9・26後楽園大会でクリス・ブルックスを退け、KO-D無差別級王座初防衛を果たした竹下幸之介が一夜明けた27日、東京・千代田区の神田明神内で会見。『D王 GRAND PRIX 2021 II』へ向けて「チャンピオンとしてシングルのリーグ戦に出る以上、絶対負けられない。1敗もできない」と全勝優勝を見据えた。

 ブルックスとのV1戦から一夜明けたこの日、会見に臨んだ竹下は「クリスはベストフレンドの1人で、普段からプロレスの話を交わし合ってる間柄。クリスも英国から覚悟をもって来て、DDTを選んでくれて。それをほかのレスラーより知ってる分、特別な感情がありました」と思い入れを強調し、「チャンピオンとして負けられない以上、後楽園の地で結果を残したいと臨みました。壮絶なハードな試合になりましたけど、どうにかこうして元気にこの場に来れたことを誇りに思います」と振り返った。

 V1戦を突破したことで、11・3大田区大会で開幕するD王GPにKO-D王者として出場することになった。2019年以来2度目の優勝を狙う竹下はHARASHIMA、樋口和貞、クリス・ブルックス、MAO、岡林裕二とともにBブロックにエントリー。「チャンピオンとしてシングルのリーグ戦に出る以上、気持ちとしては全試合タイトルマッチのつもりで戦いたい」と王者の責任感をむき出しにし、「高い水準でプロレスしたいと思いますし、ベルトが懸かってるつもりで。絶対負けられない。1敗もできない」と全勝優勝を描いた。

 開幕戦の舞台は11・3大田区大会。ちょうど1年前の同日同会場で秋山とのシングル初対決に敗れ、そこから停滞が長らく続いた。「確かに去年の11・3、忘れもしない。ある意味、僕のプロレスキャリアのなかで、忘れられない一戦だった」と表現した竹下は「あの日からたくさん思い悩んで今の成長につながった部分がある。毎年、11月3日に悔しい思いをしても仕方ないんで。次は笑って大会を締められるようにして。『今年のD王は竹下だ!』って思ってもらえるよう勝ちたいと思います」と白星スタートを誓った。

 その初戦の相手となるのが大日本・岡林だ。「リーグ戦で1戦目は大事。もちろんいいスタートを切りたいし。今DDTのトップ、チャンピオンとして大日本の岡林選手と戦うということで、普通のシングルとは重みが違うなと思います。DDTの代表として岡林選手を迎え撃ちたい」と気を引き締めた竹下。「バーベルを上げる重さは確実に岡林選手が上だと思うんですけど、人をつかんでぶん投げる力、人を殴ってぶった斬る力は僕も負けてない」と力勝負でも譲らない構えで、「岡林選手に限らず。シングルマッチをやるとなって、研究を重ねて挑むタイプで。さすがに11月の試合まではまだ考えてないんですけど、勝つイメージができるというか、負けるイメージは一切沸かないという感じ」と豪語してみせた。

 11・3大田区大会では「竹下vs岡林」のほか、Aブロックの「秋山準vs上野勇希」、「遠藤哲哉vs火野裕士」、Bブロックの「HARASHIMAvs樋口和貞」の公式戦4試合が行われる。