成し遂げる。

【試合後のT-Hawk&リンダマン】
▼T-Hawk「(枯れた声で)ゼウス、イザナギ。あいつら、アジアタッグに挑戦決まったけどよ、なんかあいつら1年以上、あのベルトを持っているらしいな? 今まで逆にチャレンジャーチームはどうしたのって感じだよな」

▼リンダマン「そうですよ」

▼T-Hawk「俺は前哨戦から声を出しすぎてこのザマだ。お前らと気合いが違うんじゃ。わかるか? なあ、リン」

▼リンダマン「俺は知らなかったけど、1年間も長い間持っていたなんて。1年間も持ってて、印象は1つも残ってないぞ。全日本プロレスファン、アジアタッグ、タイトルマッチ、こういうもんだっていう疾走感を、俺とT-Hawkで、GLEAT、#STRONG HEARTSがこの全日本のリングに刻み込みます」

▼T-Hawk「OK。しっかりよ、これからもGLEATしていって。俺もしっかりポンプアップしてやるからよ」

▼リンダマン「おう、いいね」

▼T-Hawk「体重もなんか知らねえけど、8kg増えてよ。俺はバッチリだぜ。イザナギ、お前もうちょっと頑張れよ。俺とリンダマンにまだまだ届かないぞ。お前らがチャレンジャーの気持ちで来いや。以上」

▼リンダマン「俺は俺がチャレンジャーの気持ちでいきます」

【試合後のゼウス&イザナギ】
▼イザナギ「俺たちはよ、鈍行列車なんだよ。いろんな各駅に、俺たちを待っているヤツがいるんだよ。各駅に止まってなにが悪いんだよ? 疾走感だと? ふざけんじゃねえ、コノヤロー。リンダマン、お前はなんてフットワークが軽いヤツなんだ。試合がないのに、後楽園ホールまでノコノコと来やがって。ゼウス、言ってやってくれ!」

▼ゼウス「飛沫飛ぶんでちょっと小さい声で…」

▼イザナギ「冷静やな」

▼ゼウス「疾走感? 疾走感という意味、ちょっとわからへんけど、ええこと言うてくれるやんけ。このアジアのベルトを懸けてやったるわ。お前らのおかげで俺らに疾走感が出る。楽しみにしてるわ。待っとけ、オラ。人生は祭りやで。わっしょーい、わっしょーい、わっしょーい」

▼イザナギ「祭りに疾走感はいらねえんだよ! 俺たちは各駅に止まる!」