『THE GATE OF EVOLUTION 2021』東京・後楽園ホール(2021年11月5日)
○Ben-K&ドラゴン・キッドvsYAMATO&Kagetora×

 Ben-Kの「貴様」呼ばわりに苛立ちをあらわにしたYAMATOが、ドリームゲート王座戦に向けて、「お前を完膚なきまでに叩き潰して、群れの中で誰がボスなのかハッキリさせる」と通告した。

 ドリームゲート王者・YAMATOは11・3大阪大会でハルクを破り、2度目の防衛に成功。試合後、バックステージでHIGH-ENDの同門・Ben-Kが挑戦に名乗りを挙げ、11・27仙台大会での防衛戦が決定した。その前哨戦としてHIGH-END対決が実現。YAMATOはKagetoraと、Ben-Kはキッドと組んで激突した。

 試合に先立ち、HIGH-END所属の奥田啓介が欠場のあいさつ。「先日の鹿児島大会にて腕を負傷してしまい、皆様にご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪すると、「今月の11月28日、RIZINの参戦が発表されました。必ずこの試合で勝って、プロレスの強さ、DRAGONGATEの強さを証明してきたい思います。そして12月、勝ってこのリングに戻ってきたいと思います」と『RIZIN TRIGGER 1st』神戸ワールド記念ホール大会でのグラント・ボグダノフ戦に向けて意気込む。そして、「また、仙台ではYAMATOさんと兄弟によるHIGH-ENDの最高級の戦いが見られると思います。皆さん期待しててください」とYAMATOとBen-Kを激励した。

 序盤からYAMATOとBen-Kは緊張感あふれるグラウンド戦で火花。熱の入ったポジション争いを繰り広げる。その後、YAMATO組がキッドに集中攻撃を浴びせるが、Ben-Kが登場するとショルダータックルを連発して逆転。YAMATOを何度も打ち倒した。相手2人を軽々とフロントスープレックスで引っこ抜くと、YAMATOには串刺しスピアーを一閃。YAMATOはたまらずうめき声を上げる。キッドの雪崩式フランケン、Ben-Kのミサイルキックも連続して決まり、ドリームゲート王者を追い詰めた。

 しかし、YAMATOも意地。Kagetoraの援護を受けて、キッドに照準を合わせると、サンドイッチ延髄斬りからYAMATOの垂直落下式ブレーンバスター、Kagetoraのダイビングエルボードロップも立て続けに火を吹く。Ben-Kが急行すると、YAMATOとエルボー合戦を展開。Ben-Kが頭突き、YAMATOが延髄斬りまで放って競り合った。しかし、Ben-KはぶちかましでYAMATOを場外に吹き飛ばすことに成功。Kagetoraのビンタ直撃を受けながらも、スピアーを突き刺したBen-Kは、再度のスピアーでダメ押しし、前哨戦を制した。

 快勝したBen-Kはマイクを持つと、「おい、この試合、勝ったのは次期ドリームゲートチャンピオンのBen-Kじゃ!」とYAMATOの眼前で豪語。「おい、YAMATOさん…いや、YAMATO…いや、テメェ…いや、貴様」と敬語から徐々に挑発的な呼び方に変えていくと、「貴様がチャンピオンでいられるのも時間の問題だな」と挑発した。

 これに「おい、Ben-K。口の利き方には気をつけろ」と苛立ちをあらわにしたYAMATOは、「お前がどういうつもりで挑戦者に名乗り出たのか俺にはわからないが、9月この後楽園で行われた次期挑戦者決定4WAY、俺は密かにBen-K、お前が勝ち上がってくることを期待していた。なぜか? お前には同じ大田区体育館で2年前、失神KOされた苦い思い出がある」と屈辱的な思い出を明かした。そのうえで、「俺たちは同じチームだ。HIGH-ENDだ。だがな、HIGH-ENDに…いや、このリングに馴れ合いはいらない」と仲間意識を完璧に取り払うと、「11月27日、仙台サンプラザではお前を完膚なきまでに叩き潰して、群れの中で誰がボスなのかハッキリさせる」と言い放った。

 闘志むき出しでベルトを挟んでにらみ合うと、2人は胸を突き合って乱闘寸前に。Kagetoraが割って入って事なきを得たが、両者の気持ちは爆発寸前だ。

【Ben-Kの話】「おい、YAMATO。てめぇの時代は終わりだ。てめぇがなドリームゲートチャンピオンでいられるのも時間の問題だ。この俺が再びDRAGONGATEの天下獲ってやる」