『2021世界最強タッグ決定リーグ戦』神奈川・保土ヶ谷公会堂(横浜市)(2021年11月17日)
Aブロック公式戦 ○アブドーラ・小林&ドリュー・パーカーvs斉藤ジュン&斉藤レイ×

 小林&パーカーのブラディ・エクスプレスが斉藤兄弟を破って開幕2連勝。ブロック突破に王手をかけた。試合後、三冠王者・ジェイクから襲撃された小林は「王道クソ食らえ!」と怒りを爆発させた。

 小林&パーカーは11・13後楽園大会でジェイク&北斗を破って白星スタート。大日本のお膝元である横浜の地で2戦目を迎えた。相手はジュン&レイの斉藤兄弟。アメリカへの無期限海外武者修行が決まっている二人だが、小林軍団の敵ではなかった。

 小林は自ら挑んだ相撲勝負で劣勢となったものの、パーカーがイス攻撃で援護射撃して逆転。斎藤兄弟の同士討ちを誘った小林は弟・レイを相手に頭突き合戦を展開し、バカチンガーエルボーで攻め込んだ。ジュンがカットに入ってもパーカーがトペコンヒーロで場外に分断。すかさず小林はレイの脳天にイスを振り下ろすと、ダイビングバカチンガーエルボードロップを投下して3カウントを奪った。

 小林軍団が開幕2連勝。12・5後楽園大会での決勝トーナメント進出に王手をかけた。残る公式戦は11・23大阪大会の諏訪魔&芦野戦のみ。勝てば文句なしの3戦全勝でAブロック突破が決まる。試合後のリング上で「この機に全日本プロレスの歴史をよく改めてみるように。知ってるか? 世界最強タッグの歴史。世界最強タッグの前にはオープンタッグというのがあったんだよ」と説いた小林は「その時の決勝知ってるか? あのザ・ファンクスvsシーク&ブッチャー。(パーカーに向かって)ユー・ルック・ライク・シーク、アイ・ルック・ブッチャー。令和の時代のシーク&ブッチャーは俺たちです」と言い切った。

 ザ・シーク&アブドーラ・ザ・ブッチャー組はこの時、優勝を逃している。それはともかく、その直後に小林軍団を災難が襲った。小林が締めようとしていたその時、ジェイクと北斗が現れて襲撃したのだ。二人は開幕戦で小林軍団に敗れている。北斗はパーカーを暴行し、ジェイクはフロントハイキックで小林を場外に蹴落とすと、リング中央で天を指さした。

 これには小林も「これが王道のやり方か!? やるだけやって帰るのか? 王道は。王道なんかクソ食らえだぞ!」と怒り心頭に発した。「俺たちにはな! 俺たちにはな! 俺たちにはな! 大日魂があるんだよ! 大日魂! 大日魂! 大日魂! 大日魂はな、多少のことで引き下がらないぞ。何回でもやってやる!」と大仁田厚ばりに吠えまくると、手話も交えた「愛してまーす!」の叫びで締めた。

 「大日本プロレスナメてんのか? ボス、グレート小鹿だぞ。さっき最強タッグの歴史って言ったけど、グレート小鹿の歴史もよく見るように。とんでもねぇぞ、あいつは。その血を引き継いでんだ、その血を。ただで済まさねぇぞ」。そうジェイクへの報復を誓った小林は「三冠王者がこの底辺の底辺狙って面白ぇか? 言っちゃ悪いけど、底辺の底辺が2連勝だぞ。これは各リーグ4チームか。もう2勝してんだぞ。単独トップだぞ。その単独トップ様に何やってんだ?」と怒りをぶちまけた。一方でリーグ戦無敗とあって「もうマジック1状態か。勝てばいいのか。最悪引き分けでもいいのか。もうそういう星勘定していい時期だな」と決勝トーナメントを視界に入れていた。

【試合後の小林】
▼小林「ジェイクだよな? ジェイク・リーだよな? あともう一人は? 大森…隆男じゃない方だな。ちっちゃい方の大森だな。俺ら勝ったよな? 何しに来たんだ? あいつら。仮にも三冠王者だぞ、あいつは。三冠王者がこの底辺の底辺狙って面白ぇか? 言っちゃ悪いけど、底辺の底辺が2連勝だぞ。これは各リーグ4チームか。もう2勝してんだぞ。単独トップだぞ。その単独トップ様に何やってんだ? あいつら。チンピラか? この団体のチャンピオンはチンピラか? チンピラ勝負になったら負けねぇぞこのヤロー。大日本プロレスナメてんのか? ボス、グレート小鹿だぞ。さっき最強タッグの歴史って言ったけど、グレート小鹿の歴史もよく見るように。とんでもねぇぞ、あいつは。その血を引き継いでんだ、その血を。ただで済まさねぇぞ。ナメたらどうなるかって、この間も言ったよな。ナメたらどうなるかわかってるかって話だよ。勝ちは勝ちだろ。正々堂々と、誰がどう見ても胸を貸したうえで勝ってるぞ。この勝利に文句あるヤツいるか? あの三冠王者か。ちょっと出血大サービスしすぎたな。あんまり今日はしゃべれねぇよ。何か質問あるか?」

――これで残り諏訪魔&芦野戦。勝てば文句なしで決勝トーナメント進出が決まるが?

▼小林「もうマジック1状態か。勝てばいいのか。最悪引き分けでもいいのか。もうそういう星勘定していい時期だな。あいつら何戦してるんだ? 諏訪魔たちは」

――まだ1戦もしていないが?

▼小林「そういうやり方が気に食わねぇんだよ! 何でそんな諏訪魔有利なんだよ? 俺らの様子見たうえで諏訪魔じゃねぇかよ。そういうの全てひっくり返すから。言っただろ。へこたれない、あきらめないのが大日魂だからな。とりあえず俺らの様子見ただけだろ。それが王道のやり方なのか? 王道はそんなせこいのか? 受けて受けて…何かの本で読んだぞ。攻めの新日本、受けの全日本って。全然受けてねぇじゃねぇかよ。俺たちに突っ走らせてるだけじゃねぇかよ。受けもしねぇぞ。ただそこにいるだけじゃねぇか、諏訪魔に関しては。まだ1試合もしてねぇんだろ。様子見で大阪で俺らと当たろうというのか。それが王道の…やっぱね、先週も言ったけど、この団体の歴史をちゃんと見たら、血の歴史だな。ブラッドヒストリー復活って言ったっけ? 戦いである以上、痛みが伝わる以上、血は必然でしょ。今日、俺、武器使ったか? そう、俺はちゃんとプロレスを守りたいんだよ。レフェリーには絶対みられてないはずだから。この傷も武器でできた傷じゃないぞ。俺のこの汗の管が太いから赤い血が出る。カバみたいなもんだよ。まぁ俺なりのブラッドヒストリー、全日本プロレス、王道で体現してやるから。いろいろせこいな、この会社は。取り組みもせこいよ。あいつら1試合もしてないとは思わなかった」

【ジェイクの話】「(北斗がパーカーを暴行し、小林もろとも控室へ連行すると)くだらねぇ。今は何も語る気はないぞ」