東京・後楽園ホール(2021年9月23日)
BJW認定ジュニアヘビー級選手権試合 ○関札皓太vs吉野達彦×

 関札が熱戦となった吉野とのパーティーボーイズ対決を制してBJWジュニア王座初防衛を果たした。

 7・22横浜大会でBJWジュニア王座初戴冠を果たした関札がこの日、初防衛戦を迎えた。挑戦者は吉野。パーティーボーイズ対決で防衛ロードのスタートを切った。

 開始早々、ジュニアらしいスピーディーな展開で幕開け。吉野がショルダータックルで先制すれば、関札もアームホイップで応戦し、低空ドロップキックを顔面に見舞っていく。負けじと吉野もフランケンシュタイナーで場外に吹き飛ばし、トペコンヒーロを発射した。

 ここから吉野ペースで試合が進む。ネックブリーカードロップ、スパインボムで叩きつけると、フェースロックでひねり上げて首に攻撃を集中。関札が反撃に出てもフロントネックロックで捕らえ、そのままバタフライロックに移行して執ように絞め上げる。耐える関札にファルコンアローで追い討ちをかけた。

 関札も王者の意地。時間差ロープワークで翻ろうしてのダイアモンドカッターで反撃ののろしを上げた。セカンドロープに乗せてのバッククラッカー、トペコンヒーロで一気に挽回。だが、コーナー上からの場外ダイブ攻撃は吉野が察知し、雪崩式一回転ジャーマンの荒技で叩き落とした。

 すかさず吉野がみちのくドライバー、ランニングニーで追い討ち。アスリートジャーマンで勝負に出たが、関札は3カウントを許さない。スワントーンボムを両ヒザで迎撃すると、変型パワースラム、変型バッククラッカーで追い討ち。フロッグスプラッシュは吉野がエプロンに退避しても、関札は構わず発射。ロープ越しの飛びつきDDTで追い討ちをかけると、フロッグスプラッシュを放って3カウントを奪った。

 関札がパーティーボーイズ対決を制し、BJWジュニア王座初防衛を飾った。試合後、吉野と拳を合わせて再戦を誓い合った関札は「タッグパートナーを組み始めた時から、自分が王者になった時の防衛戦は吉野選手だってずっと決まってました」との思いもあって喜びを爆発させた。

 「吉野さんが思ってるより吉野さんは強い。何か自信喪失しちゃってるみたいですけど、僕はそんなことないと思いますよ。今日は俺が強かっただけ」とパートナーを評した関札。次期挑戦者は未定だが、「防衛戦やりたいヤツめちゃめちゃいるんだよ。だから、そいつらと、全員と防衛戦をやって勝って、またしかる時に吉野さんとタイトルマッチがやりたい」と始まったばかりの防衛ロードを描いていた。

【試合後の関札】
▼関札「めちゃくちゃうれしいよ。あの吉野達彦、パーティーボーイズの相方からこのベルト何とか防衛することができました。今日、戦ってみて吉野さん、何か泥水すすってとか言ってましたけど、吉野さんは強いんですよ。強い相方じゃないとタッグチームなんて組んでないでしょう。吉野さんが思ってるより吉野さんは強い。何か自信喪失しちゃってるみたいですけど、僕はそんなことないと思いますよ。今日は俺が強かっただけだと思ってます。まぁ、次やっても絶対俺、負けないですけどね。それだけは言えるんですけど。今日、前哨戦もない中で久しぶりに戦って、何かパーティーボーイズの明るい未来もちょっと見えてきたかなって思います。自分自身、チャンピオンになってから戦ってくる相手、みんないい選手ばかりじゃねぇかと思って。防衛戦やりたいヤツめちゃめちゃいるんだよ。だから、そいつらと全員と防衛戦をやって勝って、またしかる時に吉野さんとタイトルマッチがやりたいです。だからやりてぇヤツいっぱいいるんだよ。このベルトに興味ねぇとか言ってるヤツいるみてぇだけど、そんなヤツ絶対挑戦させねぇからな。俺がチャンピオンだ。俺が、俺の道でこのベルト防衛していくから」

――初防衛戦でパーティーボーイズ対決できたのは大きい?

▼関札「そうですね。吉野さんが前回チャンピオンだった時も自分が初防衛戦として挑戦して。タッグパートナーを組み始めた時から、自分が王者になった時の防衛戦は吉野選手だってずっと決まってました」

――タッグとしての強さも増した?

▼関札「数年前は完全に俺は吉野選手の金魚のフンとか、そんなレベルでしかなかったと思いますけど、地方でも徐々に徐々に積み上げてって、今はやっと同レベル。今日は防衛できたんで、俺がこの位置にいるんですけど、お互いこのまま高みを目指していければいいかなって思ってます」


【吉野の話】「完敗でした。吉野達彦36歳の今あるすべてを出して、関札皓太に横綱相撲で負けました。完全に横綱相撲でした。全部出して全部負けたので僕は言い訳しません。プロレスのいいところは何歳からでも下から這い上がって挑戦することだと思ってます。ジュニアのベルトの価値を上げるという志は関札皓太と一緒です。大日本プロレスのジュニアの歴史を僕は作っていくし、またもう一度イチからやります。ちょっと安心しました。凄いチャンピオンだと思います。凄いチャンピオンでしょう。横綱相撲でしょう。ちょっと安心した。でもね、まだ僕は腐りません。僕は腐りません。泥水すすって今までやってきました。まだすすりますよ」