『Who's Gonna TOP? 2021 TOUR in YOKOHAMA』が18日、神奈川・横浜ラジアントホールで行われ、クリス・ブルックスがKO-D無差別級王座戦へ向けた王者・竹下幸之介との前哨戦に勝利。腕攻めで追い込む場面も作り、「私、もう1度勝つよ」とベルト獲りへ向けて好感触をつかんだ。

 8・21富士通スタジアム川崎大会で竹下が秋山準を破ってKO-D王座返り咲きを果たした試合後、ブルックスが挑戦を表明。9・26後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。2019年7月以来、約2年ぶりのKO-D挑戦となるブルックスはこの日のメインイベントで王者・竹下との前哨戦に登場。ブルックスがHARASHIMA、竹下が中村圭吾とそれぞれ組んで激突した。

 竹下と先発で対峙したブルックスは序盤、レスリングの攻防を展開。その後、竹下がラリアット、ブレーンバスターで攻め立て、Plus Ultraを決めたが、ブルックスはHARASHIMAのカットで難を逃れた。10分過ぎにはダブルニー、オクトパス・ストレッチによる腕攻めに出て逆襲に転じ、王者を追い込んだが、竹下もジャーマンで強引に投げるなど応戦。最後はパートナーのHARASHIMAがハイキックからの蒼魔刀で中村を仕留めた。

 前哨戦を制したブルックスは腕攻めで追い込む場面を作ったとあって、「タケちゃん、今日はThe37KAMIINAじゃない。私が勝ったでしょ。9月26日、後楽園、KO-D無差別級もタケシタ・オンリー。The37KAMIINAじゃない。私、もう1度勝つよ」と日本語で通告。バックステージでも「タケシタはグラウンド卍固め、エスケープできなかった。イメージではチョップ、グラウンド卍は無理だった。でも大丈夫。今日で自信がついた。後楽園が楽しみ」と王座戦に向けて手応えを得たようだった。

 一方、竹下は「中村がパートナーで、あの2人に勝てたら僕の勢いは本物だと思うし。中村にとってもチャンスだと思うので。いろいろ作戦も練って行ったんですけど。そう簡単に崩せる相手でもなく。クリスから腕攻めも食って、むしろ相手に収穫を与えてしまう一日でしたね」と冷静に分析。前哨戦は9・23札幌大会のみとなり、「次、札幌(サッポロ・イーワン・スタジアム)の2日目(23日)、クリスと最後の前哨戦があるので。次の竹下vsクリス、凄い試合になるなってところを見せたいと思います」と気持ちを切り替えていた。