『G1 CLIMAX 31』高知県民体育館(2021年10月8日)
Bブロック公式戦 ○YOSHI-HASHIvsタマ・トンガ×

 YOSHI-HASHIが11年ぶりとなる一騎打ちを制して2勝目。タマは5敗目を喫し、負け越しが決定した。

 YOSHI-HASHIとタマは2010年の『BEST OF THE SUPER Jr.』で対戦。タマが勝利している。それ以来、実に11年ぶりの一騎打ちは、どちらも1勝4敗と負け越し寸前のサバイバルマッチとなった。

 スピードを活かして前に出たYOSHI-HASHIがヘッドハンター、ロープに固定してのドロップキックで先手。得意の逆水平を連打して追い討ちする。ならばとタマもリープフロッグからのダブルチョップでやり返し、ガンスタンにつなげるべく首に集中攻撃を浴びせた。引かないYOSHI-HASHIはここでも逆水平を効果的に繰り出すが、タマはコンプリートショットで鎮圧。YOSHI-HASHIのバンカーバスターをトンガンツイストで切り返して好機を掴んだ。

 タマは今G1用の新兵器である変型デスバレーボム、ダイビングボディプレスでYOSHI-HASHIを追い詰め、ガンスタンで仕留めにかかるが、YOSHI-HASHIはバッククラッカーで撃墜する。先読み合戦から再びガンスタンを狙われても、踏ん張ったYOSHI-HASHIはかち上げ式ラリアット、KUMAGOROSHIと大技ラッシュ。カルマの構えに。

 トンガはガンスタンをカウンターで切り返そうとしたが、ギリギリでこらえたYOSHI-HASHIは投げ捨てドラゴンスープレックスで追撃。トラースキック、かち上げ式ラリアットから、今度こそカルマがさく裂し、タマを仕留めた。

 YOSHI-HASHIが11年越しに雪辱を果たし、2勝目を獲得。一方、タマは5敗目となり、今G1の負け越しが確定した。この日、無敗のオカダとコブがともに勝利したため、YOSHI-HASHIの脱落も決まった。

 「タマ・トンガは俺がデビューしてすぐアメリカから来て、一緒の時ヤングライオンで、朝スクワットやって、受け身メチャクチャとって、寮の掃除して。ずっとあいつと、あんま知らないかもしれないけど、デビューしてからずっとやってきて、そんな相手と11年ぶり、この『G1 CLIMAX』っていう大きな舞台でシングルできるなんて、その時は想像つかなかったよ」とかつて一緒に道場で汗を流したタマとの試合を感慨深げに振り返ったYOSHI-HASHI。「比べものになんないぐらいタマは凄いよ。身体能力なんてもう、とんでもないもの持ってる。あと一つ間違えたら、あいつは一瞬でとてつもない怪物なると、俺はずっと思ってるから。でも俺は、この『G1』のシングル…決勝、もういけないよ。でも1個でも、勝ちを拾いたいし、IWGPタッグ(挑戦)の時、タマに負けてるから、その借りは返せたと思う」とタマを称えつつも、勝利という結果に胸を張った。

 次戦となる10・12仙台大会ではSANADAと対戦する。YOSHI-HASHIは「去年勝ってるから、今年も俺は勝って、もう1個、勝ちを伸ばすから」と2年連続勝利を誓っていた。

【YOSHI-HASHIの話】「誰も覚えてないかもしれないけど、俺とタマ・トンガ、11年前の『BEST OF THE SUPER Jr.』でやってから、それ以来のシングル。11年ぶり。その時に比べたら、立ち位置とかそんなん全然変わってて、俺はもうデビューしたばっかで、初めての『SUPER Jr.』で、タマ・トンガは俺がデビューしてすぐアメリカから来て、一緒の時ヤングライオンで、朝スクワットやって、受け身メチャクチャとって、寮の掃除して。ずっとあいつと、あんま知らないかもしれないけど、デビューしてからずっとやってきて、そんな相手と11年ぶり、この『G1 CLIMAX』っていう大きな舞台でシングルできるなんて、その時は想像つかなかったよ。まあ、比べものになんないぐらいタマは凄いよ。身体能力なんてもう、とんでもないもの持ってる。あと一つ間違えたら、あいつは一瞬でとてつもない怪物なると、俺はずっと思ってるから。でも俺は、この『G1』のシングル…決勝、もういけないよ。でも1個でも、勝ちを拾いたいし、IWGPタッグ(挑戦)の時、タマに負けてるから、その借りは返せたと思う。まだまだこれから。次、(10・12)仙台でSANADA。去年勝ってるから、今年も俺は勝って、もう1個、勝ちを伸ばすから」

【タマの話】「この一敗は悔し過ぎる! でもYOSHI-HASHI、お前は強かったよ。俺がこのリングから離れてる間、あいつはシングルプレーヤーとしてメキメキと強くなった。YOSHI-HASHI、リスペクトしかない。おめでとう、だけどFxxk Youだ。タイチ、次はお前だ! 今日の負けとこの間の負けだけを見て、それが俺の実力のすべてだと思うなよ。俺は、この結果を真剣に受け止めてる。ファンは俺の結果を見て『タッグでは悪くないし、何度もタッグのベルトを巻いてきたけど、やっぱりシングルでは突出したものがない』って言ってるかもしれねえな。そんな風に言われるのは我慢できねえ。タイチ、俺らタッグでは何度も対戦してきたよな? でもシングルでは『アイアンフィンガーフロムヘル争奪ラダーマッチ』のふざけたルールの1回だけだ。だけど今回は、正真正銘、1対1の真っ向勝負だ。思いっきりぶっ飛ばしてやるから、覚悟しとけ。お前をぶちのめしてワン・ツー・スリーだ。お前から3カウントを獲ってやる」