『TATSUMI FUJINAMI 50th ANNIVERSARY THE NEVER GIVE UP TOUR PHASE-1 IN TOKYO』東京・後楽園ホール(2021年11月9日)
藤波辰爾デビュー50周年記念試合 PART2 ○小島聡&藤波辰爾&天山広吉vsグレート・ムタ&白使&KAZMA SAKAMOTO×

 ムタが白使と初タッグを結成。50周年記念試合となった藤波に毒霧を噴射するなど傍若無人に暴れたが、同士討ちが引き金となって試合放棄した。

 藤波50周年記念大会となったこの日、武藤敬司の化身・ムタがドラディション初参戦。白使&KAZMAとのトリオで藤波&天山&小島と対戦した。白使とは96年4月29日、新日本・東京ドーム大会で一騎打ちを行い、名勝負を残しているが、タッグ結成はこれが初となった。

 藤波とは91年9月23日、新日本・横浜アリーナ大会でシングル対決。ビール瓶攻撃からのムーンサルトプレスで勝利している。その日、結婚前の久恵夫人の両親を招待したものの、あまりの極悪ファイトぶりに両親を激怒させた逸話も残している。

 この日もムタは傍若無人。序盤に藤波と対峙しながら場外に出てスカし、かと思えば毒霧を噴射し、早くも藤波の顔面を緑色に染めた。その後も場外で藤波の首を絞めてやりたい放題。一方でかつて全日本で三冠王座を争ったこともある小島を相手にフラッシングエルボーからのSTFで捕らえたりと正攻法もみせ、場外戦では凶器攻撃でいたぶった。

 その後もムタは小島に串刺しシャイニングウィザードを決めたり、藤波とドラゴンスクリューを決め合ったりと存在感を発揮。小島にシャイニングウィザードをさく裂させたが、KAZMAのラリアットが同士討ちになると、ムタは怒りの毒霧を噴射。そのままリングを降りて試合放棄してしまう。リング上では藤波のドラゴンスクリュー、小島のラリアットを立て続けに食らってKAZMAが沈み、ムタは見殺しにする形となった。